top of page

16/5/2

ニュースの見出しに乱用しすぎでは?「賞賛・絶賛・歓喜」

Image by Olia Gozha

「賞賛・絶賛・歓喜」


最近のニュースアプリなどで、読者の目を惹きつけるためによく使われている言葉です。


「○○の△△に賞賛の嵐」

「××が□□でファン歓喜」

こんな感じでしょうか。


今の世の中、恐ろしい量のニュースが流れ込んできますから、読者も全てのニュースを網羅することはまず不可能に近いです。そうなると、こういった見出しのインパクトがどうしても必要になってくることはわかるのですが…


Twitterでちょっと話題になったことでも「賞賛」「絶賛」「歓喜」。ちょっと待ってくださいなと言いたくなってしまいます。その程度でこの賛辞の言葉を用いるというのは些か…


実際記事を開いてみたら大したことはない話題だったりするのがほとんどで。

「時間の無駄だった…」

と思うこともしばしばです。


しかし、これが悲しい人間の性とでも言いましょうか。わかっていても釣られてしまうんですね。まぁ記事の中身がタイトルに負けていなければそれでよいのかなとも考えたりはするのですが。


タイトルで惹きつけるという話で考えてみますと、プロ野球の記事でよく見受けられるのが女性タレントの始球式。そこに湯水のように使われるキーワードは、


「ノーバン」

まぁダイレクトにキャッチャーミットまでボールが届いたというノーバウンド投球のことなのですが、これをノーバンと書かれると、私も含め男どもは一瞬「ノーパン」と空目します。ノーバンだとわかっていても願望で空目します(笑)


私も一応物書きの端くれですので、タイトルの重要性というのはよくわかるのですが、あまり同じワードを用いすぎると、段々と効果が薄れてくるような感があります。何事もほどほどがいいということかもしれません。



←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page