皆様、こんにちは。
突然ですが、私は衝撃を受けました。
8月1日に、友人とハリー・ポッター最終章を
観に行ったのですが、気が付けば、
ハリー・ポッター・シリーズが本として
この世に登場し、早13年の月日が経ちました。
私事では御座いますが、
私とこの物語の勇敢な主人公ハリー・ポッター
とは、1989/7/31生まれという、全く同じ
日に生まれます。
これは、ハリー・ポッターの作者
J.K.Rowlingの誕生日であり、
つまり「ハリー・ポッター」とは
彼女の自身のヒーローなのです。
私はこんな素晴らしい作家の方と
同じ日に生を受けたことを誇りに思って
いると同時に、母にとても感謝しています。
最終章。
改めて、素晴らしい作品だと実感しました。
嗚咽する程の私の号泣ぶりに、
友達もびっくりでしたが笑
1話を観た頃はまだ12歳で
本を読み始めたのは小学校の頃でした。
映画では、あれから10年。
物語の中だけでなく、
私自身を振り返りました。
ちょうど10年後の今現在が、
ちょうど人生のまた一つ、
大きな分岐点に差し掛かっている事も有り、
感慨深いものが込み上げてきます。
私はハリーの様に、立派に成長できただろうか?
何か、成し遂げる事が出来ただろうか?
そうそう。
13歳、中学1年生の夏休みの最後の日に
一通の大きな封筒が届いた事を今でも
覚えています。
英語で書かれた住所に
裏面を見ると、送り主の名前はなし。
一体。。。
その大きな封筒をあけるとそこには、
大きなポートレートが一枚。
そして羊皮紙の様な紙、一枚。
が、クリップで留められていました。
その紙をめくると、
ハリー・ポッター(ダニエル・ラドクリフ)
の笑顔の写真に、小さくマジックで書かれた
サインが下部にありました。
手紙には
'Thank you for your birthday letter!'
が文頭に。
ダニエルの誕生日は7月23日。
当時SCREENでは、出演者の皆に
バースデー・カードを送ろう!という
企画が掲載されており、
まだ英語も習い始めの私でしたが、
一生懸命、辞書を使い手紙を書きました。
返事は来ないだろう。
ダニエル君は大忙しなのだから。
フクロウ便じゃなくても届くかな?
こんな事を当時考えながら、
母と郵便局に手紙を出した事を
昨日の事のように覚えています。
夏休みの最後の最後の日、
明日からまた中学が始まるなあ
と憂鬱に一階に降りると、そこに
あったのです。
あの時の嬉しさといったら
なかったです。この喜びを誰かと
シェアしたくて、夕方、塾に持って行って
先生に自慢した事を覚えています。
先生は「どれどれ」と
手紙を翻訳して読んでくれました。
正に、夏休み最後の
そして最高のプレゼントでした。
その手紙を、9年ぶりに
実家の本棚の中から見つけ出し、
9年ぶりに読んでみる事にしました。
こんな事が書いてあったのか!
当時は辞書なしでは読めなかった文章が
読めるようになったという事が、
少しは私も「良い年」を取ったなと
実感した瞬間であります。
さて、
私がハリー・ポッターという
物語が好きな理由は、
多々御座いますが、
やはり一番は、
「恐れず、立ち向かい戦う事」
を教えてくれるからでしょう。
そして今出来る事、
今やらなければいけない事に
前向きになる姿勢を物語を通して
我々に問うているのです。
なので、正に日本という国は
今危機に苛まれていて、
私個人としては、大きな分岐点に
差し掛かっている。
そして同じ日に生まれた
ハリーは、自身の戦うべき敵に
立ち向かい、愛するものを守ろうとしている。
物語とはいえ、自分のやってきた事、
今の自分は、彼に顔向けできないなと
恥ると同時に、私も
「やることを、やらねば。」
と、触発された気がしました。
高校時代に1年次の校長が掲げた、
「克己」という言葉が大好きで、
中学時代から、「己に勝つ」
ことを第一の目標に掲げていました。
まだ、最終章を観ていない方には
若干ネタバレになってしまうので
当回しに言いますが、
「敵は自分自身の中にいる」
というのは、正にこの事では
ないでしょうか。
なので、
自分に嘘をつかず、信じ、
奮い立たせて下さい。
そうすれば、
きっと答えは見つかるはずです。
悩み、考える事は
人間に齎された
最高のプレゼントだと
どこかの哲学者が言っていた
様な気がします。
この数が月、本当にいろんな事が
起きました。出会い別れ、生と死。
人が立ち向かわなければいけない事は
無限にあります。そう、その可能性と
同じ分だけ。
でも一つだけ言える事は、
生まれて22年目を沢山の
大好きな仲間、家族に
祝えてもらった事を
とても喜ばしく思います。
皆を、誇りに思います。
どうもありがとう。
これからも、同じ時間を
皆と共有してゆきたい。
そう心から願っております。
Love you all so much
xXx
NANAKO!


