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16/2/19

続・一人暮らしの方へ賃貸物件探しのポイント

Image by Olia Gozha

今回新たに部屋探しをしました。



今回は複数の街のどこかに引越しようと考えたので、不動産屋も物件も10件以上は回りました。全体的には楽しい物件探しでした。




今回新たに分かったことや思い出したことがあったので、追記しようと思います。


今のシーズンは同じような引越を検討しようとする人も多いと思うので、お役にたてれば幸いです。




前回も言いましたが、私は単身の引っ越しをする者で、条件が許せばなるべく安い所に住みたいと思う者です。初めてこの文章を見る方は、前の文章を見てからこちらを読んでいただければと思います。





1、いつ部屋探しを始めるべきか




改めてよく考えるとそういうことか、と思ったのは部屋探しのタイミングのことです。




普通、部屋の退去を申請するのは、退去する月の前月の末までに行う必要があります。ですから、ある部屋が空くのはわかるのは、最終的には空く月の前月末あたりか、当月初めあたりです。


つまり、入居しようとする人が入居する月の中旬に部屋探しをしようとしたら、もういい部屋は埋まってるかもしれないということです。




大体部屋の入れ替わりが激しいのは年度末です。


2月、3月に退去する人が、退去申請を出すのは、大体12月から2月です。ということは、新年度に入居する人は、早ければ12月末、1月初めあたり、遅くても2月中旬くらいには部屋を探し始めた方がいいことになります。


もちろんいい部屋から決まっていくことになり、新たに退去する人は少なくなっていきます。2月末には2月退去申請した掘り出し物が出てくるかもしれませんが、可能性はあまり高くない、ということになるでしょう。




2、まずネットで相場を確認する




ネットはまず相場確認で利用します。


大体これぐらいの条件でこれぐらいの金額の家賃になる、とイメージをつかんでおきます。そして、予算と見比べて、ここらあたりかなと場所の目星をつけます




もちろん優良物件があったら、情報をつかんでおきます。でも、あまり期待はしないように。入居が既に決まってたり、大体現場を見たら、思った通りじゃなかったなんてことの方が多いからですね。




でも、賃貸業者は見ます。自分が求めている物件をたくさん載せている業者は、行ってみるリストに載せておきます。




3、部屋探しは一泊二日




前回もそうでしたが、部屋探しは現地で一泊してかかりました。近場の引っ越しでないなら、できるなら一泊二日で部屋探しした方がいいと思います。


遠方への引越なら、帰りの時間を気にしながら部屋探しは、あまり精神的に良くないですね。納得がいまいちいかない物件にしてしまうこともあるでしょう。もう当たりの物件があって、ちょっと確認するだけならいいかもしれませんが。




一泊すると、もし1日目でいいところが見つからなくても、新しい不動産屋を確認することもできます。それに、夜に食事がてらちょっと散策すれば町の感じもつかめます。


何より物件探しは疲れるので、その場で休めるのは楽ですよ。




何となく贅沢な感じがするのもあって、私は一泊するのが好きですね。




4、妥協以上に妥協しない




一から部屋探しする場合は、なかなか最初からいい物件は見つからないのが普通です。できれば、ある程度の妥協点はあらかじめ意識しておいた方がいいですね。家賃とか、部屋の広さ、駅からの距離など。


そうしておいた方が、どう決めたらいいのかパニックにはなりにくいでしょう。




しかし、ここは絶対に譲れないってことを守り抜くことも大切ですね。私は、生活環境でした。職場から近くで、部屋の感じや周囲の場所の雰囲気、これは生きていく中で大切です。そういう感覚を覚えていることも大切ですね。




5、人の相性も大事




今回私はいわゆるテレビのCMに流れているような有名どころの不動産屋は一切回らず、地元の不動産屋しか回らないことにしました。理由は前回書いたことを覚えていたからです。不動産屋の情報は主にネットから探し、街を歩いてふらっと入ったところもありました。




結果として、その不動産屋の不動産、つまり家主でもある物件を交渉して格安で契約することができました。不満点がないわけではないですが、期待していることもたくさんあります。何より不動産屋の方と話していて信頼感を感じたし、今からいい関係でいられそうです。




家主と関係性があるというのは、とても大事だと経験上思います。そういう観点で、物件を見てみることも、あるいは重要かもしれません。

見分け方のポイントとしては、その物件のマイナスなところも率直に話してくれるところかなと思います。たとえば、今住んでいる賃貸の家主は、部屋探ししているとき、

「ここの物件は安いのはいいんですけど、学生が多くてうるさいので、あまりおすすめしません」

と言っていました。そんなこと言わなくてもいいし、すぐには分からないことです。そういうことを言ってくれるとすごい信頼感あるなと感じます。




6、楽しもう




引越すると人に言うと、まずよく言われるのは大変ですね、という一言です。


引越時期検討に契約変更に荷造りにあいさつ回りに・・・と短期間でまあ、忙しいことになります。そのうえで、遠方に新しい部屋探しとか参ったなあと思いますね。




でも、新しい場所で生活できます。新しい場所に食べ物、人たち、風土、いろんなことが新鮮に感じるでしょう。ただ観光するのとは実感が違います。


私はどんな場所に行っても、仕事と部屋の往復だけにはせず、いろんな場所に行って、いろんな人と話をしています。結果、いろんな土地に友達がいます。なじみの場所があります。これは財産です。




部屋探しはその一歩目です。十分にはいかないかもしれませんが、できる限りいいところに巡り合いたいものです。部屋探しを楽しもう、もしここに住んでみたら、どんなことになるかな、そんな気持ちで物件を見ていくと、面白いと思います。




新生活を迎える方、共に楽しみましょう。



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