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16/1/3

新規事業を設立して儲けたい僕が、間違えに気がついた事(その2)

Image by Olia Gozha

田所「初めまして田所です。僕は16卒の学生で、某就活サイトを経営している会社で入社予定実は1月〜8月まで友達と一緒に会社の立ち上げを就活の片手間で手伝っていました。それまで、僕はお金を儲けてBIGという気持ちを考え直す経緯について書いていきます。」

今回は後半編と言う事で、O社長と共に投資家への金策と、O社長への決別について書いていきます。

7月

O社長の実家に再び訪れ、O社長の父親へ金策をしにいきます。


実家近くの駅で父親を待つ

あらゆる面接よりも緊張した、自分がO社長の父親だったら、どう思うのだろう?

そう考えると、震えが止まらない


O社長の父親「初めまして!」

田所「初めまして!」

コワモテではあったが、以外と気さくな父親だった

けれど、O社長が電車内で父親に会社を辞めた事に関しては、

怒濤のような怒りを見せ、電車内にも関わらず大きく怒鳴った。

よくドラゴンボールで大気が震えるという表現があるが、そういった感じだった


勿論、僕はお金の話などできずO社長のフォローをするので一杯一杯、O社長の実家に帰っても、父親がO社長を怒鳴るだけだった

その時

O社長の父親「ここに来た理由はしっているで!金やろ、お前!」

田所「!!!!!」

父親は最初っから知っていたかもしれない

結局、緊張した場面になると嘘はつけないもので、僕は今までの経緯を話した

結局、そこから1泊2日の長丁場の話し合いを交えて、200万円を出してもらう事で丸く収まった


そこから全ての事は終わり、O社長と帰りに飲んだ時に

O社長「また小さくても、いいから事業を作りたいね」

田所「そうですね!」

O社長「まあ俺の知識とセンスがあれば、余裕だから笑セミナーとかやれば、お金取れるしその場合、田所くんは何ができるの?俺、人脈で人集められるから、その場合、田所くんは何ができるの?」

田所「・・・・(怒)」

的を得た発言でしたけど、1門無しで付き合って、この発言は殺意がでました

ありがとうの一言くらいあっても、よかったんじゃないか?とか厚かましいけど、思いました。

田所「そもそも、僕100万円払ったのは、義務じゃなくてあなたへの投資ですからね、そこら辺は忘れないでくださいね(怒)」

O社長「・・・・(無言)」

そこから時は立ち、O社長は借金を返す為に就職活動をしました

8月

O社長「C社(EC系のIT企業)の事について、できたら調べてくれない?」

田所「暇ですし、いいですよ(結構、有名な会社だけど知らないのか・・・)」

ここで思った疑問は、飲み屋で話している時に的中した

飲み屋で再び、小さい資金で起こせる事業は何がいいか?と話をした時

O社長「俺程の発想力があれば、業界の知識とかなくても儲けられるから」

田所「何で、発想力があると思うんですか?」

O社長「俺は留学とか、○○とか色々な経験をしてきたからねそういった人間は人と違う事ができるんだよ」

田所「はあ・・・(でも、それは業界の知識を知らないでいい理由にはならないよね)」

O社長「あと、事業を起こす際は田所くんが全部やってね俺もう充分がんばったから」

田所「は?(コイツ、就活中金策手伝ってやって、払わないでもいい金払って何言ってんだ!)」

こんなやついるのか?と思いますが

以前から、ちょっと人とは違うと思いましたが

悪い意味でも違いました(主観が多少入っていると思いますが、言われた台詞は本当です)

更にはO社長は商標登録で100万円程、お金払ってくれないか?と僕に言ってきました


田所「死ねよOお前、人の事コマとかだと思ってナメテンだろ」

O社長「・・・・」

ここからは、O社長とも全く話しもしてないし、交流もしていません

ただ、僕がこの時思ったのは”お金を稼ぎたい”というモチベーションが強い人は

お金がモチベーションなので、損得で人間関係をコロコロ変える人間だという事を強く思いました

そして、僕自身お金を儲けるモチベーションだけでは、起業や独立は無理だと思いました

失敗して借金負って、色々な人に迷惑を書ける事になったら辞める自信があります



(以下、回想)



同時に僕自身、非常に腹立たしかったのは知らない事でした。

O社長がこんなやつだった事、僕自身騙されたというよりも、素晴らしい人だと思って疑わなかった事

こういう感情を抱く事は、初めてではなかった

それは高校時代にテニス部に入っていなかったが、指導者がいない中、どうやって練習をやればいいか?

わからず勝てなかった事

浪人時代に毎日10時間、宅浪で勉強をしていたが、効率が悪く、夏まで成績が伸びなかった事


だから、僕は知らないで損をする

そういう人達を少しでも減らしていきたい

綺麗事かもしれませんが、少しでも正しい努力が実るようなビジネスでご飯を食べていきたい

それは起業なのか、会社努めで実現に近づけるか?わかりませんが




(ここまで、話を読んでくれてありがとうございました)

色々な人から色々な話を聞いて、もっと知りたいという思いがあります

ですので、よかったら僕のTwitterで絡んでやって頂くと幸いです

https://mobile.twitter.com/okazumo

業界研究なんかするな

で調べて頂くとでてきます

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