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15/12/8

「大学へ入ると、貧困から抜け出せるのか?」

Image by Olia Gozha

先日のテレビ番組で、「ホステスをしながら、大学へ通っている女性」の特集がありました。

彼女は、母子家庭で、お母さんの反対を押し切り、

400万円の授業料を借金して、大学へ入学しました。

経済学部で勉強し、将来は「経済コンサルタント」になりたいと言っていました。

そして、

「貧困から抜け出せると思って、大学へ入りました。」と、大学入学の理由を述べていました。

ここで、疑問が残りました。

「お金がないなら、うんと勉強して、授業料免除の大学へ行けばいいのに?」

「コンサルタントは、経験が必要だから、卒業後すぐにはなれない。」

彼女の言い分を聞いていて、

「高校時代に、あまり勉強して来なかった」と感じました。

大学の中には、優秀な学生なら「授業料免除の大学」があります。

本当に勉強したいなら、

高校時代にたくさん勉強して、授業料免除で入学する選択肢を選んで下さい。

親の収入が目減りして、

お子さんの心の負担も大きいと思います。

しかしながら、

お金がなくても、大学へ行けるという選択肢があることを覚えて下さい。

「お金がない」と言って、高校時代に勉強しない「いい訳」にしないで下さい。

私が学生だった頃に、

獨協大学でも、「特待生」として、授業料全額か半額免除で通った学生がいました。

大学名で選ばずに、

「授業料をいかに払わずに、大学へ行くか?」を考えて下さい。

それを可能にする大学を選べばいいのです。

大切なことは、

「いかに学ぶか?」です。

東大でも、慶応や早稲田でも、勉強しない人はいます。

勉強して来た人を、社会は評価してくれます。

それを信じて、勉強して下さい。

そして、お母さんは、お子さんの将来を諦めさせないで下さい。

お願いします。

ここまでお読み頂きまして、ありがとうございます。

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