top of page

15/12/19

言葉は人を動かし、世界と私をつなぐ

Image by Olia Gozha

言葉は、人を動かす。

けれど、ただの情報の羅列では、人の心は動かない。


人が、自分の心の芯につながった言葉、

その人自身の言葉を話す時、

その言葉は、誰かの心に届く。


私が聞きたいのは、常識でも情報でも、有名な誰かが言った言葉でもない。

あなたが、あなたの心の芯につながった言葉を、

あなた自身の言葉を、私は聞きたい。


だから、私は、私の言葉で語る。

私の言葉で話す。


こうして文章を書く時、私は推敲しない。

思ったままに、その時浮かんだ言葉を、素早いタイピングで打っていく。

その後、訂正しない。(うち誤り、言葉の使いまちがいを直すだけ)

だから、私が発信している言葉は、私の生のままだ。


私が話す言葉も、「これを言ったら嫌われるかも」などと、あまり考えていない。

浮かんだ言葉を、すっと口にしている。


私は、つながりたいのだ。

あなたと。

情報じゃなくて、常識じゃなくて、りっぱに見せかけたあなたじゃなくて、

あなた自身と。


言葉は、あなたをまるごと世界に投げ出すツール。

人は、大きな大きなツールを与えられている。


だから、言葉を、大事に使おう。

情報じゃない、常識じゃない、誰かが言った言葉じゃない、

あなた自身の言葉を使おう。


あなたが、自分の体で体験して体感して、

深く深く思索して、

あなたのしんとした世界の中から紡ぎだしてきた言葉を使おう。


そうじゃないと、

私には、あなたが見えない。


私の心が動くのは、あなたがあなたの言葉を話した時。


私の芯につながった言葉は、私自身も動かす。

確定した「私」なんてものは、存在しない。

いつもいつも、「私」は過去になり、

「私の言葉」が「私」を作り続ける。


だから、私は本来の私に近づくために、

私の芯につながった言葉を、ただただ発信しているのだ。


世界とつながるために。

あなたとつながるために。

私とつながるために。



自分を生きるためのコラムブログはこちら↓

http://ameblo.jp/bijindo-anti-aging/

←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page