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16/6/6

オーストラリアで現金5000円のみになり生きる事に必死になった話3

Image by Olia Gozha

友人の縁もあってなんとか運良くアジアンレストランに乗り込んだ僕だが…


そこが小さな韓国の始まりだった…。


基本僕の仕事は、セカンドシェフというポジションでシェフの指示で料理を作っていくといった感じだ。お店自体は料理の簡単なマニュアルがあるので、ボスは簡単だよ。と説明してくれた…。



だがしかし、、、、、、



僕は本当に料理が出来ない。出来ないレベルでいったら目玉焼きですら焦がす。

センスもない上に料理が苦痛で仕方ない。


それでまさかのセカンドシェフのポジション…。


初日、キッチンでのスタッフ(韓国人)に説明を受け、、


初日にして…これは出来る気がしないと正直諦めたいけど


本当にお金がないので諦める事=ホームレスのカウントダウン再びなので


何が何でもやるしかなかった。


簡単な野菜を切ったり、フライパン振ってみたり、、、、


ボスに毎回怒られる僕。


キッチンは小さな韓国なので、、、、僕以外韓国人。

音楽はKpop…♩

僕と話す以外は韓国語。




入って2週間で


僕はオーストラリアで来て毎日生きる事に必死になって

韓国人に揉まれ、英語も全然でボスには毎日怒られ…。


スタッフとの会話はいつも

What did you say??(なんていった?)が口癖(笑)


海外にいても全く日本と変わらないじゃないか?


1ヶ月を経つ前に僕はボスに

「一ヶ月お世話になりました。本当に命の恩人です。でももっと色々経験したいので辞めます。」

「あーーお疲れ。アサトは凄い頑張ってたけど…正直…酷すぎてクビにしようかと思ってたよ(笑)」


正社員でもないのにクビ候補っていう。


笑ってしまう自分とここからまたこんな働き方だったらヤバいな(笑)



勿論、優雅に暮らす余裕がないのですぐに仕事を決めたのだが、次に行ったのが


野菜のパッキングの工場


友達の紹介でその仕事が決まったのだが、、、、



そこは韓国の次は小さな中国…



スタッフの7割が中国人、オーナーも中国人、2割韓国人で日本人が僕ともう一人の男の子だけ。


前回の反省が全く生かされてないじゃんーーーーー。


って思うでしょう?(笑)


そうです。僕は本当にバカです(笑)


決めてはお金に吊られてでした。


時給22$ 月から金まで約10時間。


こんな格好をして…永遠に野菜をパッキング。


新人で入った僕は・・・中国語で説明をうけ・・・

必死に

『I am Japanese.』と訴えるけどほぼ無視。


私語も厳禁で音楽もない。


人生でこの時程


NO MUSIC  NO LIFE♩

を意識したことはないと思う(笑)



月曜日はミーティングなのですが…

中国語で話すので本当理解出来ず、聞いてるように腕を抱えて


寝てました(笑)



入って2週間で限界。


この仕事を生涯やり続けてる人を本当に尊敬すると同時に僕はこんな所でまたしても何をしているんだろう。


ここで学んだ事、、、、


目先のお金だけで決める事とそして興味もない事は続かない


オーストラリアにきて2ヶ月心がポッキリ折れて、もう日本に帰った方がいいのでは?と思う様になったのですが、、、、どうしても帰れない理由がありました。


プライベートでは元カノに振り回され、仕事でも振り回され、お金もあるわけでもなく

アラサー男子崖っぷちです。


さあさあ、崖っぷち

仕事も続かない、お金もない、女もいない


どうするんでしょう?次回お楽しみに♩





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