top of page

15/11/21

鬱病を克服するためにナンパ師になったアラフォー男の話

Image by Olia Gozha

それは、ハロウィンの頃。

私は夜な夜な繰り広げられる非日常的な仮装パーティーに酔いしれていた。

名古屋市緑区の坊主山という郊外で育った私は、学生時代から都会に憧れていた。

綺麗に着飾って、高級なレストランで、露出したワンピースを着て、シャンパングラスを片手に甘い言葉を囁いてくれるナイスガイとのデート。

代官山、六本木、恵比寿、広尾…

飯倉の交差点から高速に乗る

マセラティのエンジン音が心地よくBGMを掻き消してくれる。

高速道路から見るビルの明かりが、生まれ故郷で見た蛍と重なる。

ああ、これが、私が憧れていた世界…

バツイチとなって一皮剥けた私に、男たちは群がった。

季節ごとに味わう三ツ星レストランでのフレンチや懐石料理を食べさせてくれる相手には困っていない。

妙齢の男たちが私に何を期待し、何を求め、何を得たいのか、それがわかっているから。

肢体に張り付くワンピースを身に纏い、甘い香水をくゆらせ、相手を尊重し、彼らの事業の成功を称え、美しい言葉と所作で、時々体が触れるか触れないかの距離を保てば良かった。

気分が乗れば、一緒にホテルに行きベッドを共にし、嫌なら「あなたとはもっとお互いのことをよく知ってからにしたいの」と添い寝をして眠ったふりをすれば、セックスをしなくてに済んだ。

気がつけば、半年間。

私は誰ともセックスをしていなかった。

したいと思う人がいなかった。



そんな時、彼からナンパされた。

その日、私はハロウィンパーティーに向かうため、定時で退社し自宅に着替えに戻る途中だった。

銀座線に乗るために銀座四丁目の交差点に向かっていると、松屋銀座の辺りで、

「すみません。お一人ですか?」

サラリーマン風の背の高い35歳くらいの男性が声を掛けてきた。

「私、急いでますので…」

手を顔の辺りで左右に振って、さようなら、とそのまま、足早に立ち去ろうとする。

私の速度に合わせて歩いてくる。

「じゃあ、駅まで」

松屋銀座から銀座駅まで約8分。

まあ、それくらいの時間なら、と思い、つかの間の話し相手になることにした。

「後ろ姿が只者じゃないオーラが出てましたね。普段、僕はナンパなんてしないのですが、ついつい声を掛けてしまいました。」

(はい。来ました。

ナンパ男の常套句『普段はナンパしない』)

「あら、偶然。私も普段はナンパに耳を貸さないのよ。私達、縁があるのかしら。」

あと、8分後には解放されるという安心感から、話に乗ってあげることにした。

「どうしてナンパしてるの?」

「大阪から上京してきて、最近職場の同僚が結婚して、そろそろ自分も、って思ったんだけど、転職したばかりで毎日職場と家の往復で出会いもなくてね、」

(はい。来ました。『結婚考えてます』アピール。アラサー、アラフォー女性が反応するって思ってるのね。私、バツ2って言ってみようかしら。)

「そう。」

(…もう駅に着くし、めんどくさいからこの話はやめよう…)

「また、会える?」

「毎日ここ通勤で歩いてるから、毎日ナンパしてれば会えるんじゃない?」

「なんやねん、それ!

お姉さん、LINE教えてや!」

(…あ、ちょっとこのノリ好きかも♡)

イケメン、年下、関西人、ドS

が私の好物。

なぜドSってわかるかって?

そもそもナンパしてくるのはSだからです。

私はiPhoneのセキュリティを解除し、LINEアプリを立ち上げた。

「レイコちゃん、っていうんや。

なんやねん、このプロフ写真。モデルか⁈」

「ジュンタ…、私が前飼ってた犬と同じ名前。」

「じゃあ、レイコちゃん、今日うちに連れて帰って添い寝してや」

「あらっ、もう駅に着いたわ。じゃあね。

バイ、バーイ」

早々に電車に乗り込む私。

そうして彼との出会いが始まった。


それから毎日のようにメッセージが届く。

あれよ、あれよという間に、1回目のデートの約束。

食事やお酒の好み、場所、リサーチに余念がない。

彼はLINEで「僕のハートを盗んだ窃盗容疑で法廷に出廷」という名目でデートに誘ってきた。

時々入る寒いツッコミもなんだか笑えた。

だんだん気分が良くなってきた。

(この人…少しは女性慣れしてる…?)

私は、女性慣れしている男性じゃないと食指が動かない。

いい歳して、デートの一つも満足にコーディネート出来ないなんてあり得ない。

男性はいつでも女性に尽くし、崇めて、大切にしなければいけないと思う。

「レイコさん、モテるでしょ?」

私は男たちから、このテの質問をされると必ずこう答える。

「モテる、の定義が分からないけど、すべての人からは好かれていないわ。自分がいいと思った人からは比較的、好意を持ってもらえるみたいだけど。」

そしてナンパから1週間後。

銀座四丁目交差点の和光の前で待ち合わせ。

私は時間ピッタリに到着した。

ジュンタはまだ来ていない。

(この私を待たせる?どういうこと?)

少しイラっとした。

42歳という自分の年齢は受け入れているつもりだけど、ナンパされたという最初から上下関係がハッキリしている状態で待たされることに、少々憤りを感じていた。

すると、LINEの通話が掛かってきた。

「レイコさん、着いた?

俺、今、交差点渡るから、ちょっと待ってな」

彼は三越の方からやってきた。

「待たせてごめん。

ちょっとだけレイコさんの待ってる時の立ち姿、眺めようと思って。」

(はい、はい)

「…お店は?」

「あ、こっち。」

銀座シャネルビルにあるフレンチレストラン「ベージュ アランデュカス トーキョー」

(なかなかやるじゃん)

今年は確か星一つだった。

銀座は星の数がついているレストランが多いから、ビギナーズラックかも知れない。

エントランスで予約者名を告げ、席に着く。

銀座の中央通りを見下ろせるこの席は私のお気に入り。

前回来たのは…

婚活サイトで出会った警視庁の警視とだった。私の一つ年上でノンキャリで警視だとエリートなのだとたっぷり自慢話を聞かされた。

殺人事件が起こると対策本部を設置して本部長にも数回なったって言ってたっけ。

結婚を前提に交際を申し込まれたけど、1ミリも心が動かなくて、お断りして、それっきり…

また連絡取ってみようかしら?


「…さん、何飲む?」

はっ、と我に返り、

(ペリエジュレ グランブリュット グラスで)

と、言おうとしたが、ここは初デート。

女性らしく。メニューを見て、

「オススメのシャンパンをお願いします。」

暫くして運ばれてきたシャンパンとグラス。

瑞々しいゴールドと繊細な泡が消える前にグラスをカチンと鳴らした。

「素敵な夜に乾杯」

君の瞳に、と言われないだけマシだった。

(さてと、リサーチ入れますか)

私は、ナンパは自己分析、他己分析の機会と捉えている。

自己分析。

「何故、私に声をかけたの?」

この質問で、「私」という人間が、世の中の男たちからどう見られているのかを客観的に知ることができる。

「姿勢がいい」

これが、私に対する世の中の評価だ。

そう、年齢は関係ないのだ。

とりあえず姿勢が良ければ街中で声を掛けられる確率はグンと上がる。


次に他己分析。

「何故、ナンパをできるようになったの?」

私の周りの男たちは、ナンパは友達と一緒のときにノリで、とか

旅先で恥を掻き捨てる覚悟で、とか

絶対知り合いと合わない出張先の地方で、

というのが多い。

モデルのスカウトやヘアサロンのヘアモデルもそうだが、同じ場所で何度か行うと面が割れる。

面が割れてしまうとどんなイケメンでもやりづらくなるし、成功率が下がる。

この人はどこに勤めていて、どんな仕事をしているのか?

興味があった。

「ジュンタさんは、仕事は何してるの?」

「俺は、車関係のメーカーに勤めてる」

「会社、どこ?」

「大手町」

私が声を掛けられたのは松屋銀座の辺り。

大手町とは目と鼻の先。

これで、絞り込まれた。

本当に滅多にナンパしない人か、エリアを都度変えている人か。

見た目はイケメン。

会話もなかなか面白い。

背も高く、お腹周りもスッキリしているので、トレーニングを定期的にしているようだ。

モテないはずはない。

…ということは…

「ジュンタさん、って面食いでしょ?」

「おいおい。それって、レイコちゃん、自分で自分が美人やっていってるのと同じやで!

…ってその通りやけど。」

いつのまにか、レイコさん、からレイコちゃんになっていた。

うんうん、だいぶほぐれてきたね。

では私が攻めるわよ。

「私、万人受けする美人じゃないでしょ?」

「レイコちゃんは、スタイルが抜群にええねん。あの歩き方、後ろ姿、ホンマにただモンやなくてビビっときたから。絶対声掛けよって思ったもん。」

「ありがとう。

スタイル重視なんだ。

私、ジュンタさんよりたぶん年上だよ?」

「俺は1976年生まれ。レイコちゃんは?」

「私は1973年生まれ。じゃあ、3コ下ね。39歳?」

「俺、3月14日やねんから、学年やと2コ下やな。」

「ホワイトデーなんだ笑。じゃあチョコのお返しいらないから、誕生日プレゼントなしにされるパターンね。」

「そうそう。」

「今の仕事長いの?」

「3回転職してんねん。大学卒業してカーナビメーカーに新卒で入って。P社って知ってるやろ?んで、次がD社。暫く愛知県におってん。だから、レイコちゃんの地元の名古屋も良く知ってんねん。」

「なんで転職したの?」

「上司がパワハラが酷い奴でな。俺以前にも何人も鬱病で休職したり退職したりしてん。で、俺が対象になって1年耐えたんやけど、なんでこんな思いしてまで働かなあかんねん、って思えてきて。毎日夜中の2時まで仕事して。罵倒されて。もう鬱病一歩手前やったと思う。んで転職した。」

「今も自動車関係のメーカーだって言ってたもんね。車好きなんだ。」

「おう。」

「何乗ってんの?」  

「アルファード。その前がランクル。その前がレガシー。」

「国産車ね。センスいいじゃん。」

「わかる?ちなみに今日のこの財布、俺が作ってん。革細工。ええやろ?」

「器用だね。すごーい。」

ちょっと興味が出てきた。

手先が器用な男は愛撫がうまい。

そして車が好きな男は女好きが多い。

まだ分からないけど、男として十分私の射程圏内に入ってきた。

「今の会社はもう慣れたの?」

「なかなか仕事覚えられへんくて、苦労したけど、あることがキッカケで人生が変わった。」

「あること、って?」

「それはまだ言えへん。」

「じゃ、飲もうか?」

「俺、酒強くないねん。レイコちゃん、飲み!」

「…なんでナンパしてるの?」

私の中で、直感した。

彼の言う、「あること」それは、ナンパに関係している。

ちょっと突いてみよう。

「確実に好みのタイプのコと話せるから」

これは、よくナンパ師がいうセリフだ。

「出会いがないから誰か紹介して」と私を頼ってくる男がいるが、男たるもの、出会いは自分から作れ!といいたい。

そういう意味では、私はナンパ男たちの行動力には一目置いている。

ナンパ男たちは確実に自分のタイプの女に声を掛ける。

彼らの理論は、「どうせ断わられるなら自分のタイプの女に」なのだ。

それでも何度も、何度も無視され、罵声を浴びせられ、自己否定され、断わられるなんてレベルではない、人間として拒絶される中に、顔を見て話を聞いてくれる時間が少しだけ伸びたとか、立ち止まってくれるとか、丁寧に断ってくれるとか、なんかしらの次に繋がるヒントがあり、学習し、話を聞いてもらえるようになる。

話を聞いてもらうところから、さらに連絡先を聞き出すまでの壁、次のデートにこぎつけるための壁、数々の障壁を乗り越えて、彼らは切磋琢磨していく。

そういう努力ができる人なのだ。

よく仕事ができる人はナンパもできる、という。

できるビジネスマンはここぞのチャンスを逃さないのだ。

私はビジネスの世界でそういう男たちをたくさん見てきた。

だから、私はジュンタに共感ができた。

もっと彼の話を聞きたい!

私の興味は、鬱病一歩手前で踏みとどまり、ナンパ出来るまでに克服したキッカケを聞き出したい、の一点に集中した。

私は誉め殺し作戦に打って出た。

「私、実はよくナンパされるんだけど、こんな風にデートまでしたのは初めて。

ジュンタってスゴイね。話も面白いし。

結構、ナンパの成功率高いんじゃない?」

私は、彼を調子に乗せるために敢えて、ジュンタ、と呼びすてにしてみた。

「そやねん。最初は全然ダメやってん。」

乗ってきた!

ここで「最初は、」のセンテンスは敢えてスルーしてあげる。

「へぇ〜。努力家なんだね。」

「ナンパ初めて、ネットでいろいろ調べて、どこに行ったらいいとか、どういう風に声掛けたらいいとか、ナンパで1000人斬りとかしてる人のブログとか見て真似てみたんやけど、上手くいかなくて…って何で俺こんな話してんねん。」

「私、ジュンタって真面目な人だと思う。ただのナンパ男じゃないって思う。それに聞いて欲しそうだよ。

話してみてよ。私が聞きたいもん。」

「なんやねん、それ。俺、レイコ、口説こう思てるのに、なんで俺の恥ずかしい話せなあかんねん。」

「だって…

これから私が恥ずかしいとこ、見せなきゃいけないかもしれないでしょ?

だから先に見せて。

ね、お願いっ。ねっ。」

私は彼に操を捧げる気もないのに仄めかした。

「しゃーないなぁ…

ホンマに悪女やな、レイコは…


で、ネットでの学習もして、実践もした。

俺に何が足りひんのやろ、って時にセミナーを見つけたんや。」

「恋愛セミナー、みたいなやつ?」

「まあ、そんなもんやな。講義とメールでのコンサル、2時間の演習が数回。」

「へぇ〜。」

「高いんやで。まあいいや。

で、その師匠に出会ってからみるみる上達して、自信がついてきた。」

「うん。今のジュンタ、魅力的だもんね。」

「そうか?

だとしたらナンパのおかげやな。」

「仕事にもいい影響を受けてるとか?」

「そやねん。今の仕事でも、取引先や社内から罵倒されることもあって、仕事も覚えられへんくて、ホンマに苦労したねん。けど、ナンパしてメンタル強なって、罵倒されてもやり切る根性がついた思うで。」

「仕事にも通じるんだね。なんか壮大な話。」

「そやな。去年までの俺やったらレイコみたいな女には、恐れ多くて話しかけられへんかったわ。」

「それはどうも。いい話しだね。」

「ナンパは俺のライフワークや。コミュニケーション能力もこれで養ったわ。」

「じゃあ、もう鬱病も含めて克服したんだ?」

「今は躁鬱(そううつ)の『躁』の状態かもな。レイコにこの前、LINEでツッコミ入れられたけど、俺、エロトーク止まらない時あんねん。そのコントロールが課題やな。」

この1回目のデートの前に毎日のLINEのやり取りで、会話の内容がだんだんと官能的なやりとりになっていた。

42歳という年齢になってもまだセックスの対象として、それなりのイケメンから見られるのは悪い気はしないものだ。

それに、半年間処女だったので、彼とのやり取りで、忘れていた感覚が過敏になってきていた。

今日のジュンタは明らかに私とのセックスを期待している。

会話もだんだんとセックスを連想させる方向に持って行こうとしている。

私も自分で気持ちを高めた。

「レイコさんみたいないい女を抱くために、俺は努力している」

その言葉がなんだか愛おしい。

(私もヤキが回ったわね…)

こういうセリフもナンパ塾で習ったであろう言葉なのだ。

しかし、私は受け入れている。

きっと、世の中の瑞も甘いも知り尽くしたお年寄りが野心に満ちた若者を愛おしく応援したくなる心境ってこんな感じなんだろうな…

私はジュンタに恋愛感情ではない、なにか愛おしい感情を持ちつつある。

でも、私は今日はさせないと決めている。

1度目のデートで体は許さないというプライドもあったし、私自身、その人としたいと限界まで我慢してからセックスに持ち込みたいからだ。

すでにメッセージのやり取りで、ジュンタが『巨根』の持ち主だということは判明している。

細身で、身長177cm、体重68kg、体脂肪率12%という私好みの体型に巨根というのが興味をそそった。

私は、膣に入らないほどのモノを持った男、を今まで経験したことがない。

そして、それがまたジュンタ自身、ナンパという行為に走らせているらしい。

巨根男はなかなか充実したセックスライフを送れずに悩んでいる。

女性器に入らないから自分でオナニーで処理するのだ。

ジュンタもまたそうだった。

だから外見を重視する。

彼のコンプレックスを克服する答えがナンパなのだ。

巨根男はセックスで満足させられないから指や舌のテクニック、性感マッサージで女をイカせるしかないのだ。

私はこれまでのメッセージのやりとりと今日のデートで確信した。

彼は愛撫が上手いはずだ、と。

でも彼のテクニックを堪能するのはもっと先で。

今日はキスだけで終わろう。

私は頭の中で作戦を立てた。

女42歳。

自分の性欲は自分でマネジメントするのだ。




←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page