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友達が、
外国はお客さんと店員が対等な関係なんだよね
って言ってた。
わたしはホテルレストランでアルバイトをしてるのだけど、そこで会った友達。時間帯的に朝食をやることが多いので、宿泊されてる外国人の方と触れ合うことが多くある。話し方や取り方、食べ方などからすごく国民性が表れててとても面白い。
その子は専門学校を卒業してから、世界一周旅行にでた。アジア、ヨーロッパ、アメリカ、南米と約半年かけて回っていた。そんな子。
最初に彼の言葉を聞いたときは、正直よくわからなかった。"サービスや物"の対価として、"お金"を交換しているから、いたって対等な関係じゃないかと思っていたから。
でもどうもその言葉が気になって、頭の片隅に抱えつつ生活してた。とりわけホテルで外国人のお客様と接するときはよく観察してみた。そしたらここ最近になってその意味がわかってきた気がする。
客と店員とか、サービスと対価とかは本当は関係なくて。人はみんな対等なんだと思う。年齢も立場も経験も関係なくて、人としての権限っていうか、みんなが人としてのある部分は尊重されるべきと思うんだよね。
だから誰が上とか下とかじゃなくて、挨拶されたら挨拶するし、なにかしてもらったらお礼を言うし、お礼を言われればどういたしましてなんだよ。あと、オートマティックになっちゃだめだよね。人と何かをするときは相手が人であることもちゃんと思い出さなきゃ。
ひとりひとりが自分も他人も、みんなを個人として大切にして尊重することが全てのコミュニケーションの元になることなんだと思う。
接客の時だけじゃなくて、そういう空意味でちゃんとコミュニケーションが取れる空間ってすごくいいよね。
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