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15/11/30

1.人生は茶番だ

Image by Olia Gozha

人生は茶番だ

何をそんなに 真摯に受け止めるのか

何をそんなに 思い悩まなきゃならないか


私なども会社人である

会社の事しか知らないので

社会人ではまだない


その会社というのも

もはや社会に必要なんだか不必要なんだか

すら分からない

不必要ではない理由作りに躍起だが

最早 現代社会は

コンビニが立ち並ぶように

必要だか不必要だか不明なものが多い

私たちは その中で 道を選ぶ


何故 思い悩む必要があるのだろう


お偉いさん方はビルのテッペンから

私の出勤をアリの様と見る

そして

事ある毎に 皆を集めては

感謝を述べる

当たり前だ

自分がやりたくて始めた事に

労働力が集うのだから

確かに賃金は発生するが

入社式なんぞ大規模なエイプリルフール


人生は茶番だ

茶番で出来ている

テレビを付ければ

アホとアホがアホな事をしたとアホがブラウン菅で伝えてる

ブラウンよりセピアだ 色褪せ過ぎている


その中で

何故 自分を責めなきゃならないのか

失敗や困難は 確かにダメージがあるが

何故 自分自身までも責めなきゃならないのか

下らない茶番の中で

真面目に 真摯に 落ち込む必要なんて

縫い針の穴よりもない


取り巻く人生は茶番だ

確かに辛くとも

悩む必要なんてない

必要か不必要かわからないばかりの社会で

唯一分かる不必要は

真摯に悩み過ぎることであり

唯一分かる必要なことは

大丈夫 人生は茶番なんだから 楽しもう

ということだ


それでなくとも

皆 悩み易いのだから

皆 真面目過ぎるのだから


それにもし

誰しもが大らかな余裕が心に生まれれば

誰彼を捕まえて

見上げたり見下げたりして

不毛な大小優劣を決めてしまうことも

無くなるかもしれない


人生は茶番だ

大丈夫 悩むには 人生は茶番過ぎる

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