2016/06/29時点での情報です。
この記事は備忘録として書いていますので、ご自身の判断で検討してください。

旅券編
調べ方
- スカイスキャナー(http://www.skyscanner.jp)で調べる
1. 往復券を探します。片道旅券は行きの窓口で止められる事があるそうなので、上級者の方向けとの事です。
2. 中国あるあるで、現地でスケジュールが変わることが高確率で発生しますので、仕事きっちりやるか、帰りの旅券捨てる覚悟でいくといいと思います。
3. 高すぎる(7万超えの)場合、香港へ出るまでの時間等も考えて広州白雲空港からホーチミン、ハノイ等で1回トランジットする事も視野にいれるといいかも
- 往復3万円切ってたら安い方
- 香港に22時以降に到着する便は大体安いですが、香港空港で泊まるのは結構しんどいです。
- 香港内でホテル泊まろうとすると15000円とかするので、泊まろうとは思わない方が良いです
- 飛行機で寝られる人は日本深夜発の方が楽かも。もしくプライオリティパスを別途入手する
- 日本から海外に脱出する場合 は、日系LCC(Vanilla/Jetster/AirAsia等)のほうが高くなる場合があるので、下記要チェックです(行きは海外メインのHK expressとかを使うといいです)
- 日本に戻ってくる場合は、基本荷物サイズの検査はザルなのでLCCの手荷物でなんとかなる場合は荷物付きプランは買わないで大丈夫かと思いますが、ご自身でご判断ください。
- 海外から戻る場合に重さが制限超えた場合はパソコンや重い物を取り出すと通過できます。
vanilla air
- 手荷物持ち込みのサイズ、重量制限があるので注意してください。
- 持ち込み可能サイズは56㎝×36㎝×23㎝以内
- 重量は10kgまで
- 3泊以上の場合、10kg位すぐいくので、コミコミプラン(+4,000円)とかで検討してください
- 持ち込みサイズオーバーすると、4,000円が別途荷物預け入れ費用が発生します。
Jetster
- 手荷物持ち込みのサイズ、重量制限があるので注意してください。
- 手荷物持ち込みサイズはH56cm/W36cm/D23cm以内
- 手荷物、預け入れ合計重量は7kgまで
- ほぼ間違いなく超えるので、こちらもちゃっかりPlus(+4000円)で比較検討してください。
- 持ち込みサイズor 重量オーバーすると、6,000円が別途荷物預け入れ費用が発生します。
準備編(用意するものチェックリスト)
- パスポート
- 大体発行に1ヶ月かかると思っておくと良いです
- 戸籍抄本/謄本は本籍地からじゃないと取得できないので、早めに動いておくのが吉。
- パソコンとVPN設定(中国には金盾と言われる海外へのデータ通信遮断機器が入っている)
- 日本のデスクトップPCとクライアント端末へSoftEtherのVPN設定しておく
- デスクトップ持ってない方は後述のVPNルーターが一番安くて安定したやり方かと思います
- VPNで通信し過ぎると、ブロックリストに入る時がある。大容量データの送信は極力しない。
- SIMフリー携帯電話
- もし持っていない場合は、秋葉原なり、expansysとかで調達したほうが良いです
- SIMカード
- 深センエリア近くだけなら広東省限定データ通信SIM(amazon)買って、通話はWeChatでやると良いです(リチャージが安いです)
- 成田空港-東京駅の高速バスチケット
- 成田まで片道1000円で行ける高速バスの券です
- 片道約1時間で着くのと、乗り換えないのですごい楽。
- 束で購入出来るので、出張多い方へおすすめ
- クレジットカード
- ホテルの予約、デポジット、旅行保険など持っているとすごく安心
- 会社専用のクレカを持っておくと後で精算する時にとっても楽
- キャッシングが出来ると楽(事前に両替も出来ますが、現金が尽きると移動できなくなる)
- Union Pay(銀聯カード:ギンレンカード)はどこでもだいたい使える
- VISAかMasterしかほぼ使えないと思ったほうが良い
- まれにキャッシング機能がオフになってますので、事前確認したほうが良いです
- 香港空港ATMの大体の場所はこちら参照 http://www.visa-news.jp/cu/pdf/hi.pdf
- HSBC、Bank of Chinaで使えます
- カードを持っておらず、新規発行したければ下記おすすめです
- 年会費 10800円
- プライオリティパス(免税エリアの一部ラウンジに行き放題)
- 楽天カードで航空券を買えば海外旅行障害保険がつく。
- エポスカード
- 年会費無料、カードを所有するだけで無条件に海外旅行障害保険がつく。
- 店頭受け取りで即日発行が可能。審査は混み具合によるが最短30分。
- エポスは紹介コードで500円プレゼントとかあるので、知り合いに聞いてからやるといいです
- 着替え
- 現地は緯度的に沖縄より南ですので、涼しい格好のほうが良いです。
- 寒い時に一枚羽織れる長袖持っておくと楽です。
- 暑さは、梅雨がそのまま夏になった感じです。
- 工場見学の場合、安全靴・作業着は不要です。
- 折りたたみ傘、もしくはレインジャケット
- ミニタオル
- ポケットティッシュ
- 現地のトイレには紙がありません
- ボールペン(パスポートとペアにしておくと良い)
- 下痢止めと風邪薬。新しいものを多めに、正露丸と葛根湯。
- 充電器と全タイプ対応の変換プラグ
- 現地の電圧は240Vです。変圧が不要な機器かどうか事前に確認してください。
- 電源差込プラグ形状は香港、中国ではタイプA(いつもの、見慣れた)が使えます。
- ホテルによっては差込口が緩くなっていてタイプAだとすぐに外れる場合があります
- 電源タップ
- シャンプー、リンス、ファブリーズ的な匂い消し
- 機内持込の場合、液体は100ml以下の容器に詰め替えたもので、透明バッグに入った合計1L以下しか飛行機に載せられません
- 詰め替え容器は無印がいろいろ売ってるのでおすすめです
- 手荷物は制限入りませんが、ジッパー付きの袋に入れて密封する方が良いでしょう
- よく引っかかるのがヘアスプレーとライターです
- 飲料水等は手荷物検査の時に捨てさせられるので、イミグレ終わった後に買うのが良いでしょう
- 詳しくはこちら(http://www.haneda-airport.jp/inter/dept/security.html)
- ちなみにファブリーズ的な物は匂いがきついお部屋に吹き付けると効果を実感できます
- LANケーブルと小型Wi-Fi(ホテルに有線LANがある場合、ホテルのWi-Fiより早い場合があります)
- 飛行機内での暇つぶし(本、kindle、タブレット端末等)
- 機内で寝るときに使うエア枕(あれば寝やすい)
- 小薬(あまり荷物持たないタイプ)は、1週間で40Lタイプのスーツケースとパソコンとか入れるリュック持って、行き半分、帰りは免税品で埋まってちょうどいいくらいです。帰りは機内持ち込みしてます。 http://www.siffler-store.com/fs/siffler/c/zerogra(Amazon)
- ノギス、ドライバー、精密ドライバー
- 工具類は、預け入れで。手荷物の場合没収されるので、気をつけてください。
あったらいいな
- コンパクトデジカメ
- ウコンのチカラ顆粒
- 目薬
- アイマスク
- マスク
- 栓抜き
- 体温計
アプリ編
- Baidu 翻訳
- 手書きで漢字書いてもらってコミュニケーション取れたりします
- Baidu 地図
- GoogleMapが使えません
- WeChat
- メインの連絡手段がこちらになるので、必ずインストールしておいたほうがよいです。
- 訪問先の担当さんとWeChat交換して、緊急時にヘルプ出来るようにしておいたほうが良いです
- Ctrip
- ホテルの予約、CRHの予約が出来ます。手数料かかるので、クーポンうまく使ってください
- 指差し会話中国
- 一度インストールしたらオフラインでも動く。
- Google 翻訳で中国語をプリインストールしておくと、オフラインでも翻訳可能
- スマホに簡体字キーボードをインストールしておくと、手書き入力できる。
本番編
出発〜香港到着
- 成田の場合は、前述の高速バスチケットを使うのが良いです。
- 成田空港について、チェックインした後、手荷物検査があります。
- 液体物は大体弾かれるので、しっかり確認と準備して持って行ってください。
- その後イミグレ(Immigration、出国検査)がありますが、日本人なのでさっくり出られます。
- イミグレの後、両替が必要であれば事前に両替しておきます。
- 香港ドルは往復の交通費で400HKDあれば十分でしょう
- 中国元はとりあえず700CNYあれば当面は大丈夫だと思います
- 指定のゲートに行って飛行機に乗って飛びます。
- 飛行機の機内でCAさんが希望者に入国カードを配布してくれます。
- その場で入国カード書いておくと、スムーズに入国審査ゲートまで進めます。
- 入国カードの書き方はこちら参考(https://www.jal.co.jp/tabi/info/ed/chn/hk.html)
- 香港に到着したら、深夜便でない限り自動運転の地下鉄が動いています
- 香港空港は巨大で、歩いてると20分とか平気で歩かされます。
- Immigrationの文字を追って端の駅に移動します。
- イミグレゲートの前の所にカードとボールペンがあるので、忘れた方はそこで書けます。
- イミグレはForeignerの列に並んでください。
- イミグレは怪しい雰囲気を出していなければすぐ通過できます。
- 小さいシールを貰えます。なくすと中国越境の時に揉める時があるのでしっかり保管します
- イミグレの後に荷物受取があり、その後税関がありますが、緑のところ(免税)を通過します。
- 晴れて香港入国完了です。
香港から深センまで
日中便の場合
- 基本高速バスが良いと思います。
- 入国ゲート出た後、Terminal 3って書いてあるほうに向かって歩いて、途中Bus terminalって所があるので曲がって、進みます。
- ドア出て左側にチケット売り場、右手に喫煙所があります。
- 羅湖口岸(ローウー:Luohu)、福田口岸(Futian:フーテェン)にアクセスできる上水駅(シェンシュイ)までのバスはA43で、チケット売り場向かって右側です。
- 上水駅からは、電車に乗って羅湖か福田のイミグレまで向かいます。
- 鉄道チケットは券売機があるのでEnglishにした後、どちらか行きたい方の乗車券買ってください。
- 羅湖口岸は羅湖、福田口岸は落馬州(Lok Ma Chau)に行きます。
- イミグレは駅降りた後、Main landって書いた電光掲示板とかあるのでそれ見るといいです。結構みんなそっちに向かうんで、人の流れに逆らわず行けばOK。
- 香港出国カウンターでパスポートと香港入国時にもらったシールを渡して、さくっと出国します。
- 香港出た後に免税店あるので、たばこ買う方はこちらで買うと良いです。
- 人の流れに乗って、渡り廊下を歩きます。
- すぐに中国のイミグレが見えてきます。
- 中国の入国にも入国カードが必要です。ボールペン持ってれば、並びながらかけます。
- 中国の入国カードは何枚か持ち帰ると、次回の出張の時にすごく楽です。
- 中国のイミグレ終わった後、手荷物のX線検査があります。
- 検査は大体1台しか無く、かなり並ぶので割り込みの嵐です。割り込まれないように前と隙間を開けずに進みましょう。
- 検査終わった後、すぐに税関が有りますが、こちらもスルーで緑を通ります。
- これで中国入国完了です。
深夜便の場合
- 深夜便は時間にも寄りますが、スカイリモ、もしくはタクシーでの移動になります。
- ホテルは事前に予約の上、チェックインがかなり遅れることを連絡しておくことをおすすめします。
- 当日は宿泊しようとしてもフロントの人居なかったり、結構いろいろあります。
- タクシー客引きのお兄ちゃんには絶対ついていかないでください。相場の10倍でふっかけられます。客引きの兄ちゃんとは目を合わせない、合っちゃったら魔法の言葉プーヤオです。
- タクシー乗り場は、Terminal3の方向に行った、バスターミナルの逆方向(向かって左)です。
- タクシーは大体450HKDです。
- スカイリモは150HKD、23時くらいまでです。
- 移動先は基本的に24時間開いてる皇崗口岸(ホワンガン:Huang gang)になります。
- タクシーの運転手さんにMain landとかChinaとか皇崗口岸ってスマホの画面を見せるといいです。
- 皇崗口岸に着いたら、そのまま歩いて出国とイミグレに行きます。
- ほとんど人気は無いのと、治安悪い雰囲気が漂ってますが、ささっと進んでください。
- 香港の出国検査終わったら、出たところのあたりに黄色いバスが止まってます。
- RMBでバスの代金払って乗り、皇崗口岸に進みます。
- 皇崗口岸でイミグレ終わったら、外に出て、白タクの客引きおばさまがたをガン無視&払いのけつつ、左側にあるタクシー乗り場に降りて、ホテルまで向かってください。
現地滞在と移動
- 深センは基本移動がメトロとCRHで大移動、細かい移動は最寄り駅からタクシー、というスタイルです。
- 羅湖駅のメトロの所に日本のsuica売り場的な窓口があります。
- 深セン通とオクトパスカードが一緒になった互通行ってのがあります。
- 互通行買えば中国元と香港ドルそれぞれチャージは必要で、かつ事前デポジット0ですが、長い目で見ると便利かも?
- 中国元のチャージは、互通行に対応しているチャージ機しか使えないらしく、羅湖駅にあるメトロのチャージ機だと使えましたので、買った後、すぐ羅湖駅で入れておくといいです。
- タクシーは前座席に座り、行き先をBaidu Mapで見せるか、中国語の住所を見せると勝手にナビに入れてくれます。
- たまにシェアタクシーとかを運ちゃんが勝手にやりだす場合があります。
- メーターは前のダッシュボードにある空車表示灯を前に倒すとメーターがスタートします。
- 倒さない場合は指差して倒すね、って言って倒したほうが良いです。ぼられます。
- 大前提ですが、事前に訪問先へ行く予定と目的をシェアしておいて、訪問先で準備しておいて貰ってください。
- 訪問先が良いところであれば、事前連絡しておくと迎えの車を出してくれる場合があります。
ホテルと滞在費について
- 1週間行ってホテル代込みで大体1日300元くらい使います。1週間で2000元位。
- 1,000元以上は大金なので、長期の場合は2〜3回下ろすのが吉です。
- 現地の相場はジュース1本7元、1食40元とかです。
- 中国では公共交通機関に乗る前にかならずX線検査があると思ってください。急ぎだと結構焦ります
- チャージはChina Unicomだと、http://hk.chinaunicom.com/tp/ からチャージできます。
- ちなみに空の状態で空港から出ると、殆どの場合FreeWi-Fiが飛んでないので、仕方なく日本のSIMでローミングする場合があります。
- 日帰りの出張の場合はSIM買うよりローミングしたほうが安い場合があります
- 食べ物は、鶏肉>豚肉>魚>牛肉 の順でだんだん不味くなっていきます。
- 魚は泥臭いのと、牛肉は生臭いです。スープはその出汁がそのまま出て行く感じで、水がマズイ感じなので、目も当てられなくなります。
- 広東省では食べる前にお皿や箸を一度お茶で洗う習慣がある面倒くさがらずやったほうがいいです。
- 本当にお腹の調子が悪くて、中国料理食べたくない時はマクドナルドとか、ケンタッキー等のグローバルチェーン店があります。
- 火鍋(fire pot)は激辛です。普通の人は体調悪くなる場合があるので、ご注意ください。
帰りについて
行きと逆のルートで帰ります。
基本的には、福田口岸か羅湖口岸経由で帰ることになると思いますが、免税品は香港空港の中で買うほうが安かったりします。
中国のイミグレ通って、香港空港まで大体3時間位の移動時間を目処に帰り始めます。
空港のチェックイン時間もありますので、イミグレ到着してから4.5時間あるとちょうどいいです。
日本円の価値が上がってる今のうちに買い込んでおくと...いいかも...
VPNについて
自宅にデスクトップがない人はBuffaloの格安VPNルータ(Amazon)がおすすめです。
PPTPは遮断されます。IPsec必須です。
固定グローバルIPを別途契約してつなげて使うと幸せになります。
その他情報
- 中国に入ったら、英語は使えないものと思ってください。
- one,two,やbig,smallも通じない。
- SMS海外受信拒否は解除しておくこと。
- フリーwifiの登録でSMSによるパスワード受け取りに使用。
知っておいたほうがいい中国語
- 『数字』 イー、リャン、サン、スー:マージャンと一緒
- 『領収書』 发票(ファーピャオ)
- 『いらない』 不要(ブヤォー)ふよう
- 『ありがとう』謝謝(シェシェ)
他参考:http://tech-blog.cerevo.com/adventcalendar2015/advent10/