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16/3/25

うつだっていいじゃない!【其の一・要因】

Image by Olia Gozha

「うつ」という言葉。

ニュース媒体、ドキュメント番組、健康番組などがこぞって取りあげるようになったことで、昔に比べればそんなにネガティブすぎる言葉ではなくなったかと。

しかし、自分の身の回りにそういう人が実在しているというケースは決して多いわけでもなく絵空事のように感じている方も多いはず。

「うつ」は心の風邪とか心の骨折などとよく表現されるが、一番つらいのは熱や怪我のように目に見える症状として第三者に伝わりにくいこと。「うつ」による不安感や倦怠感で寝床からでられない、起き上がれない。

それは他者から見た時に「単なる寝不足では?」「怠け病でしょ?」としか映らないことも多々。でもそれが「うつ」の実態であり現状なので仕方のないこと。

私の周りには自身を含め「うつ持ち」の人が何人かいる。親友だったり、昔の会社の同僚だったり、ネット仲間だったり。何とも不思議な現象。

それまで何年、何十年と疎遠になっていた友人と、ふとしたキッカケで再会したところ、「実は、私もうつなんだよね~…」と告白されるという始末。類は友を呼ぶというのはきっとこういうことだ。

もっとも、私自身が「うつ」であることをオープンにしているから言いやすいというだけなのかもしれないのだが。

「うつ」になる要因は様々。

いじめ、パワハラ、リストラ、DV、家族の死、借金、子育ての悩みなどなど、百人いれば百通りの理由がある。

「うつ」になりやすい人。

医学的見地ではなく主観的な意見いうことは承知の上で。

基本真面目。そして我慢強い。さらに気遣い屋。要は自分の事を後回しにしてしまうタイプ。表面上はいつもニコニコしている。

しかし気づかぬうちに、積もりに積もった小さなストレスが心を蝕み始める。それが「うつ」なのだ。

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