top of page

16/3/10

初めてのひとり暮らし~ひでお物語~

Image by Olia Gozha

大学に入って、 初めての一人暮らしをそれなりに堪能していた。



ひとりだからといってだらだらと過ごすのはあまり好きではない。


高校生のときに好きだったゲームなどそれこそやりたい放題で、だれからも文句言われないのだろうけど、

はまってしまうのが目に見えているので ゲーム機は買わなかった。


だから 一人の夜は暇してた


もともと、10時くらいには寝る性分だった。

たまには夜更かしもしていたけれど。。。







大学にはたくさんの各種サークルがあったけれど、 ひでお少年はどこにも所属することはなかった。



嫌というわけではなかったのだが、 生活するためにバイトをしなければという気持ちがあったから、

サークルにうつつを抜かすような気がして、扉の前まで行ったのに引き返した。



それもあって、生活はのんびりだった。





初めてのバイトは家庭教師だった。




相手は中学2年生の少年「アキラ」だった。


毎週、同じ方面の家庭教師のメンバーで集まって

車で相乗りしていくことになっていた。


で、その家庭教師のとき、勉強がおわり三人でまた乗り合いで帰ることになっており、

あとひとりを迎えにいくときだった。




ある三叉路があり、暗い夜道ということもあり、運転手の彼はいまいち道がわからなかった。

右と左でどっちの方向にいけばよいのかと交差点まであと30メートルくらいのところで会話した。


自分は左かなーとか、発言したかもしれない。

でも彼は右だと思っていた。


そんな意見の不一致が突然に起こったもんだから、彼はあわてた。


それがあまりに予想外だったのか、彼は気が動転していた、そして・・・・。




迷っている間に車はそのまままっすぐ進み続け、


その三叉路の真ん中のガードレールにぶち当たってしまった。


車の前部はへこみ、ひでお少年は後ろの座席からふっとんだ。

ただ、上り坂でスピードがゆるかったのもあり、けがもなく、体は無事だった。

車は近くの修理やさんに預けた。



運転に限らず、優柔不断はよくない、ということを肌で感じた事故なのだった。


それはこのころの大学生活の中でもいろんな場面で現れ

そしてひでお少年を苦しめ

後悔の渦へと巻き込んでいくことになっていく




←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page