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13/4/12

プロボノ的組織の運営に必要なこと、学びの記録

Image by Olia Gozha

【お金ではなく、”人”や”経験(成長)”を価値として感じ、動いてもらう組織の代表をするという事】

妙に、今年は年度を強く意識しました。

理由は、昨年の4月1日、インテリジェンス様にご協賛いただき実施したイベント「Happy Quarter of a Century(通称はぴくお)」を開催したから。

”人生に一度の四半世紀のタイミングで、同世代だけで夢とか悩みをため口で語り合う場があったらいいな。これが実現出来たら、継続的な人間関係が生まれるキッカケが提供出来るかもしれない・・・!!”と考え、周りに語り倒し、共感してくれる人たちを集めてQOCというチームを創り、

メンバー全員の力で、同世代250人で夢について語り合うイベントを実施し、1年が経ちました。1年経った今も、メンバーが立ち上げた組織が活発に動いていたり、一緒に仕事を始めるメンバーがいたり、たまに会って呑んだり、恋愛が始まったり・・・?、様々な所で様々な関係が続いているようで、(ちょっとおこがましいけど)なんか嬉しいなあ、と、感慨深くなります。お互いが何らかの形で関わったり応援しあうこの関係が続き、30歳になっても続いていたら、本当の意味で成功かもしれません^^

このイベントの運営組織代表を経験出来たのは最高に楽しかったし、沢山の事を得た。

でもそれと同じくらい、失敗もやりました。

これだけのイベントを開催するのは、色んな意味で大変で、自分自身とても辛い事もあったし、周りに迷惑かけたり、苦労させてしまったなあという反省が大きく、それが一番改善すべき事であり、学びだった、と感じています。

組織とは、「ビジョン(志)」が人を惹き付け、コミュニティーとなり、

「お金・人・経験(成長)」の需要と供給のバランスを、”時間と共に変化する人材の価値観”と対話しながら、”ビジョン達成に向けて変化・成長していくもの”、と僕は考えました。

つまり、関わる理由に「お金」が無かった場合、「人と経験(成長)」の部分に”より”比重が生まれ、リーダーはそれに応えていくスタンスが必要になります。

運営組織QOCは、全員本職を持った社会人が、夜や休日などのオフの時間を使って成り立っていた組織で、楽しくやろうと意識しつつも、メンバーの求めている事に応えきれない時があった。。

例えば、「お金・人・経験(成長)」がある組織だったら、自分より営業が得意な部下がいた場合、動きに見合った報酬を与え、「彼が営業部長だから、安心だなあ」と考えるかもしれません。

でも、報酬が存在しない場合、彼に応えるべきは2パターンあり、彼が実力(経験や成長)で付いて来るタイプだった場合は、「それらを上回る営業の結果」か、「それ以上と感じられる事を別の分野で結果を出す事」が重要になる。

彼が人に魅力を感じて付いて来るタイプだった場合は、「代表が出来ない事をやってあげたいと思うだけの人柄と魅力」が必要になる。

企業が面接をしっかり行ったり、半年ごとに人事考課というか、キャリアについて相談に乗ったりしてケアしている意味が、ほんと良くわかった。

僕は人を巻き込む事が得意な方だと自覚しているけど、人を巻き込むなら、巻き込んだその先にある関係についても背負っていく覚悟が必要だなと。

魅力的で仕事の出来る人材を発見して、関わって欲しい!と直感で思ったとしても、自分が彼らの期待に応えられない器ならば、安易に関わるべきではない。そういった人たちと共にやっていくためにも、日々自分の器を成長させていかないとだ!!!

最近、STARMINE PLANNINGに興味を持ってくれて、関わりたいと言って会いに来てくれた人がいました。でもその方は就職をせず、コミットしたい、という事だったので、とても嬉しい気持ちと同時に、その人の人生に関わって、影響を与える事を考えて話をしていかないとな、と深く感じています。

STARMINE PLANNINGも、一般企業とNPO法人の間のような、特殊な組織。

失敗を活かし、精進していきたい。未熟なまま突き進む不器用なやつですが、本年度も、どうぞよろしくお願い致します!!!

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Image by Jukka Aalho

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