去る12月3日、多くの方々に支えられ、
Bride of the World Japan2015のコンテストを行うことができました。
この度は、大会直前と当時の心境について、
想いを綴らせていただきたいと思います。
家族・そして支えてくださる方々へ感謝の気持ちを伝えたい。
そして、家族や結婚について向き合いたいという一心でエントリーした5月から、
あっという間に半年が過ぎ、本番当日がやってきました。
会場入りすると私たち1人1人の名前が書かれた席を用意していただけており、
スタッフの方々は慌ただしく会場準備をしてくださっておりました。


普段、人前に出たりステージに立つ経験など皆無なものですから、
なかなか落ち着く事ができずにリハーサルを迎えた事をハッキリ覚えております。
いざ本番のステージを目の前にし、ここで今までの想いを表現するのだと思うと、
リハーサル中は緊張しっぱなし。
笑おうと思うのに、顔の筋肉が痙攣して全く笑えず。
本番もこんな調子だったらどうしよう…
と不安ばかりが募っておりました。
色打掛からウェディングドレスまでの早着替えも行い、
あれよあれよと言う間に気付けばリハーサルが終わっておりました。
本番直前準備では、
島田ちあきメイクアップアカデミーの皆様にヘアメイクをしてもらったのですが、
私を担当してくださった方はとても優しく、
この日が初めてお会いするにもかかわらず、
昔から知っていたような?
なんだかお姉ちゃんのように包み込む暖かさを持っている方でした。
本番前も本番中の控え室でも、常に寄り添っていただき、すごく心強かったです。
ヘアメイクの方は髪型とメイクを仕上げるだけだと思っていた自分が恥ずかしいです。
ビックリするほど、見た目の仕上げだけでなく心のケアまでしていただきました。

そして、準備を終えていよいよ本番。
不思議なことに、いざ本番を目の前にしたら緊張は全くなく、ワクワク、とても興奮しておりました。
コンテストだから魅せなきゃ!というより、みんなで素敵なステージを創りたい!
なんだかそんな気持ちに胸高まってました♪
いざステージに出てみると、予想もできない程いっぱいのお客様がいて、
その中に家族と友人の笑顔をすぐに見つける事ができ、自然と笑顔になってました。
リハーサルの時には想像もつかないほど活気ある空間。
今までの人生の中で、こんなに注目された事なんてありませんでした。
コンテストの参加を後押ししてくれたのは家族の存在がすごく大きくて、
特に母への想いは言葉で表すには事足りないと感じていた最中、
ファイナリストとして選んでいただき、本番を迎える事ができた訳ですが…
質疑応答では、外務省平和機構対外発信特別大使である山中燁子さんから
『尊敬する人は誰ですか?またその理由はなぜですか?』
というご質問をいただき、当に私が話したかった事を聞いていただけたことに、
内心ビックリすると共にガッツポーズ。「キター」って思いました。
こんなチャンスがあって良いのだろうか?
あまりに恵まれすぎています。
しかし、本当に本当に、そのチャンスがとても有難かったです。
もちろん、私の答えは"母"です。
迷いなし!これを伝える為にコンテストに参加させてもらった。
だから、私だけに注目が集まっている質疑応答の時間にも関わらず、
ステージの上でも全く動じる事なく、むしろ楽しくてhappyで仕方ありませんでした。
それどころか、「こんなに恵まれてて良いのかな?」と不安になる程。
回答中、山中燁子さんの眼を見た時の笑顔は今でも私の脳裏にしっかり焼き付いており、
思い出すだけでも今だに心が高ぶります。



コンテストが終わってから
見に来てくれた友人に
「質疑応答の内容は事前に決まってたんでしょ?」
と聞かれる事があるのですが、私達はステージに立つまで全く何も分かりませんでした。
ぶっつけ本番、ノーヒント。
けれど、仲のよい友人だからこそ、
山中さんからの質問が私にとって待ち望んでいたものだと分かるから、、、
仕組まれていたのでは無いか…?
と思ってしまう程だったんです。
ファイナリストに決まってからの半年間、
様々なアクティビティを経験させてもらい準備をしてきた中で、
ファイナリスト全員が抱えていた最も大きな不安が、この質疑応答。
しかし、終えてみると
その瞬間はあっという間に過ぎてしまいました。
質疑応答が終わって、控室に戻ると、
エントリーナンバーが私より若いメンバーが
「お疲れ様〜」
って迎えてくれて、ヘアメイクの方も
「良かったよ〜大好きなお母さんの話できて良かったね♪」
って声をかけてくれました。

そして、一息つく間もなく
いよいよ表彰式。
結果については正直あまり興味はなくて。
ただ、来てくださった方、準備してくださった方、
応援してくださった方へご挨拶と感謝の気持ちを伝えるべく、
ファイナリストのみんなとステージに戻る。
この瞬間は、本当に本当に充実感に溢れて幸せな気持ちに満たされておりました。
きっと表彰式って、もっともっと緊張感高まってるのが普通なんだと思いますが、
本当にただただ充実感に満たされていただけでした。
なので、Devotion and Dedication awardで
私の名前が呼ばれた時には…一瞬だけ時が止まったような?
本当に私の名前だよね?!
ん!?と。
現状を理解するのに少し時間を要してしまいました...
自分の想いを伝えたい一心だったのに、
それに対して評価をいただけたという事はとても幸せな事ですね。
私自身、そして家族も全く予期していなかったので、
本当にびっくりでした。
言葉にする事ができないくらい、感謝の気持ちしかないです。
感謝の気持ちを伝えたかったのに、
逆にまたありがとうをもらってしまいました。。。

そして、
このコンテストの経験を通して私が一番幸せだと感じた事は
ファイナリストの皆、そしてBOJ メンバーに出会えた事です。
まずファイナリストの同志、このメンバーでなければ、
私はここまで来れなかったと心からそう思います。
それぞれ違った個性を持ちながら、それぞれの長所を活かして努力できた事。
そしてコンテストを迎えられた事。これは私達の誇りです。
みんな違った長所があって、ここでは書ききれないのですが、
全員に尊敬の念が止まりません。
次に、BOJ スタッフの皆様方。
華やかな表舞台に私達が立たせてもらえるには、このスタッフの皆様のサポートが全てです。
半年間というlongジャーニーを通して、
本当に温かく見守っていただき、そして多くの愛情をいただきました。
この経験を通して
『こんな人になりたい!』
と思う目標とすべき方々と沢山出会わせていただきました。
日本代表ディレクターであるSena さんから『みんなfamilyだ 』という言葉を頂戴してましたが、本当に家族に対する想いと同じ愛おしさを感じております。
素晴らしき機会に恵まれ
コンテストを通じて多くのhappyに出会い
そして何より日本が今まで以上に好きになるばかりでなく、
自分自身も好きになれたこと、
全ての皆様に心より感謝申し上げます。
いっぱい応援してもらい、支えてもらいありがとうございました。
いただいた沢山の愛情を、今度は私が与える存在になりたいな。とそう思います。
Arisa

