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16/1/31

長期インターンとやらに憧れた私について(3)

Image by Olia Gozha

今日はとっても時間が余っているので、続きを書きますね。お付き合いいただければと思います。


大学に入学しました。

わたし、5歳の頃からダンスを習わせてもらっていたので、かれこれ15年くらいダンス歴があります。

特別うまいわけじゃありません。人の動きをコピーすることの繰り返しです。好きで楽しんでましたが、こだわりはありませんでした。

だから、そろそろやめようと思っていたんです。

大学に入ってすぐ、校内の広場大学のダンスサークルの新歓公演がありました。「へたくそ」と笑うつもりで見に行きました。

思ったより、よかったんです。というか、「かっこいい!」とは思いませんでしたが、「ギリギリ勝てるかもしれない」というくらいで、闘争心に火がついてしまったんです。それで入ってしまいました。

私が大学に入るまでに経験してきたジャンルは、ミュージカル劇団がスタートでJazz、HipHop、House。HipHopはNewからOldまで経験ありましたし、高校の頃に習っていた先生はなかなかのカワリダネ。出来るジャンルと、出来ないジャンルと、向いてないジャンルは把握していました。

だから、一年サークル活動に参加したら、踊ることよりもっと興味のあることに気づいてしまった。

それは裏方です。


小さい頃から毎年ステージに立ち、弱小劇団に年長~小6までいたので小3からは大人と踊り、キッズ・ジュニアクラスのまとめ役として舞台裏を闊歩していた私。大学からダンスを始め、見た目ばかりカッコいいTシャツを着てロクに踊れず、いつけが人が出ても文句を言えないような杜撰で雑多な舞台裏にイライラしてしょうがなかったのです。

「来年は安全な舞台裏を作るんだ」そう決めて一年生の11月、学祭公演を終えました。


その後も細々とイベントやナンバー出演がありながらも、比較的余裕のありそうなスケジュールでした。

そんな時母に勧められて参加したのがとあるインターンでした。(会社さんの名前を書きたいのですが、回し者のように見えてしまったらいやなので…笑)

内容は4か月間、月6回ほど共働き家庭のお子さんのシッターをします。そして、イベントや引き渡し時などに親御さんから働きながら育てることについてお話を伺い、理解を深めていくものです。

私自身も共働きの両親でしたし、共働きとはこういうもの、というのは知っているつもりでしたから、あまり乗り気ではありませんでした。しかし、家族社会学に興味があったので、自分の家族以外の家族を知っておいて損はない、と思いエントリーしました。

学生は二人組でシッターに入り、相方とうまくいかないこともありましたが、本当に新鮮なことばかりでした。最初こそタスクをこなすのに精いっぱいでしたが、次第に安全やいかに楽しく過ごすか、新しい遊びなども考え、とても「頑張った感」のある充実した体験でした。


疲れちゃったので、また今度。次は「サークル幹部大戦争」などについて書きます。




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