言葉は、人を動かす。
けれど、ただの情報の羅列では、人の心は動かない。
人が、自分の心の芯につながった言葉、
その人自身の言葉を話す時、
その言葉は、誰かの心に届く。
私が聞きたいのは、常識でも情報でも、有名な誰かが言った言葉でもない。
あなたが、あなたの心の芯につながった言葉を、
あなた自身の言葉を、私は聞きたい。
だから、私は、私の言葉で語る。
私の言葉で話す。
こうして文章を書く時、私は推敲しない。
思ったままに、その時浮かんだ言葉を、素早いタイピングで打っていく。
その後、訂正しない。(うち誤り、言葉の使いまちがいを直すだけ)
だから、私が発信している言葉は、私の生のままだ。
私が話す言葉も、「これを言ったら嫌われるかも」などと、あまり考えていない。
浮かんだ言葉を、すっと口にしている。
私は、つながりたいのだ。
あなたと。
情報じゃなくて、常識じゃなくて、りっぱに見せかけたあなたじゃなくて、
あなた自身と。
言葉は、あなたをまるごと世界に投げ出すツール。
人は、大きな大きなツールを与えられている。
だから、言葉を、大事に使おう。
情報じゃない、常識じゃない、誰かが言った言葉じゃない、
あなた自身の言葉を使おう。
あなたが、自分の体で体験して体感して、
深く深く思索して、
あなたのしんとした世界の中から紡ぎだしてきた言葉を使おう。
そうじゃないと、
私には、あなたが見えない。
私の心が動くのは、あなたがあなたの言葉を話した時。
私の芯につながった言葉は、私自身も動かす。
確定した「私」なんてものは、存在しない。
いつもいつも、「私」は過去になり、
「私の言葉」が「私」を作り続ける。
だから、私は本来の私に近づくために、
私の芯につながった言葉を、ただただ発信しているのだ。
世界とつながるために。
あなたとつながるために。
私とつながるために。
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