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16/8/1

やはり、鳥越さんは大敗した。

Image by Olia Gozha

   2週間以上前に「鳥越さんは大敗する」という記事を投稿させてもらった。そのとおりになった。何年も前から書かせてもらっているように、日本で社会主義を信じる人は2割もいればいい方。そんな支持層では、勝てるはずがない。

  三重県の教師が100%左翼支持「日教組」の教師なんて、異常事態なのだ。民進党や社民党の支持がある候補者が当選することができるのは、自民党がよほど悪事を働いたときだけだ。

  冷静かつ客観的に歴史と社会のありようを眺めることができる人は、社会主義のボスだったソ連が崩壊したのを見て納得できるはずだ。「社会主義は人々のためにならない」と。現在、社会主義をとる北朝鮮や中国がユートピアだろうか。

  受験の場にいると、現実は激しい競争であり、大学や高校には偏差値で並べられたランクがあり、就職するときに提出する履歴書には学歴欄がある。明らかに、学歴重視なのだ。

「小池」の画像検索結果

  ところが、一部教師は(三重県では100%の教師が)社会主義の授業を行おうとする。つまり、偏差値追放、業者テスト廃止、順位づけはしない。「班」を組ませて連帯責任などというのは時代錯誤であろう。

  私は、アメリカの中学校で指導させてもらったが、クラブ活動など存在しなかった。強制的にクラブ活動と似た制度を実施している国は多くないはずだ。どうして、何もかも「強制」なのだろう。

  自由のないところに、進歩も発展もないことは人類の共通認識ではないのだろうか。だから、基本的人権で、「自由権」が保証されている。受験で合格をつかむのは、教師のひいたレールを走るイエスマンではない。

  たとえば、京都大学の英語は、ほとんど全て「和訳」「英作文」だけだ。だから、発音、アクセント、並び替え、穴埋めといった問題は練習する価値がない。学校が、そういう練習ばかりさせるのなら内職するか、自分勝手に勉強するしかない。

  実際、私の塾生たちは、そうしている。

「あの先生、自分で受けたら、絶対に京大を落ちる」

  と、言っている。

  これは、生徒たちの声だけでなく、教師自身からも同じ声があがっている。

「増田寛也」の画像検索結果

「部活がブラックすぎて倒れそう… 教師に部活の顧問をする・しないの選択権を下さい!」。こんな教師たちの「叫び」への賛同を募る署名運動が昨年暮れからインターネットで展開され、3カ月足らずで2万人以上の署名を集めた。署名は3月初旬、文部科学大臣に提出され、文科省も対策に動き始めた。「ブラック部活顧問」とは何だろう。ネット発の異議申し立ての実相を探るため、各地で教員らの声を聞いた。
(Yahoo!ニュース編集部)


  生徒も、教師も、保護者も、自由を求める人がたくさんいるのに、三重県では、そういう声は一切無視。老害の教育委員会や市長が動かない。その犠牲者は、多数にのぼる。

  三重県の通塾率は全国7位だ。神奈川、東京、大阪といった都市圏が上位にくるのだが、どうして三重県のような田舎の県が7位なのか。それだけ、学校が信用されていない証拠だ。

  今回の都知事選も、与党自民党は小池氏より増田氏が勝てると思ったらしい。野党民進党も古賀氏や宇都宮氏より鳥越氏が勝てると思ったらしい。まるで、民意が読めていない。

  教育委員会や市長が、生徒や教師や保護者の気持ちが読めないのと同じだ。

「鳥越」の画像検索結果



 どうして、2割の人の暴走で、8割の人が迷惑を受け続けなければならないのだろう。

  このままでは、日本の生徒の学力低下はいくところまでいってしまう。歯止めをかけることは、絶対に必要だ。競争原理がないとダメなのに、いつまでも「ゆとり」の教師たちは追放しないといけない。

  夏休みが明けると、「三者面談」で志望校を決めなければならない。なのに、この地区では、この期に及んでも教師は

「競争をあおるから、校内順位は教えられません」

  状態なのだ。

  生徒の叫びが聞こえていないのだろうか。 

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