top of page

16/5/8

私たちはどんなふうにも生きられる。無計画に世界を旅した私のはちゃめちゃ冒険記。バンコク編#3

Image by Olia Gozha

【バンコク2日目】有名な「メークロン駅の折りたたみ市場」に行ってみた


バンコク初日は、日本を出る前に紹介してもらったケンさんと合流することになっていた。ケンさんは日本から転勤でタイに来て1年になるという。夕飯を一緒に食べに行ったのだけど、ザ・タイ料理が食べたいというわたしのリクエストに答えて、美味しいお店に連れて行ってくれた。






けんさんにご馳走になりました。ありがとうございます。





2日目は、日本人観光客も多く訪れるという、「メークロン線の折りたたみ市場」へいってみることにした。バンコクから西に130kmほどにある、メークロン駅前の線路の両脇にある市場。線路まではみだして商品が置かれ、列車が来ると各店テントの屋根を一瞬にして畳んで商品を引っ込めることで有名。列車が通過すると屋根を素早く元に戻し、再び商売を始める。


行き方は、ロットトゥーとよばれるワゴンバスに乗り合わせていく方法と、国鉄を乗り継いでいく方法がある。時間はたっぷりあるので、4時間近くかかる国鉄で行くことにした。スタート地点の駅に着いたのだけど、日本のような改札をくぐる駅を想像していたので、一体どこから電車に乗り込めばいいのかわからずうろうろ。





▼どうやらここが券売所らしい。さりげなさすぎて完全スルーしていた!





▼駅にたどり着いてから1時間ほど待って、ようやく電車が来た!(直線の線路を1台で行ったり来たりしているので、1日の本数がめちゃくちゃ少ないのよね…)





▼電車が近づくとみんなが一斉に券売所に集まり、駅員から券をもらっていたので、わたしもそれに習ってチケットをもらい、電車に乗り込む。





電車が走り出すと、駅員が切符を拝見しに来た。それはそうと、わたしは切符の代金を払っていないのだけど、一体いつ払うのだろう?降りる時だろうか?



田舎道を抜けて電車が進む。ひとつめの終着駅に降り立って、改札(的なもの)を抜けて、渡し船乗り場へ向かう。川をわたった先にある電車の終着駅が、メークロン駅だ。


ん?あれ?結局わたし、電車のお金払ってないんですけど??どうやらわたし、無銭乗車してしまったみたい。払うタイミングは一体いつだったのだろう…。謎すぎるぞ、タイ。




実はこの地点でわたしの気持ちはけっこう萎えていた。なぜなら、どう考えてもこの地点でメークロン駅に着くのは15時過ぎ。折りたたみ市場を見れるベストタイムは、13時と14時ごろなのだ。行っても見れないのに、行く必要あるか?そう考えたけれど、まあ行けるところまでいってみよう。別に折りたたむ様子が見れなくてもいいじゃないか。知らない場所に行けるというだけで価値がある。そう思い直して船着場へ。



▼こんな感じの船に乗り込む。




▼バイクがいっぱいでびっくりする。




▼3分ほどで向こう岸に到着。バイクが駆け上がる。






さて、メークロン駅に向かうための電車に乗るため、駅を探そうとGoogle map片手にふらふら。すると地元のおじいちゃんに話しかけられて…意外な展開に!




って感じで、つづく。

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page