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15/12/25

37歳二児のママ。はじめてのクラウドファンディング。その2

Image by Olia Gozha

はじめまして。


 私は現在、写真やお名前、メッセージを入れて自由にレイアウトできる、オーダーメイドバッグのお店「my DEAREST」を運営しています。

1978年、千葉県にて、一卵性双生児の妹として生を受けました。
様々な事情から、幼少期に両親が離婚。
以来母親が小さな居酒屋を切り盛りし、まさに女手一つで育ててくれました。
雨の日も、雪の日も、寝不足でも、体調がすぐれなくても、ひたむきに頑張ることをやめなかった母。
ママと一緒に寝たいと駄々をこねる私たちをなだめて祖父母に託し、お店へと歩む道中はどんなに切なかったか。
当たり前のように食べていたお弁当を、仕事が終わった真夜中に作るのは、どれだけしんどかったか。
先日約30年をもって母がお店をたたみ、改めて振り返ってみたとき、感謝と尊敬で、涙があふれてきました。
そして、ふと思ったのです。
最近面と向かって、「ありがとう」と伝えたのはいつだっただろうと・・・

今でも忘れられない1日があります。
それは、18年前。わたしが20歳になった誕生日のことでした。
大変な苦労をして育ててくれた母に、感謝の想いを伝えたくて、「20年間、育ててくれてありがとう」のお手紙とともに、バイト代をはたいて購入したダイヤのピアスをプレゼントしたのです。
普段から気が強く、滅多に泣くことなんてない母でしたが、思わぬ出来事が本当に嬉しかったようで、涙を流して喜んでくれました。
その時、こう思いました。
口にせずともわかっていると思い込まず、伝えることはとても大切なのだなと。

感謝と敬意、そして愛。

これを伝えられるうちに、心を込めて伝えなければ…そう思いました。
しかし、照れくさくきっかけをつかめず、なかなか実行できないものでした。
"想いを伝えることの大切さ。そしてむずかしさ" これを知ったときに、どうしたら素直な想いが伝わり、喜んでもらえるのかをとことん考えました。

悩んだ末に、たどり着いた結論。

「自分を喜ばせようと、時間をかけて考え、 一生懸命に行動してくれたと知ることほど、嬉しいことはない」

そして、クラウドファンディングでその夢の実現を目指すことにしました。

「※クラウドファンディング プロジェクトページです。たくさんの想いを込めてつくりました。ご覧いただけたら嬉しいです。母の日だけじゃ伝わらない想いをカタチに。サプライズで祝う「ママ記念日」を広めたいhttps://www.makuake.com/project/anniversary-for-mam/

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Image by Jukka Aalho

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