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15/11/14

コンプレックスはあっていい

Image by Olia Gozha

2013年、深夜のNHKテレビ

「ニッポンのジレンマ”救国”の大学論」。


日本の高校を卒業して

現役でハーバード大学に入ったという

北川拓也さん。



「後ろに

ものすごい嫌なものがあると頑張る。

目の前においしいものがあると頑張る、

っていうのより頑張れる」

というようなことをおっしゃった。


これ、わかる。

後ろにものすごい嫌なものがあるとか、追いつめられていると、

人って、ほんと頑張る。


通りすがりの人「たとえば、どんなっすか?」

みりえ「たとえば、ミミズが100匹すぐ後ろにいたら、目の前のパンジージャンプ、すぐできる。」

通りすがりの人「あとは?」

みりえ「たとえば、ミミズが100匹すぐうしろにいたら、目の前のゴジラに立ち向かっていく。」

通りすがりの人「なんでいつも、ミミズなんすか?」

みりえ「だって、めっちゃダメなんだもん、ミミズ。」



で、彼が言う。


「コンプレックスで頑張る。

フェイスブックを作った人も

コミュ障(コミュニケーション障害)だったから、

フェイスブックを作った」と。


下の子は、自分のことをコミュ障だと言う。

私から見るとそうは見えない。

でもこの前、

スーパーで二人で食料品売り場を歩いていたら

ずっと下をむいてスマホをやっていた。


みりえ「やらないの。」

下の子「でも話すことないし、そういうときは、いつもツイッターとかしてる。」



だから下の子の

ツイッターのフォロワーさんは、かなりの数になる。


私は、これはこれでいいかな、って思っている。

みんながみんな

明るくて

コミュニケーション上手で

ある必要なんかない。


今いる場に

違和感があって、

そこからなんとか脱却しようとするから、

人は創造する。


「欠けている」ものがあるから、創造するのだ。

それが、やる気になるって、私は思う。

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