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2007年のはなし。
帰国便は友達3人並び席が取れず
私のみ離れ席。全然構わない。
隣は銀縁眼鏡の面長おじさん。
その隣はおじさんの娘婿、通路挟んでおじさんの娘と妻と孫。
私は離陸前からうたた寝。離陸して目を覚ましたら、
おじさん「僕の肩はいつでも貸してあげるからね」
サンペイ「ハァ、どうも」
おじさん「ハワイは初めて?」
サンペイ「はい」

このほかにも、
おっさん「お父さんを大切にしたほうがいいよ(以下長いので略)」
サンペイ「離れてるのであまり接点ないんですよね」
おっさん「こまめに会いにいってあげなさい」
おっさん「君の今の生活があるのはお父さんのおかげなんだから」
サンペイ「・・・・そうですね」
おっさん「昨晩はお楽しみだったようで。若い子は遊ぶからね」
サンペイ「10時には部屋に戻って1時には寝ましたよ。
もうそんな若くもないですし」
おっさん「え、いくつ?」
サンペイ「29です」
おっさん「そうか、てっきり22、23くらいかと」
サンペイ「単純に、朝が弱くて眠いのです」
父を大事に、のくだりも、
私を実家暮らしの大学生か何かだと思ったようす。
親元を離れ、一人暮らしの未婚で、29歳で、自活してることが
把握できて、次第に見る目が変わったようでした。
加えて、息子が英語を話せることが自慢らしかったのですが、
空港で買ってきたゴシップ誌(英語)を眺めてたら英語自慢もストップ。
おじさん、やっとおとなしくなりました。
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