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15/12/30

レゲエナイト

Image by Olia Gozha

そんな私はわけのわからないままに

高校を卒業し 「個性的な仲間と愉快な日々」を求め 大阪の美容専門学校に入学した。でも 個性的な仲間なんかいなかったし学校は愉快でも何でもなく、、しかも大阪はなにかにつけてお金がかかる。

クラスメイトの影響で水商売のバイトに明け暮れて宿題はクラスメイトのボーイフレンドに全部やってもらうとゆう結構最悪な不良学生と化していた。私、何やってんだろ。

何だかもう、わけがわからない。

低ーい次元で時と若さを持て余していた、どこに向かってるのか自分でも意味不明。

そんな18の夏のある日

一夜にして私の運命が全く変わってしまう。

それは地元の友達に誘われて行った

「レゲエパーティ」

兵庫県の海沿いの工場地帯に住んでいた

私たちの地元には当時なにもなくて。

15年前はクラブで音楽を楽しむなんて文化すらもなくて。

そんな中 真夜中の工場地帯にもぐりこんでパーティしている人がいるってゆうから

友達と行ってみた。

あの時の衝撃ったら。

工場の砂山に囲まれて高く積み上げられた巨大なスピーカーによじ登るお尻のセクシーなレゲエ姉ちゃん。そこから鳴る胸まで響く懐かしいようなメロディとぶっといベースライン。潮風に吹かれレコードをまわすDJとMCがなにやら叫ぶパトワ語。星空の下 肉を焼くおじさんたち。


なんやコレーーーッ‼︎って。

なんかよくわからんけど 

最高やっ て思ってしまった。

その日以来こもってレゲエばかり聴くようになった。レゲエを聴く為に学校も辞めた。

お母さんゴメンやで。

しかもバイトもしてないお金もないくせに楽器屋さんに行き20万くらいのDJセットまで購入。

この20万を払う為に3か月程 肉工場で働いて苦労したんやけど

DJセットを購入したその日、今思えば不思議な偶然が重なり、街1番のDJのお兄さんを紹介してもらい、弟子にしてもらう事が出来た私は、その翌週から毎週お兄さんに連れられてクラブで修行しはじめる。

うん、今思えば全て 導かれているな。

jah kno.つづく‼︎


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