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13/5/2

僕が骨髄提供した時の話 〜いざ、採取!!〜

Image by Olia Gozha


[ いざ、採取!! ]


いよいよ、丁字帯 (ふんどし) と、手術衣を身にまとい、いざ手術室へ!!


大病院の手術室の待合部屋らしく、マジで手術しなきゃな人々のたくさんのベッドの中、なんだか場違いな感じを受けつつ、手術用のベッドに移動。


手術室に入ってすぐ、

執刀医「じゃあ、眠くなる薬を点滴に入れますね~~」

入れ始めてわずか5秒後には胸のあたりから ブワーっと変な感触が全身に伝わり、段々まぶたが重~くなりました。


看護婦さん「目をつむってますが、まだ起きてますか?」

「・・・あ・・・は・はい・・・いちおう、おきてます・・・」


・・・


看護婦さん「まだ起きてます?」

「・・・」

執刀医「じゃあ、始めましょう。 (ライト点灯!!)」


全部分かってるんです!!

耳だけは機能してるんです。

起きてることを示そうと、手や足を動かそうとしても、全く動かない。口もまぶたも全く機能せず!!

やばい!!何とか伝えなきゃ~~~~。


って思ってたら、いきなり、

看護婦さん「はしもとさ~~ん!!」

「はい?」

看護婦さん「終わりましたよ~~」

「え?時間どのくらい経ったんですか?」

看護婦さん「1時間くらいですね~~」

「手術始まったときまだ起きてたんですけど・・・」

看護婦さん「そういう方もたまにいますよ。今も、睡眠ガスのマスクをとって呼びかけた瞬間に起きられたんで、若い証拠ですね (笑)」

「そんなに起きるの早かったんですか・・・」

看護婦さん「身体痛くないですか??」


腰が痛いのかと思ったら、特に痛くなく、なぜかものすごい尿意が・・・。

頭もボーっとする。


「おしっこ行きたいんですけど・・・」

看護婦さん「いま、尿道に管が入ってるんで、そのまましても大丈夫ですよ。多分、尿意じゃなくて、管が入ってる違和感でそう感じてるだけですよ~~」



そのまま、病室に戻ったけど、麻酔の影響でとにかくボーっとします。

ふと時計を見ると眠っていたらしく、いつの間にか1時間くらい経ってたり。

でも、尿意のような違和感だけはず~っと消えません・・・。


やっと、安静解除になり、看護婦さんが管をはずしてくれるんですが、めちゃくちゃ痛い!!!

看護婦さんにも、

看護婦さん「特に、男性ははずすときが一番痛いみたいですね~~」

と言われたけど、とにかく半端じゃない痛さ!!!

マジ身悶えます。


起き上がって、腰の痛みがあるか確認したら、

筋肉痛のような感じ。人にもよるみたいですが、僕の場合はそんなもん。

本当に痛かったのは管抜くときだけでした。

続き
https://storys.jp/story/2317


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