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16/6/13

神ひろしの0からの出発・第六十九話「声質を変える」6つの要素とその方法

Image by Olia Gozha

 歌やダンスをやった事のない一般人でも、短期間でライブに出しても恥ずかしくないよう、レッスンを昨年暮れからはじめました。

神ひろしの「ダンス&アクト」トータルレッスンです。

 パフォーマーの僕は、もともとインストラクターをやる気はさらさらなかったのですが、僕の所属する海外公演16年の実績のカンパニーEAST(芸術監督 かわらさきけんじ)は解散!

僕が主催の新宿「J28スタジオ]のダンスクラスも全て閉鎖した今、僕自身が指導せざるを得ない状況になったのです。


で、指導する事で気づいたメリットも多々生まれてきました。


つうか、僕の声をハスキーヴォイスと思ってる人が結構多いのを最近知りました。


が、基本、ハスキーヴォイスではなく、劇団四季当時から、言うも恥ずかし、いわゆる美声です。


で、『美しい声でございます。』と言わんばかりのヴェルカント唱法に毎回、鳥肌を立てていました。

で、実は、鳥肌を立てるような発声している大方の人は、とても性格が良く、言われた事を忠実に守る人たちで、声に疑問を持ってないと言う事です。


指導中、質問される事で、芝居でも歌でも、最初は無意識でしたが、作品やレパートリーによって、『声質』も変えている自分自身に気づきました。


 「声質を変える」と言う発想は、

たぶん、歌手と言う前に、僕は俳優だからかもしれません。


なぜならば、「声は感情と一緒に作られるもの」だからです。


そのポイントを見逃す大方の日本のオペラ歌手もどきは、

発声の為の発声になり、「声」そのものを聞かせると言う気色悪い歌い方になります。


「声質を変える事はできない」と言うヴォイストレーナーもいますが、僕は変えられると思っています。

 

 ではどうやって声質を変えるのか?

それには基本6つの要素があります。


ー声質を変える6要素ー


1息の強さ 

2声の高低 

3声帯の閉じ具合

4喉の開き具合

5口の開き具合

6鼻にかける、かけない。


これら6要素を組み合わせ、さらに、歌の主人公のキャラ設定をした上で、


1呼びかけるときの声

2 ささやくときの声

3 怒ったときの声

4 口説くときの声

5 淡々とした声、可愛い声

 等、日常会話でもやっている演劇的要素を加えて行きます。


歌は、これらの演劇的要素の声に音程やビブラートなど音楽的な要素を加えただけと考えています。


余談ですが、

昨年の一年間のロングランを目指した「神ひろしSHOW・シーズン1」の半ばに、膵炎で緊急入院して手術すると言う人生最大のピンチに見舞われました。



0からの出発・第四十話『俳優と歌手の歌い方の違い』にも書いたように、入院をきっかけに、俳優の歌い方から歌手の歌い方に目覚めたのです。


俳優は基本、「心をどう伝えるか」(演技)をメインに考えていて、

譜面はあまり気にしない場合が多い。

また、極端な事を言うと、音程がくずれても、リズムがくずれても、たいして気にしない人も多く、僕もその一人でした。



音程はともかくとしても、リズムに関しては、後で帳尻を合わせれば良いと思っている俳優が多い。

・・・言い訳として・・・


歌手じゃないし

     ・・・と言うのが必ず、心のどこかにあるのです。


俳優が踊る場合も・・・

ダンサーじゃないですから!

と某著名な劇団のミュージカルもどきを見た時は絶句しました。

タイツの穿き方が・・・モモヒキでした。


また、同業の悪口にとられたくないですが・・・


バレエダンサーやコンテンポラリーダンサーがジャズダンスに挑戦すると、

見るも無惨な外股のダンスになっています。

基本、ジャズを踊る時は「in」で踊ると言う事さえ知らないようです。

知っててもできないのかもしれませんが・・・


音楽がジャズなら、ジャズを踊った〜

・・・・と言う発想はめちゃ恥ずかしいですね。


つうか・・・勉強してない言い訳を露呈してるだけですから。


自分のテリトリーだけで勝負したいなら、それを深めれば良いですが、

外に向かって広げて行きたいのなら、

他のジャンルも学ぶべきです。

最低限で良いので自分の興味あるものだけでも・・・


人生死ぬまで、楽しみながら修行ですから♬

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