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13/4/14

1993年、19歳で中国に五年間留学してみた。

Image by Olia Gozha

あの頃の話をする時、どうしても思い出すことがあります。

私の小学校時代時代のことです。

私はクラスの半分が在日中国人、韓国人、北朝鮮人、台湾人そして、シンガポール人がいました。彼らは当たり前ですが、皆日本語を話し、日本語でコミュニケーションをしていたので、当時の私は完全に出身地が違うだけで、同じ日本人だと思っていました。

勿論そんな違いがあるなんて、認識してませんでしたし、

同級生同士で遊ぶ時は、全然違いを感じませんでした。

ただ、子どもながらに何か違和感を感じていたのは、

登下校の際、一年生と六年生が一緒に帰る時、

六年生の王君と話をしていた時です。

六年生は足も速いし、頭もいい、そしてとても大人に見えたのです。それは当たり前といえば当たり前なのですが、彼らの一人が突然クイズを出してきました。「漢字、ラーメン、餃子、箸、ごはんはどこのものでしょう?」と言い出し、私は自信満々に「日本!」と即答すると、「ブー、不正解。正解は中国だよ!」と言うのです。不思議で仕方なく「なんで??」と聞くと、「全部中国から来たんだよ、日本は中国の影響をすごく受けているのさ。」

別になんてことない、どこにでもある登下校の会話です。

ただ当時の自分には、インパクトがありました。

ぽかーんとしてました。。

自分の国のモノだと思っていたモノが全て中国から来たもの?? そしてこの人はそれを知ってるすごい大人!

中国ってなんだ? 日本のどこにあるのかな?海外??外国って国があるらしいから、その中の国?? アホアホだったので、内国、中国、外国という三カ国が世界にはあると勝手に信じてました♪

今思えば、ここが自分史上初、中国という国を意識した瞬間でした。

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