top of page

16/7/23

親が子供に干渉して何が悪い

Image by Olia Gozha

「子離れしてください」

「子供の意思を尊重してください」

なにやらこういった言葉に絶対的な正義があるかのような風潮があるが、本来、親は子供に構ってお節介を焼き、子どもがいくつになっても母親から見れば子供であるはずだ。
それを過保護といえば過保護かもしれないが。。。。。。

子どもの意思を尊重できる部分は実は非常に限られている。
躾の部分で親は子供の意思を優先していいのだろうか
マナーの部分で親は子供の意思を優先していいのだろうか
善悪の区別の部分で親は子供の意思を優先していいのだろうか

将来の進路ひとつでも、親が子どもの意思を100%尊重するのは難しい。
子育てをしたこともないような若い教員が、保護者に対して「子どもの意思を・・・」などと型通りの発言をしているのを聞くと、この教員はなにも分かってないなあとしみじみ思う。

それは親には子に対する決定的な愛情がある。
それは教員が生徒に持つものとは比較にならないほど、けた違いに深く大きい。
極論を言えば、親は子のために死ねるのである。

昨今は、大学入試に親が一緒に行く場合だってだってある。
確かに、18歳にもなってとも一般論としては思うが、ついていく親だってそんなことは百も承知している。
承知の上でついていくのだ。
その愛情の表現は様々であり、比較的放任も愛情であり、過保護だって愛情である。

その結果のわずかなレアケースをあげて、子どもの意思を尊重しすぎるような風潮が強過ぎるような気がしてならない。

仮に昔と比較しても、昔の方がよっぽど躾などに厳しかった。子供の意思などはなかった。
すでにとっくの昔に、子どもの意思は以前よりずっと尊重されている。

むしろ、これから必要なのは、親がしっかりと信念を持って子どもの教育、躾に責任をもって十分に「干渉」することである。
学習は学校に任せても良い(それすら学習を学校などに任せられない気持ちもよくわかる)。

しかし、それ以外は自信をもって親の意思で子育てをしていただきたいものだ。
いうまでもないことだが、育児放棄や、親自体にマターが欠けているといったことは論外であるのはいうまでもない。



筆者のHPです http://www.nagasaka

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page