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15/10/17

11.あなたのショップの価格決めのお話~

Image by Olia Gozha

自信を持っていきましょう



価格を決めるのは難しいものです。

自信がないと、気弱な値段になります。

自信があれば、適正な価格がつけられます。


誰でも、

「あら、高いのね」

といわれるのが怖いものです。


実際、私は実店舗でもいろいろなお言葉を頂きました。


もっと勉強した方が良いよ、とか、○○のお店では半額だったよ、とか。

もっと言えば、100均にも似たものがあるよね、とか(笑)


言われる度に心臓はバクバク、夜は何度もその言葉を繰り返し、

やっぱりお値下げした方が良いのかな…なんて、悩んだり。


しかし、よく考えてください。


たとえば靴の値段。

980円のものも、9800円のものも、98000円のものもあります。

デザイン的に良く似ていることもよくあるでしょう。

あなたはどれを選びますか?

あなたは、心おどるデートの時に、勝負靴として、どの一足を選びますか?

ということなのです。


あなたが、納得いくものを、納得いく価格帯のものを選べば良いのです。


あなたが、自分が身につけるのに、ふさわしい価格帯のものを、

あなた自身のために選べばよいのです。


それは、お客様にとっても同じこと。

お客様がご自身にふさわしいお品を、ふさわしいお値段でお買い求めになるのです。


値段の高い安い、は、

そのお客様にとってふさわしいか、ふさわしくないかという事なのです。

あなたがこれだけのお値段はする、と決めたら心を揺らさず、貫いてください。


前回に描いたお値段の設定方法なら、ある程度の割引をすることも可能です。

あなたがそのお客様にどうしても何らかの値引きをしたいと思う理由があれば、

それをすることもできます。


しかし、高いわ、といわれて「はいそれでは」とお値段を変更するのは絶対にやってはいけません。

その価格で買ってくださった、他の可愛がってくださっているお客様に対して

大変な裏切り行為となります。


可愛がってくださっていた、他のお客様はもう二度と帰ってきてはくださいません。


98000円の靴を見て、店員さんに

「よく似たものが980円で売っていたわ」

といいますか? 

それは、良いお客様のお言葉でしょうか。


980円の靴を売っているお店での接客と、

98000円の靴を売っている接客は、全く同じでしょうか。

立地や、店内の雰囲気や、女主人、つまりあなたそのものの価格を含んでのそのお値段なのです。



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Image by Jukka Aalho

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