top of page

16/3/31

引きこもり生活から少しでも抜け出すためにボウリングをはじめてみた 【其の三】

Image by Olia Gozha

【ボウリング・カムバック】


大学時代以降はほとんどボウリングをする機会はなかったように思います。


時折会社のイベントなどで投げることがあるぐらいでした。


ただ、そんな時は「昔とった杵柄」が生きてくるものです。


元々ハウスボウラーの時期が長かったものですから、真っ直ぐ投げることはお手の物。


周りからは「スーパーボウリングマシン」と呼ばれていたとかいないとか。色々景品をいただきました。


ただ、その頃はあまり深いことを考えず、その日のストライクゾーンを見極めたら、淡々とそこに投げるだけというボウラーでした。


そんな私があるキッカケでうつを患い(うつのお話はこちら)、よほどの予定がない限りは家に引きこもる生活がここ数年続いています。


平日は全く外に出ないことも日常茶飯事です。


外に出て太陽の光を浴びたほうがうつに良いこともわかってはいるのですが、ひどい時は寝床から起き上がることができないのです。


そんなうつ症状に対しての理解がよくできているとは決して言い難い父ですが、そんな父なりに私を何とかしようと思い、誘いの声をかけてきたのがボウリングでした。


誘われた当初は正直「めんどくさい」という気持ちが強く、何度か話をのらりくらりとかわしましたが、一度ぐらいは誘いにのらなければ申し訳ないかなとも思いしぶしぶ了承しました。


平日、週に一度でも外に出るキッカケづくり。そう自分に言い聞かせました。


長いこと離れていたボウリング。単なるやっつけで再開したボウリングでしたが、これが意外な展開を迎えることとなりました。

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

忘れられない授業の話(1)

概要小4の時に起こった授業の一場面の話です。自分が正しいと思ったとき、その自信を保つことの難しさと、重要さ、そして「正しい」事以外に人間はど...

~リストラの舞台裏~ 「私はこれで、部下を辞めさせました」 1

2008年秋。当時わたしは、部門のマネージャーという重責を担っていた。部門に在籍しているのは、正社員・契約社員を含めて約200名。全社員で1...

強烈なオヤジが高校も塾も通わせずに3人の息子を京都大学に放り込んだ話

学校よりもクリエイティブな1日にできるなら無理に行かなくても良い。その後、本当に学校に行かなくなり大検制度を使って京大に放り込まれた3兄弟は...

テック系ギークはデザイン女子と結婚すべき論

「40代の既婚率は20%以下です。これは問題だ。」というのが新卒で就職した大手SI屋さんの人事部長の言葉です。初めての事業報告会で、4000...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

bottom of page