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16/6/29

息子の歯の矯正記録 歯胚不全からの矯正 その1

Image by Olia Gozha

うちの子供たちは、生まれつきいろーんなことがありました。


上の子は、それはもう数え切れないくらいあって、近くの子供病院の常連客だったのですが、今回は歯胚不全と言われてから歯科矯正をするにいたるまでの記録を書いていきたい、と思います。


アメリカでは、結構子供のころから歯のクリーニングに年二回行くなど、やはり予防医療がしっかりしています。

そんな中、幼稚園くらいの時に、歯胚不全であることが判明。

左側下あご臼歯のひとつです。後から調べたら、日本人の10人に一人は歯胚不全があるとのことなので、重篤なことではないのですが、当時は焦りました。

まず、歯胚がまったくないわけではなく、乳歯の下に、歯になりたかったけれども歯にはなれない結構大きな塊がある、とのこと。最初の治療としては、なぜかその上の乳歯を抜きました。


その後、6ヶ月ごとのクリーニングごとにレントゲンで進捗状況を確認し、まったく変化がないので年齢が二桁になるころに全身麻酔をして、その歯になれなかった塊を取り出したほうが良い、と言われていました。


えっと・・・ちなみに今上の子、13歳です。年末には14歳になります。とっくの昔に年齢は二桁になっています。


それでも、全身麻酔、というのにものすごく引っかかって、ずっと知らん振りを決め込んでいました。下の子の両側水腎症の時に、何ヶ月も検査を’繰り返し、結果的に手術、と言われ、最終検査の際にいきなり勝手に治っていて、またそのパターンにならないかな、と思っていたところもあるかもしれません。


全般的にうちの子供は他の子よりも何年も歯の成長が遅れている、とのことだったので、じゃ、二桁になってからもしばらく待てばいいでしょ、と無理やり違う解釈をしていたのも否定できません。


そんなこんなでばっくれているうちに、なんと去年の検査で、歯になりたかった塊が、自然と下の骨に吸収されていて、全身麻酔での手術は不要という結論に。やった~。ラッキー!!


そして、2016年6月。ついに矯正することに決定しました。

オプションは二つ。

ひとつは、左右対称になるように、インプラントを入れてから矯正する。

もうひとつは、左右対称にはならないけれど、今開いているスペースをつめるように歯を全体的に動かせば、上下とも抜歯の必要がない。


あまりに貧乏なこともあり、しかも、歯科保険は1000ドルまでしかカバーしてくれず自腹で3000ドル払うので精一杯、と判断し、今あいているスペースをつめるオプションを選びました。


6月23日。

上下の奥歯の間5箇所にスペーサーを入れ、いよいよ治療開始です。

一括払いだと5%安くなるので、クレジットカードでえいや、っと支払い。それを来月なんとかえいやっと一括で返済する予定です。


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