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13/5/2

ハワイからの帰国便で隣り合ったおじさん

Image by Olia Gozha


2007年のはなし。

帰国便は友達3人並び席が取れず 
私のみ離れ席。全然構わない。

隣は銀縁眼鏡の面長おじさん。 
その隣はおじさんの娘婿、通路挟んでおじさんの娘と妻と孫。 

私は離陸前からうたた寝。離陸して目を覚ましたら、 
おじさん「僕の肩はいつでも貸してあげるからね」 
サンペイ「ハァ、どうも」 

おじさん「ハワイは初めて?」 
サンペイ「はい」 



このほかにも、 
おっさん「お父さんを大切にしたほうがいいよ(以下長いので略)」 
サンペイ「離れてるのであまり接点ないんですよね」 
おっさん「こまめに会いにいってあげなさい」 
おっさん「君の今の生活があるのはお父さんのおかげなんだから」 
サンペイ「・・・・そうですね」 

おっさん「昨晩はお楽しみだったようで。若い子は遊ぶからね」 
サンペイ「10時には部屋に戻って1時には寝ましたよ。 
     もうそんな若くもないですし」 
おっさん「え、いくつ?」 
サンペイ「29です」 
おっさん「そうか、てっきり22、23くらいかと」 
サンペイ「単純に、朝が弱くて眠いのです」 


父を大事に、のくだりも、 
私を実家暮らしの大学生か何かだと思ったようす。 

親元を離れ、一人暮らしの未婚で、29歳で、自活してることが 
把握できて、次第に見る目が変わったようでした。 

加えて、息子が英語を話せることが自慢らしかったのですが、  
空港で買ってきたゴシップ誌(英語)を眺めてたら英語自慢もストップ。


おじさん、やっとおとなしくなりました。

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