top of page

16/6/30

「また明日!」を言わなくなった… 【其の十(完)・ただいま!】

Image by Olia Gozha

【おかえり!】

同じ家から出かけて、同じ家に帰ってくる。

独身時代の実家暮らしの時にはなかった感覚です。

互いの都合の良い場所で待ち合わせ、帰りは私が彼女を駅のホームで見送る。

そんなスタイルが当たり前で数年の間ずっと続いていたわけですから。

別れ際に決まってかける言葉

「じゃあ、また明日!」

「うん、また明日!」

一つ屋根の下に住むことで大きく変わったと感じたのはこのことでした。


「ただいま!」

「おかえり!」


「また明日」という必要がなくなったんだなと。

一緒に出かけても、別々に出かけても「また明日」は考えなくてよい。

これってとても地味だけれど、心から温かい気持ちになれるんだなぁなんて。

あれから15年経ちましたが、この気持ちは今も変わっていないような気がします。

小さな幸せですが、とてもとても大切でかけがえのないもの。

これからも大切にしていかないと^^;

(完)

つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page