【National Lifestyle tour 2015 海老原露厳先生の書の教室】
本日は、六本木にある国際文化会館にて、書道家として国内外でご活躍されている海老原露厳先生に、書を教えて頂きました。
実際に書き始める前に、露厳先生から、書の歴史や書体の種類などを伺いました。
歴史を重ねる中で、様々な書体生まれてきたことを知りました。
その中で今回、私は書の芸術性を高めた普遍的存在として、書聖と称される【王羲之】の「蘭亭序」を見て書かせて頂きました。
この【王羲之】という方は、書聖(書道の優れた人)と称されたことだけあり、後の時代の書家のはほぼ全員が王羲之を手本として、何らかの影響を受けているそうです。
そんな偉大な方の書を見て書かせて頂くということ、
また、久しぶりすぎる書道に最初はかなり慎重になりました。
ただ、書いていくうちに、
落ち着いてきて、
無心になれることがとても心地よかったです。
何文字が練習をしたあと、
王羲之蘭亭序の中から、自分の好きな字を選び、書く時間を頂きました。
私が選んだ字は
【賢】
理由は、賢い女性でありたい、という気持ちと!!!!!
文字のバランスがかっこいいと思ったから、という単純で素直な理由です。
5,6枚書いた後、
先生に一番いい書を選んで頂きました。
ただ、先生が選んだ書、実は私が一番いいなと思った書とは違いました。
先生は、
「この書(私が選んだ書)は頭で書いているし、急いでいる。
だが、こちらは(先生がいいといった書は)心がこもっている。」
と話してくださいました。
確かに、私が一番いいなと思った書は、
先生のお手本に忠実であることを意識して、角度やバランスに注意をしていました。
なので、形はよかったのですが、個性は弱いものになっていました。
一方で先生が選んでくださった書は、
お手本とは少し異なっていたものの、ダイナミックさのある書でした。
『全てを受けいれて、活かす』
この時、前回、和食の作法で花柳先生がおっしゃっていたことを思い出しました。
物事を受け入れて、自分の中でかみ砕き、活かし、個性を出していく。
書にも、日本人の精神が宿っていることを改めて知りました。
書の面白さを実感した日となりました。
そして、12月3日の
日本大会まで、あと少し。
振り返って見ますと、
自分自身の価値観やスタンスも随分変わったと思います。
とくに、日本人でありながら、日本文化や伝統に普段の生活で触れることが多くなかった分、心が満たされ、感動する瞬間がたくさんありました。
日本人でよかったと思いました。
その気持ちを日本大会でも発信出来たらと思います。
楽しみにしていてください。

佐々木瞳

