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鏡を見ることが苦痛でした。
文字通り日に日に顔が丸くなり、象のようにくびれがない足に体。
うんざりというレベルではなくて太ったな、と言われるたびに死にたくなる日々でした。
土日に一人で家にいると過食症はひどくて、週明けごとに学校で友人にも誰?とからかわれる日々。
やり場のない孤独が自分に向い、食べ物を無茶に食べて吐きを繰り返し歯も肌も胃もボロボロになる身体。お願いだから精神科に連れと行っても、お前が弱いから、自分で乗り越えなさいと怒鳴られ、救われ方のわからない17歳。
こんな苦しい生活嫌だ、いつか大人になったら、私だったら同じように苦しむ子達を助けるんだ!そう誓いました。
醜くて、悲しくて胸の奥にしまいこんで今まで誰にも語らなかった自分の過去と向き合って、
誰か一人の人の心に何かを届けられたら嬉しいです。
生まれつき食べても太らない体質の人はとても羨ましい。
ただ私は、食べたらすぐに体と顔で体と心のバランスを見失ったからこそ、
死に物狂いで努力し自分をコントロールする方法を見つけました。
あの辛かった日々のおかげで一生太らない体と習慣を手に入れました。
その日々を綴っていこうと思います。
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