高木教育センターのありふれた日々(13)
第百二十一章「鉛筆は書くために生まれた」
第百二十二章「愛されて生まれてきたはずなのに」
第百二十三章「安直を求める人たち」
第百二十四章「困った子ちゃん」
第百二十五章「京大に特化した受験指導なんて、儲かるの?」
第百二十六章「秋の夜空に、願いをかけて」
第百二十七章「なんで、Aランク大からFランク大までランキングをつけるのか。それは、ズバリ金だ」
第百二十八章「京大に特化した受験指導なんて、儲かるの?」(2)
第百二十九章「一心不乱だけど、他人の自分」
第百三十章 「英語の勉強は、暗記ではない」
第百二十一章
「鉛筆は書くために生まれた」
みなさんは、
「自分は何のために生きているのだろう?」
と考えたことがありませんか?私は高校生の頃、いや、もっと前から疑問に思っていた。それで、嫌々やっていた受験勉強から開放されて大学生になった頃から周囲を見渡してみた。
何か生き甲斐になるものはないか考えてみた。もちろん、最初は学問にあこがれた。大学生だからね。「教育学部」だったから、教育学や心理学を極めたら何か大切なものが見つかるかもしれないと期待した。
しかし、そこで出会った教授たちは尊敬できなかった。「心理学」は科学ではなかった。
その頃、ブルース・リーの「燃えよ!ドラゴン」を見て感動した。武道の達人は何かを悟っているのかと期待して少林寺拳法部に入部した。二段をとり卒業後も練習を続けた。
確かに、暴力的な威嚇に動じなくなったかもしれない。健康になった。闘争心や気力も充実したかもしれない。しかし、悟りとはほど遠い。
勉強のかたわら多くの歴史小説を夢中になって読み続けた。歴史上の人物は、人生の明確な目標を持っているように感じられた。とにかく、何かを追求している人ばかりだった。
それで、とりあえず「英語」を身につけることを追求してみた。アメリカに渡り、英語検定1級、通訳ガイドの国家試験に合格して感じた。
「英語は話せるけれど、それだけだなぁ」
塾を経営していたので、仕事の求めもあり「数学」の勉強を始めた。「ガリレオ」の湯川先生のような、理系の思考で割り切れば人生が明解に割り切れるものかと期待した。
それで、数学を勉強し続けて京大を7回受けた。塾生から京大医学部、阪大医学部、名大医学部の合格者がでてきた。論理的な思考が身についた。でも、それだけのことだ。
私はクリスチャンだ。聖書をずいぶん長く読み続けている。祈りは良いと思う。ただ、聖書に現れる使徒たちと同様に悩みも失敗もたくさんする。絵に描いたような悟りには至らない。
小さい頃は、親や大人は人生がよく分かっている人たちだと思っていた。しかし、自分が親になり子供の手本になりたいと頑張っているがバツイチになり悲しい思いをさせてしまった。
「自分は何のために生まれてきたのだろう?」
そう考え始めて40年以上経った。
塾生を見ていると、性急に答えを求める子が多い。こういう文章もノウハウものだと信じて読まれる人も多いだろう。そして、解答が書いてないと「駄作」だと判定する。
しかし、そういうものだろうか。
学者は学問で、拳法家は格闘技で、宗教家は神様に信頼をおき、教師は授業に人生をかける。しかし、誰もが迷い結論など出るわけがない。
お金がすべてと思う人もいるだろうが、札束を積んで心底満足できるだろうか。異性がすべてと思う人もいるだろうが、セックスをしまくって嬉しいのは若い頃だけだろう。塾講師をしていて思うのだが、素行の悪い生徒を相手にしても成果があがらない。相手が喜んでくれないと、仕事は楽しくない。
知性に欠ける人は、自分の中に投資しようとしない。
「私は、こんなにスーパーカーを持っているぞ」
とか
「私は六本木ヒルズに住んでいるぞ」
とか持ち物とか、住居を誇りにしているタイプの人がいる。ご存知のように、このタイプの人は失笑をかい、軽侮の的になってしまう。中身を充実させないと、人は重く見ないのだ。
いつの時代にも
「このローレックスを見よ!」
タイプの成金はいただろうが、生きている間も亡くなってからも誰も見向きもしないだろう。
「結局、食べて、寝て、死んでいく」
どうも、それだけらしい。もちろん、それでさえ簡単なことではない。食べていくには、仕事で生き残らないといけないので朝から晩まで真剣に働く必要がある。これでは、空を飛ぶ鳥たちと基本的に同じなのだが、それでいいのかもしれない。
私は最近そう思うようになってきた。だから、どの文章にも解答をつけないようにしている。
第百二十二章
「愛されて生まれてきたはずなのに」
誰だって、誰かと誰かが愛し合って生まれたはず。そして、生まれた時はまっさらで、真っ白のまま生まれてくる。なのに、どうして犯罪者やテロリストに育っていくのだろう。中学生や高校生を見ると、10年後にごうなるのかおよそ予想がつくようになった。
これも、30年の指導経験の賜物だろう。
つまり、13歳になることまでに
「この子は素晴らしい。おそらく医者にでもなって多くの人を救うだろう」
という子もいれば、
「この子は間違いなく暴力団かヤクザになって人殺しもやりかねない」
という子もいるわけだ。
もちろん、人間は複雑怪奇なので
「なんで、あの子が」
とか
「まったく普通の子でした」
という凶悪犯も、たまにはいる。
どこで間違うのか。遺伝か、教育かという二分法で長く語られてきたが両方の影響であることがハッキリしている。同じ遺伝子をもった一卵性双生児でも環境によって違って育つ。同じ家庭環境から違った子が育つ。
矯正だ、更正だと言っても再犯率が40%という統計を見せられると
「やはり、遺伝か」
とか
「成人してからの矯正は、ほとんどムリ」
と思う人が多いのも当然だ。
だとすると、学校や塾が中学レベル、高校段階で選抜をしたがるのは当然のことだ。もちろん、排除された子にも愛する保護者がついているのでモンスターに化するのはムリもない。
しかし、周囲の子にとって迷惑であり犠牲者が出る可能性があると排除せざるをえない。
第百二十三章
「安直を求める人たち」
私は特別な才能がないので、1つのことを達成するのに10年くらいかけている。20の頃にアメリカに行ってから
「英検1級に合格したい」
と思った。合格したのは30歳だった。
塾生の子たちから
「5科目の指導をお願いしたい」
と言われて、スラスラ答えられるようになったのは40歳の頃だった。
高校生になっても継続して塾に来たいと言われて、高校数学を始めたのはそれからだ。50歳になる頃は高校数学が完成に近づき、京都大学を受けて成績開示を始めた。
「どうやったら、英検1級に合格できますか?」
と尋ねてくる人は、どんな教材を使い、1日何時間くらい勉強したら合格できるのかといったノウハウを知りたがる。しかし、私は特別なことは何もしていない。詳細は別のところで書いた。
問題は
「あなたは、10年間諦めずに続けることが出来ますか?」
ということなのだ。ノウハウなどではなくて、継続する意思なのだ。
私はアメリカに住んでいたし、英語ができるので外国人の友達が多い。その会話には違和感がない。旧帝を受験するような優秀な理系女子と話す時も違和感がない。
ところが、その他の大多数の日本人を相手に話すと私の言葉に不愉快になる人がいる。時々、その理由を考えるが
「論理的に考えることに反発をされるようだ」
というのが、私の結論。「ガリレオ」の湯川先生も、「相棒」の杉下右京も論理的に語るが、変人とか嫌われ者扱いの設定になっている。日本では、論理的に語る人を嫌う人が多い。
私は外国人と言っても、韓国人と中国人は友達になれた人が少ない。すぐに感情的になって喚くからだ。私は冷静沈着で論理的な人としか、友達になれない。
昔から
「学問に王道なし」と言うではないか。時代も、国も、才能も、置かれた状況も違うのに、英語や数学を身につける一般的な方法などあるはずがない。それが論理的に考えるということだ。
ところが、私に筆を使って
「支払った分の成績を上げるのがプロというものだろう」
と長文の手紙を送ってきた保護者がいた。
「そんなヒマがあったら、自分の息子の尻を叩け!」
と言いたかった(言わなかったけど、トラブルになるから)
この保護者の方は、勉強には「取扱説明書」のようなものが存在しているはずだ。どうして、それを息子に教えないのだ。そう考えてみえるようだった。
そのような、取扱説明書などこの世には存在しない。
でも、日本では苦い現実より、甘いウソを好む人が多い。そこを、受験産業の食い物にされている。ハイジが踊っても、野村萬斎がジャンプしても、あなたの成績は上がらない。そんなことも分からずに、申し込みが殺到する。
聞き流して英語が身につくなんて、100%ありえないのに大金を支払う人が多い。大規模予備校や塾の授業料は、大半がビルの維持費と広告代。成績アップには関係ない。家にタブレットを置いても、学校の授業を再度聞くだけ。何も変わらない。
こういう現実を描くと、
「苦い現実など見たくない!」
と怒るわけだ。
「ウソでもいいから、大丈夫と言って!」
と期待するわけだ。
第百二十四章
「困った子ちゃん」 troublemaker
教師も塾講師も、勉強ができない子の指導を好む人は少ない。なぜかというと、
In general public school teachers and privateschool teachers don’t like students who are not good at solving problems.
疲れるから。普通の子の5倍、賢い子の10倍は疲れる。その理由は、たとえばプリン
Because it’s atiresome work. Smart students can solveproblems easily and average students can do it after a few try.
トをやってもらう時に賢い子は1回ですむ。普通の子は2回ですむ。しかし、できない子は、選択肢が5個あると何も考えずにア、イ、ウ、エ、オと順番に答えてくる。
But bad studentschoose right answers at random. Theydon’t like thinking itself. This meansteachers have to check the answer sheet several times and it doesn’t work tomake them smart.
つまり、何も考えないわけだ。だから、最悪5回採点しないと終わらない。時間のムダだから解説しようとすると
This is ridiculous and and a waste of timeand energy.
「オレだけ馬鹿扱いした!」
However they get mad at what we say if we arehonest enough to say this is ridiculous.
と抗議がくる。
また、採点するのも賢い子なら間違いの数が少ないので採点が楽。しかし、できない子は間違いだらけだから採点ミスの確率が増える。すると、
They make a lot of mistakes and thepossibility for us teachers to make mistakes when we check their answer sheets.
「ボクは正解を書いたのにバツにされた!」
Then they again get mad at our makingmistakes although they make a lot of mistakes always.
と猛抗議がくるのが普通だ。以前、名古屋の大規模塾にいる時に、短気な先生が
When I was working at a private school inNagoya, a young teacher scolded a bad student saying
「オマエが馬鹿だから採点ミスが起こるのだろうがぁ!!」
“This is because you are so stupid!!”
と言ってしまったことがある。あとで保護者からクレームがきて、その子は塾をやめた。その講師の先生は、塾長からこってり嫌味を言われて絞られていた。気の毒。世の中の多くの人は、そういう勉強のできない子に味方をする人が多い。
Then his parents came to school and our bossapologized about what the young teacher said.
しかし、現場に来れば分かるが、勉強ができない子の9割は素行不良で、怠け者で、なんでも人のせいにし、非常識な言動で周囲を困らせ、大声を出し、備品を壊し、無断欠席を繰り返し、月謝を踏み倒し、本当にろくでなしのことが多いのだ。
If you are in a teaching job, you can easilyunderstand that students who are not good at solving problems are in generalbad mannered and cannot behave well and sometimes steal books in a school.
だから、勉強が出来ないのだけどね。
That is why they are called bad students.
同じクラスには、デキスギ君のような生徒もいるわけだから。
On the other hand, we have very good studentswho never bother us teachers.
第百二十五章
「京大に特化した受験指導なんて、儲かるの?」 Aspecial class for Kyoto University examinees can make a big money?
京都大学を受験する生徒に
「私のアドバイスどおり書けば大丈夫」
と信用してもらうためには、英検1級や通訳ガイドの国家試験に合格するだけでは十分ではなかった。アメリカで教師をしていた経験だけでも十分ではなかった。やはり、京大二次試験で最高点(82%程度)をとって成績開示するしかなかった。
To win the trust of students who are going to sit for the entrance exam tothe University of Kyoto, the 1st grade of Step Test and the nationalEnglish test to be a professional tour guide was not enough. That is why I myself had to take the entranceexam and show the result of it to my students.
ジャッキー・チェンと「TVジョッキー」で共演しました。
(7000回再生)https://youtu.be/sMdPLgzTjeQ
それで、多くの京大受験生が利用していた河合塾、駿台の「京大オープン」や「京大実戦」を10回受け、Z会の「京大即応」を8年間やってみた。そして、気づいた。
I also made use of some well known trialexaminations held by famous prep schools with senior high school student. Correspondent course to prepare for the examwas one of what I used.
アメリカの中学校で教師をしていました。
26歳、無職、貯金なし、彼女なし、資格なし、何にもなしだった(2000回再生)
「どこがマズイのか分からない」
“Why is my answer not good?”
I know this is the general question examineeswant to know and such schools don’t answer,
模範解答が書いてあり、その理由も書いてあるが一般向け。そうではなくて、自分の書いた英作文や和訳のどこが減点される点なのか。どうして減点されるのか。そういう個別の回答が得られないと得点力がアップするわけがない。
They give model answers and the reasons why. But it is the general explanation and isdifferent from what examinees really want to know. Such explanation is useless. That is what my students said.
「FM三重」でラジオ英会話を担当しました。
そこで、私はネットも普及してきたので
「添削だけではない。なぜ減点されたのかを直接採点者に無制限に質問できる」システムを作った。そして、マスコミに流すお金などないので、Youtube やブログで広報した。
At that time, the Internet came into wideuse. So I started the correspondentcourse in my school using the Internet. Its specialty is to answer the questions one by one. I mean individually. Without any restriction.
この本の中で紹介されました。
英検1級、 通訳ガイド、 国連英検A級
39通の「不合格通知」と「合格通知」(2000回以上再生) https://youtu.be/AoV2OKrQLLk
すると、今年は京大に10名ほどの広大受験生がでるほど北海道から九州まで通信生に集まってもらえた。旧帝、国立大「医学部」受験生の方も多い。つまり、需要があったのだ。
Then to my surprise, applications came fromHokkaido or even from Kyushu. Now about10 students will take the exams not only to the University to Kyoto but also tosome major universities’ medical departments.
「飛び出せ!青春」の村野武範さんとツーショット。
ほとんどが京大過去問の添削なので、受験生の解答を比較できる。その経験と、自分が7回受けた経験で、かなり正確に得点予想ができるようになった。それやこれやで、信頼感が増してきたらしい。右肩あがりで生徒数が増えつつある。
Every day I check answer sheets and most ofthem are the problems which were used in the University of Kyoto. Naturally I come to know them very well andcan say the possibility for a student to be able to pass it. The number of my students is increasingstill.
アメリカの新聞に紹介されました。ローガン中学校のイヤーブック
2chでボコボコにされた件(6000回以上再生)
https://youtu.be/QhLnsIohW5s
これは、少子化の日本では珍しいことなのだ。
本当は企業秘密なのだが、このビジネスモデルは大規模予備校や塾ではマネができないので安心だ。職人技なのでマネは無理。同じことをやるには、
This is unusual because Japan has less andless number of students. My competitionscannot imitate it.
1、 英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級に合格。
2、 アメリカなどの外国生活を経験。
3、 京都大学を7回以上受けて、成績開示をする。英語8割、数学7割。
これは、簡単にマネができるはずがない。そう確信している。ベストではない。
オンリーなのだ。
It is not easy to get 80% of correct answersin the entrance exam of the University of Kyoto. My school shouldnot be the best but the only.
第百二十六章
「秋の夜空に、願いをかけて」
小さい頃に、夜空を見上げたことはあるだろうか。あの輝く星が、何万光年も先にあると知ったときの驚きはいかばかりのものだったろう。光でさえ何万年もかかる距離って、人間の想像力を超える。何気なく見上げている空が、現在と過去の両方の姿を見せていることを知ったとき、人間のちっぽけさを嫌でも思い知らされたのではないだろうか。
Did you look up at stars at midnight when you were a little child? You must be surprised to know that those starsare billions-light year away, which is beyond our imagination. This means we see the present and the past atthe same time.
私が京大英語8割、数学7割までにしたことを知りたい方は↓
http://storys.jp/100002507170434
京都大学
ガリレオの地動説や、光学機器の発達や、多くの科学者の研究の結果のおかげで私たちは夜空を古代の人たちとは違ったものとして眺めている。これから科学が進歩すると、また今とは違った思いで夜空を眺めるのかもしれない。
Galileo’s heliocentricism, the development of optical instruments andstudies of many scientists help us to seen stars in the different way from theancient people’s. Maybe we will see themin the different way from the present’s one as science advances.
東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html
受験勉強の場では、手ごわいライバルも将来そうした知見を人類にもたらすかもしれない貴重な人材だと思えば敬意を表してもいい気になる。人の命を救う医学も、この宇宙のありかたを研究する天文学も、科学の基礎には数学がある。
その事実を知っていれば、
「sinθ cosθ を勉強して、何の役に立つの?!」
というセリフが出るはずがない。
When we take any exam, we are under a keen competition. Sometimes we hate our rivals. But we can respect them if we can believethey can contribute to our society. Goodstudents might be doctors to save people. Some might be scientists who try to understand the universe.
名古屋大学
そういう賢い子を優遇してやれば、医療技術が進み多くの人の命が助かる。社会が良くなる可能性が高い。利用してやればいいのに、何でおだてて利用するくらいのことが出来ないのだろう。
Why don’t we respect such good students? If they feel that they can enjoy in thissociety, they are happy to work hard for this society. We had better make use of their abilities.
大阪大学
小学校に入る前くらいなら
「できすぎ君、スゴイねぇ」
と単純に褒めていたのに、中学生や高校生になると
「できすぎ、変じゃね!」
と、からかいやイジメが始まる。つまり、妬みや嫉みだ。嘆かわしい。情けない。日本人は、そこがダメだ。田舎は、更にダメだ。
When we were young, we didn’t hesitate tosay,
“Hey, you are great.”
But from around junior high school students,many of us start to be jealous of smart students. And smart students sometimes get attack frombad students. I don’t like it.
旧帝合格者数(四日市高校、定員360名)
H27 H26 H25 H24
1、北海道大学 5 10 2 7
2、東北大学 0 1 3 2
3、東京大学 9 2 3 3
4、名古屋大学 37 25 17 30
5、大阪大学 8 6 17 20
6、京都大学 12 8 16 10
7、九州大学 3 1 1 0
合計 74 53 59 72
大学偏差値ランキング
https://manabi.benesse.ne.jp/univ/search/nanido/
京大の過去問
http://kyodai.kawai-juku.ac.jp/countermeasure/problem/
第百二十七章
「なんで、Aランク大からFランク大までランキングをつけるのか。それは、ズバリ金だ」
センター試験が来月に迫った。受験生は三社面談や模試の結果で受験校を絞り始めている。四日市高校志望だった子が、桑高にランキングを下げ、桑高志望だった子が川越に下げる。
京大志望だった子が阪大に下げ、名大志望だった子が三重大に下げる。それは、予備校の発表するランキング表を見ながら決めるわけだ。
The day of センター試験 is coming up soon. My students is now having a meeting with their teacher to decide whichschool’s exam they are going to take. Many of them have to give up taking the exam to a school which theyreally want to enter. They decide itusing the list a big prep school prepared.
京都大学の受験票と成績開示。クリックで拡大されます。 ↓
高木教育センター イン ニューヨークhttps://youtu.be/sCCEGYlgp20
ここは現実的に考えてないと「不合格」になって、費用の高い私立高校に通うハメになったり、予備校通いになってしまう。人までランク付けするようで嫌な感じを持つ時期だ。
ここ三重県では、建前の教育が行われていて
「人間を学力だけで評価してはイカンよ」
と教える。まことに、ごもっとも。しかし、社会の仕組みがそうなっていないことも同時に教えるべき。
My students want to go to national universities because the tuitionfee is reasonable. If they fail in theexam, they have to go to prep schools whose tuition fee is expensive.
Public school teachers often say
“School background is not important.”
But such words don’t sound real tostudents.
1、「京大二次」英作文の採点基準(ネット添削可)。
(3000回以上再生)https://youtu.be/M6LFIjXhwVM
就職や結婚という人生の岐路に立ったとき、キミの本音はなんだろう?
「あの企業はBランク大以下のエントリーは落とす」
と、就活生は知っている。多くの男子は、女子が
「生活を安定させられる確率が高い男子しか結婚しない」
と言い、高学歴男子でないと結婚が難しいことも知っている。
In Japan, sometimes school background still works to give good jobs andyoung women expect their boyfriends to have good school background. To get a good job and even to find a goodpartner, they have to pass the entrance exam.
2、 「こうやって、京大数学が7割解けるようになりました」
(2万回以上再生)https://youtu.be/kQ-mlEj2DXA
学歴が最も関係なさそうな職種である、アスリートや芸能人でさえ
「あの人は賢いので現役後も解説者ができる。あの人は・・・」
と言うし、「高学歴芸能人」というのは、もはや1つのジャンルとして成立している。
You might say athletes and talents have nothing to do with schoolbackground. But it’s wrong. They might say
“He can be a good commentator after retiring because he is smart.”
We recently have had a genre oftalents who graduated from very good universiteis.
平成13年度、合格者
京都大学「医学部」、名古屋大学「医学部」
3、「Z会を8年間やって分かったことhttps://youtu.be/_AsvOhdrYUs
(2万回以上再生)
履歴書に「学歴」欄があるのだから、大多数の人が人の評価に「学歴」を重視しているのは明らかだ。
この現実を前にして、
「人は学歴なんかで評価されない」
と道徳や倫理で教えても、虚しい。
Why are we required to write schoolbackground when we write resumes? Thatis because they think much of school background when they decide who they aregoing to employ.
Public school teachers shouldteach this reality.
合格体験記 (1クリックで拡大されます)
名大医学部 京大薬学部 三重大医学部
4、こうやって、英検1級に合格しました(3万回以上再生)
この世が道徳や倫理で動いているなんて、妄想の世界を生徒に教えたらダメだと思う。資本主義の世界なのだから、お金が中心に決まっている。そんなことは、漫画でも実生活でも分かりきったこと。教師はウソつきだと思われている。
Are moral and ethics the most important in this world? Kidding! Teachers must teach the real world. We are living in capitalistic world. Money is important. Students knowteachers are liars.
第百二十八章
「京大に特化した受験指導なんて、儲かるの?」(2)
儲けるためにはいくつか条件をクリアしないといけない。
まずは、大きなマーケットであることが前提だ。塾を始めた時に、私の生まれた故郷は最低だと分かった。全国学力テストで最低の地区で、過疎地。これでは、進学塾など成立しても小さなビジネスにしかならない。どんな受験指導のテクニックも役に立たない。
To make money, we have to go through a lot. First of all, we need a big market. Here is Mie prefecture and people are notenthusiastic about studying and suffers from depopulation. This means we cannot make our schoolbig. Even if we can be good teachers,people are not interested in it.
ジャッキー・チェンと「TVジョッキー」で共演しました。
(7000回再生)https://youtu.be/sMdPLgzTjeQ
それで、大きな都市というと名古屋なので昼間は名古屋の大規模予備校や塾に講師として働きに行っていた時期がある。しかし、自分でやらないと意味はない。しかし、河合塾や駿台なんて何代もかけて大きくするわけだから私自身が始めてもメリットがない。
So I went to the nearest big city Nagoya to work as ateacher at a big school. However so longas I’m employed, my income is small. Wehave to have our own business if we want to be rich. It is impossible for me to make a big schoolin my life. It is too short.
アメリカの中学校で教師をしていました。
26歳、無職、貯金なし、彼女なし、資格なし、何にもなしだった(2000回再生)
もう1つのアイディアは個人ビジネス。大きな組織ではなくて、俳優や歌手や野球選手のような個人でビッグになる方法。そこで、考えたのがネットが普及していたので「通信添削」。これなら、三重県の過疎地に住んでいてもマーケットは日本全体にできる。
I have anotheridea. Not to make a big school but to bea famous man like a well-known actor or a singer. Then the Internet spread all over Japan. I started a correspondent course because mymarket could be Japan or even the world living in the country.
「FM三重」でラジオ英会話を担当しました。
ただし、「Z会」や「進研ゼミ」のような大手があるわけだから、対抗するにはそれなりの作戦が必要なわけだ。どうせやるなら、日本一がいい。つまり、東大か京大。それで、英語の過去問を調べてみた。
すると、東大はリスニング、文法、長文、英作文といったよくあるタイプ。ところが、京大の方は和訳と英作文という極めて珍しいタイプだった。
We hada big company which had a correspondent course. To survive, I have to use some strategy. No.1 is needed. This means 東大 or 京大. So I checked the pastentrance exams to those universities. 東大‘is the one like other universities’ On the other hand 京大’is quite different. Translation fromJapanese to English and vice versa.
この本の中で紹介されました。
英検1級、 通訳ガイド、 国連英検A級
39通の「不合格通知」と「合格通知」(2000回以上再生) https://youtu.be/AoV2OKrQLLk
和訳も英作文も客観テストではないので、添削が絶対条件になる。
「これは、いける!Z会に勝てる」
と確信した。なぜなら、名古屋の大規模塾で分かったのだが、英検1級を持った講師も京大卒の講師にも会ったことがなかったのだ。Z会であっても、そんな講師を大量に抱えるのは不可能だと分かっていた。
To prepare for the entranceexam to the University of Kyoto, examinees must ask someone who check theiranswer sheets. If possible, the checkermust be a person whose English must be good enough to be able to pass thetest. I know the teachers who areworking for big prep schools are not such people as examinees expect.
「飛び出せ!青春」の村野武範さんとツーショット。
それで、私はアメリカでの教師経験のうえに、英検1級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級合格。さらに、ライバルになるであろうZ会の「京大即応」を8年間やり徹底的に研究した。
もちろん、河合、駿台の「京大模試」も10回受けて研究し、センター試験を10回、京大二次を7回受けて研究し尽くした。
Sohaving passed the 1st grade of STEP test and the national Englishtest to be a tour guide, I used Z会 and took the preparation test held by 河合、駿台 10 times. Then I took theentrance exam to the University of Kyoto 7 times to check how to get a goodscore in it.
アメリカの新聞に紹介されました。ローガン中学校のイヤーブック
2chでボコボコにされた件(6000回以上再生)
https://youtu.be/QhLnsIohW5s
「これで絶対に勝てる」
と確信して、Youtube に動画を投稿し、ブログを始めて通信生を募集し始めた。すると、予定通りに北海道から九州まで応募があった。京大医、阪大医、名大医などに合格者が出て弾みがついた。
もちろん、何も考えられない人たちはハイジの宣伝や野村さんのジャンプで塾や家庭教師を決める。それは仕方ないので、私は熱心で見る目がある人だけを募集した。
Now I am confident that my correspondentcourse is much better than the one big companies give to examinees. My students are from Hokkaido, Honshu andKyushu. Some people know mine is good.
四日市合格者数
H27 H26
1、陵成中学校(桑名市) 16 23
2、光陵中学校(桑名市) 24 9
3、藤原中学校(いなべ市) 6 6
4、東員第一中(員弁郡) 3 4
5、員弁中学校(いなべ市) 1 4
高木教育センター 2 3
6、 大安中学校 (いなべ市) 4 2
7、東員第二中 (員弁郡) 1 1
北勢中学校(いなべ市) 1 1
大規模予備校の人気講師って、特定大学の過去問を私ほど徹底的に研究していない。だから、私はベストではなくてオンリーワン。競争する相手がいないから、独占状態。
これが儲かりの秘密。ガッチリ!書籍の出版話も舞い込むようになってきたし。
(1) 高木教育センタ-HP http://homepage2.nifty.com/takagi-kyoiku/
(2)フェイス・ブック http://www.facebook.com/profile.php?id=100002507170434
(3) 人気の記事はこちらからどうぞ。 http://storys.jp/100002507170434
(4) 英文ブログ→ http://shigemitakagi.blogspot.jp/
京都大学の受験票と成績開示。クリックで拡大されます。 ↓
高木教育センター イン ニューヨークhttps://youtu.be/sCCEGYlgp20
第百二十九章
「一心不乱だけど、他人の自分」
この世は「勝てば官軍」であって、強いもの、優れたものが勝つのではない。勝ったら優れたものと認めてもらえるのだ。歌手だって、歌のうまい人がヒットを飛ばすわけではない。ヒットをしたら評価されるわけだ。
Many people say “If youwin, you are in the right, but if you lost, you are in the wrong.” Good singers arenot always popular and popular singers are good.
だけど、そうやって道を踏み外していく人がどれだけいることか。
This might be true but how many people getlost because of this way of living.
私は40年間、英語の勉強、数学の勉強、受験指導を行ってきた。受験指導なら、たいていの講師に負ける気がしない。で、その証を立てようと考えた。つまり、合格実績を出そうとした。
I have taught students for 40 years and feelthat we don’t have so many good teachers as I am. I try to prove it showing the number ofstudents who passed the entrance exam to good schools studying in my school.
私は自己満足ではなく、客観的な証拠が欲しいと思って実績を出そうと思っているのだが、これも道を踏み外していくリスクがある。たとえば、
「私は英語が使える」
と言っても社会では信用してもらえない。だから、英検1級。数学も同じだった。
Objective evidence has been important for me , not self-satisfaction. My students and their parents need it becausemy students are all over in this country, Japan. Even if I say I can use English, who trustsmy words?
「数学Ⅲを指導できる」
と言ってもダメで、旧帝レベルの理系受験生を指導してみないとダメだった。数学ⅡBまでも、京大二次で7割をとって見せる必要があった。あくまで、生徒指導のため。
Nobody trusts me when I say it is possiblefor me to teach examinees to the University of Kyoto if I don’t show them theresult of the exam I took.
ところが、夢中になると目的を忘れて資格や正解率ばかりに目が向いてしまう傾向がある。生徒の役に立ってこそ意味があるのに、自分の合格や学力ばかりが気になるようになりがちだ。
いつも、
「自分は何のためにこれをやっているのか」
と、心に留めておかないと道を踏み外す。
But we have to be careful when we areabsorbed in something important because we tend to forget the original purpose. We always have to keep it in our mind.
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第百三十章
「英語の勉強は、暗記ではない」
機械翻訳が行き詰っている。Yahoo などで翻訳にかけると奇妙な翻訳ができあがることをご存知の方も多いだろう。使いものにならない。受験の模範解答を知ろうとしてもダメなのだ。人間の講師でないと無理。
We cannot trust the translation by computers. You know that using Yahoo translation. You cannot get model answers from it. We need human teachers.
なぜなのか。 Why?
私は毎日、通信生の方の英作文を添削させてもらっている。問題の日本文は同じなのに、10人の解答は10通り。同じものは1つもない。同じに本文でも、それを「どう受け取るか」。それを英語で「どう表現するのか」は違ってくる。
I am checking many answer sheets fromcorrespondent course every day. Althoughthe problems in Japanese is the same one, the answers are all different. The way one student feels reading the problemis different from the other student. Theway to express it is also different.
だから、添削が必要となる。
That is why they need checking from a checker.
良い翻訳をするには、発言者の性格や発言した状況を瞬時に判断する必要がある。二ヶ国語ができるということは、そういう感受性や分析力が優れているということだ。
We have to understand the personality of theperson and the situation he or she is in quickly in order to make a goodtranslation. Bilinguals are people whoare sensitive and good at analyzing.
だから、受験勉強の結果、つまり「学歴」が人物の判定に使われるのは合理的なのだ。英語ができることは、その人物が計画的に行動し、記憶力があり、人の性格や状況分析が優れていることが推測されるからだ。
That is why many people use school backgroundfor entrance examinations and employment examinations. If the person can use two languages, itsometimes means he or she is good at planning and has a good memory. He or she might be able to understand othersand situations.
数学も同じことで、単なる計算の問題ではない。様々なありうる解き方の中で、できるだけ短時間で解ける美しい解法を瞬時に選択する。そして、論理的な記述をする。数学ができるというのは、瞬時の判断力がある場合が多いということだ。
Math is not just calculation. We have to choose the best solution of allthe solutions. In that case, we needlogical thinking. So to be able to solvemath problems usually mean the person is logical.
日本に生まれ育って、自然に英語が身につくわけない。生まれた時から微分や積分ができる子もいない。絶対に、誰もが勉強しているのだ。
「あの子は生まれつき賢い」
という遺伝はありえるが、それでも勉強しないと身につかないのが学力。
If you are born and brought up in Japan, itis not possible that you can naturally use English. You must study hard. Every single person must study if he or shewants to master differential calculus and integral calculous. We cannot deny the laws of heredity. Still hard work is required.
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