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16/6/21

流産4回・・・そして離婚。いのちとは何かについて考え、看護師になるまで。

Image by Olia Gozha

「おめでとう」医師からそう告げられ、しばらくぼんやりとしていたが、喜びはじわじわとこみ上げてきた。


 29歳、初夏、私は初めての妊娠をした。嬉しくて、全てが輝いてみえ、いとおしく感じた瞬間だった。


しかし、異変はすぐにやってきた。下腹部が重く痛むのである。病院では心配は要らないと言われたが、不安は拭えなかった。安静の指示に従っていたのだが、出血が始まり流産となった。


 どうして私が・・・悲しみがこみ上げてきて泣いてばかりの毎日だった。だが、本当に悲しかったのは暫く経ってからで、街で妊婦さんや赤ちゃんを見ると辛くなり、外出を避けるようになった。


数ヶ月経って、少し元気を取戻したころに、二回目の妊娠。今度こそはという思いもむなしく、また流産してしまった。「二回くらいはよくあることだから」と医師からも励まされ、次は大丈夫・・と前向きに考え過ごしていた。



しかし、三度目も流産・・・


そして、医師から検査を進められた。

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