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15/11/9

27.オーダーにはお気をつけあそばせ

Image by Olia Gozha

注文が入ると嬉しいものですよね。



ですが、すでにショップにあるものではなく、

「こんな感じで作れますか?」は、

なかなかな難問です。


何度もお買い物してくださったている方からは、喜んでお引き受けしてください。

それは、あなたのファンからの差し入れのようなものです。お相手はあなたを喜ばそうとしてオーダーしてくださっているのかもしれません。

誠心誠意、がんばってお応えしてあげてください。


問題は、初めてのお客様。

あなたの作品をみて、そこからは選ばず、新たに製作して欲しいという方です。

つまり、その方はあなたのファンにはまだなっておられない方です。

この注文を通して長いお付き合いになるかもしれません。


けれど、かなりの確率で「妖怪化」してしまうことを心の端っこに置いておいてください。


最初からオーダーしてくるお客様は、良く言えば自分にこだわりがある方、

言い方を替えればあなたの作品にはまだ満足されていない方です。

どこに満足していないかはわかりません。

価格なのか、質なのか、デザインなのか…。

しかし、どこかを自分好みに変更して欲しい、私の言うことを聞いてほしいということです。


その要求がそんなにたいしたことでもなく、一度でバッチリ合えばよいのですが、

たいてい

「ここはもう少し○○になりませんか?」

「○日までには欲しいです」

「ポケットが少し大きすぎる気が…」

「他に色はありませんか?」

「もうちょっと明るい感じが好きなんですが」


などと、振り回されてしまう可能性もあります。

あなたはお客様だと思うから、一生懸命応じます。

けれど、最終的には

「あんまり気に入らないので、今回はキャンセルします」

なんてことも!!


特に要注意なのは、

「こんな感じで作ってもらうといくらですか?」

とまずお値段の交渉からはいるお客様。

どんどん要望が増えていき、(たいてい増えていってしまうものです(;^ω^))

結果的に最初にお伝えしたご予算からオーバーしようものなら

「話が違う!」

とややこしいことになってしまう可能性もあります。


オーダーのお客様は、あなたのものがお好きでいらっしゃっているわけではない。


嬉しい反面、ちょっとだけその部分を心に留めて置いてくださいね。

お客様は、あなたが選んでよいのです。

「ごめんなさい、今はここまでしか提案できなくて…」と

お断りすることも大切なお仕事です。


あなたの作品を愛してくれるお客様を大切にしてあげましょう。










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