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16/3/15

仕事と子育ての忙しさでボロボロに劣化した30代女がエステに通うのをあきらめた結果・・・

Image by Olia Gozha

世界金融危機と人生のビックイベントが同時に起こる





2007年、冬。

「『どうしよう、会社をクビになっちゃうかも・・・』」




その頃私はまだ20代。新卒から働いていた会社で専門職につき、仕事はハードだったけどやりがいがあって、楽しい毎日だった。




それがサブプライムローン問題からの世界金融危機のあおりを受け、会社は急に傾き始めた。一気に職場は張り詰めたような空気になった。




しかもそれだけじゃなかった。




なんとお腹にベイビー発覚!!

喜びもつかの間、おそるおそるの私の妊娠報告に上司は凍り付いてしまった。

ピキ―――――ンッ




『子どもを大切に育てたい。でも仕事も大好きだし続けたい・・・。』




今でこそ女性の社会進出を安倍政権が積極的に推し進めているけど、当時は世間の意識もそこまでではなく、傾き始めた小さな会社で産後も仕事を続けるなんて前例がなかった。




それでもまだ20代で稼ぎの少なかった私たち夫婦にとっては、共働きの方が安心だった。




雑用使いで走り回り、スプラッター伝説になる


他の人がどんどんリストラされていく中、なんとか残ることは出来たけど専門職を外され、パートに左遷された。




人手が足りなかったので、私が雑用を全て一人で引き受けることに。一日のうち座れるのは10分くらいしかなく、大半をお茶くみや掃除、荷物取り、電話対応などをしながら走り回っていた。ありがたいことに身体だけは丈夫だった。




出産後、認可保育園も認証保育園もいっぱいで、家から遠い私立の保育園にやっと一人枠を見つけて子供を預けることが出来た。

おかげで仕事には復帰出来たけど、私立の保育園は保育料がかさみ、お給料の殆どが流れて行ってしまう状態に。




ギリギリの経営をしている会社はいつも人手不足で休むことが出来ず、夫も忙しくてあてに出来ない。




ある日、子供が病気でどうしても看てもらう人が見つからず、仕事を休んだ。次の日出社すると上司から『次は妊娠しない女性を雇いたい』って言われた。上司も女性だったけど・・・




「ここではずっと働くことは出来ない。」

トイレで泣きながら、私は転職活動を始めることを決めた。




ある日、帰宅がいつもより遅れた。夕食を作るために慌てて野菜を切っていたら、




ざくっ




気付くと左の小指の爪の半分から上がなかった。切り口から指の骨が見えている!!




貧血を起こし一瞬気絶。




結局、小指は無事だったけど、そのせいで今でもちょっと短いです(笑)このスプラッター事件は会社で伝説になってしまった。

みなさん包丁は気を付けましょう~。




新しい会社で7歳以上老けてみられる

その後、なんとか別の会社に転職することが出来た。

子どもがいる状態で転職出来たなんて奇跡だと思った。




お給料も良くなり、雑用をやる必要もなくなったけど、慣れない営業職で右も左も分からず、前よりももっと忙しくなってしまった。生活も不規則になり、ストレスで太ったり痩せたりを繰り返すようになった。




ある日、とある企画のチームで打ち合わせをしていると、チームの男性に





「『え、エルメさん僕より年下だったの?てっきり年上だと思ってました』」




と言われた。




は?あなた私より7歳も年上じゃんよ。ってことは軽く7歳以上老けて見られてたってこと?

まだアラサーなのにアラフォーに間違えられたってこと??




がーん 


がーん 


がーん




確かに!鏡を覗いてみると・・・




ガサガサの肌、目の下にクマ、暗い表情、疲れ切ってやつれてしまった女性がいました。



そう、私はもうボロボロだった。

毎日仕事と子育てと家事で綱渡りの生活。自分に構う時間なんてなかった。

でも、せっかく家族といても笑顔も見せられないのは良くない。何か自分にご褒美をあげてリフレッシュしよう!と思った。




それでエステに行ってモデルばりにキレイに生まれ変わり、VERYの読モになる!!


なんてことはもちろんなく、エステに行くお金などないのでカフェで雑誌を読んでいると、『無添加化粧品』という言葉を見つけた。




『今まで主流だった化粧品はすぐに効果が出るように、あらゆる添加物が入っていること。


例えば化粧水に入っているポリマーは水を含んでビニール膜のように肌に張り付くことで、肌が潤っているように見えること。


また、化粧品に入っている防腐剤は肌を老化させる原因になること。


そして、それらの添加物を肌から落とすために、食器洗剤にも入っている石油系界面活性剤を含んだクレンジングで洗顔していること。


それを繰り返すうちに、肌が衰え、より強力な化粧品を買い続けるというのが、化粧品業界の仕組みであること。』を知った。




一方で、無添加化粧品は効果はとてもゆっくりながら、肌本来の力を取り戻す働きがあること。


自然由来の精油の香りにリラックス効果があること。


無添加化粧品を使いながら、生活習慣を見なおし、早寝をしたり、緑黄色野菜をよく食べることも、美肌を取り戻すことにつながること。




忙しい日々の中、少しずつそのスキンケアを実施してみた。




特に難しいことはしていない。

単に無添加化粧品を使っただけ。あとは、深夜0時前には寝るようにしたくらい。




その実践結果をちゃんと報告します。

実践結果はこちら





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