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15/9/19

婚約破棄を経験しボロボロだった女子大生が幸せな結婚をし、夢までみつけて叶えた話

Image by Olia Gozha

お客様「心の中のモヤモヤが一瞬でスっとなくなりました!ありがとう!」

お客様「女性としての楽しみ方を改めて教えてもらえた!ありがとう!」

わたしは、お客様からこのようなお言葉を頂く度に泣きたくなる位幸せな気持ちになります。

こんな素敵な状況が自分に訪れるなんて、6年前のわたしは知りませんでした。


====================



大学生3年生の冬、周囲は就職活動モードに突入していました。


リーマンショックの影響が続いており、就活生にとってはかなり厳しい状況でした。


そんな中、わたしは

わたし「婚約しました♥」

浮かれて幸せいっぱい。

わたしは、当時お付き合いをしていた年上の外国人の彼がいました。

彼と、わたしが大学を卒業したら結婚する約束をしていました。


彼の母国に移住することになっていたため、わたしは就職活動をしていませんでした。

みんなが就活に苦しみ、頑張っている中わたしは呑気に暮らしていました。




そして婚約して半年が過ぎた、大学4年生の夏。


別れは突然訪れました。


わたしの頭は大混乱!!!!


何が起こったのかよくわからない。


なんで…?なんで…??


突然道が完全に閉ざされた。

この先どうしていいかわからない。というか何も考えられない。


周りの人たちに浮かれて結婚宣言もした。

恥ずかしい。

みんなと顔を合わせたくない。


わたし「もう生きていたくない」

死んでしまう勇気なんて全然ありませんでしたが…

でもそう思いました。


そんな中、

「立ち止まらないで!!余計落ち込むだけだから!」


「とにかく今は考えないで体動かして!行動して!」


という母のもと、わたしは就職活動をすることに。

(『スパルタ!ちょっと放っておいて!!』と思いましたが。笑)


就職活動をするには遅すぎるスタート。

みんなから出遅れること約8ヵ月・・・


とりあえず、はじめにエントリーシートに使用する証明写真を撮影しに行きました。

カメラマン「この時期に撮影するんだねー!今まで写真どうしてたの?」

メイクさん「今までどんな会社受けてたの?」


と聞かれたり…もう泣きたい気持ちでいっぱいでした。



それまで、全くノータッチだった就職活動。

わたし「エントリーって何するの?」

わたし「エントリーシートってどうやって書くの?」


とりあえず写真は撮ったけど、就活って何をするのかよくわからない。


しかも就職氷河期…


友人たちの中には、大手企業に内定し残りの学生生活をエンジョイする姿も。

旅行の計画なんか立てちゃっていたりして。


わたし「楽しそう・・・」

一方で、わたしは卒業後の進路が決まっていない。

頭はまだ混乱したまま。現実を受け入れられない。


吐きそう・・・

わたし史上、最大に追い込まれた状況でした。


焦りもあり、早く何とかして就職先を見つけたい気持ちだったのですが

その時は夏休みの時期で、多くの企業は採用活動をストップしていました。


秋採用に備える状態でしたが、

秋採用を行わない企業や

また秋に募集するかどうか未定の企業も多く、とても不安でした。


そんな精神状態ボロボロだったわたしでしたが、

心の奥でどこか希望を捨てたくないと思っていました。


そんなわたしが

眠れない夜が続いていた中、毎晩必死にしていたことがありました。


それは、幸せな自分をイメージすること。


*正社員として楽しく働く自分*


*いつか(あんな彼よりもっともっともっと!!!)素敵な人から

花束なんか貰っちゃったりしてすごく素敵なプロポーズを受ける自分*


そして、ぶつぶつ唱えていたりも・・・

わたし「わたしは大丈夫!!」


わたし「むしろ私は最高☆」

(「こんな追い込まれた状況なのに、何が?」とツッコミたくなりますが。笑)


毎日押しつぶされそうな不安の中、

ベッドの中で必死にイメージし、唱え続けていました。



このような事をしていたのは、高校生のときに出会った本がきっかけです。

わたしは高校生の時から「セルフイメージ」について興味がありました。

脳科学をもとにしたセルフイメージの本を読んでいました。

高校生の時は何となくしか理解できず、消化不良の状態でした。


ふと、この辛い時期にその本のことを思い出しました。

そして、仕舞い込んでいた本棚から引っ張り出し、

「今こそ必要だ」と実践してみたのです。

(わたしが実行していた上記のイメージングと口で唱えることが書かれていた本でした)


頭は整理がつかないままでしたが

大きな悲しみや不安に負けない位、強く理想をイメージし

そして母の助言通りとにかく行動し続けました。



そして数ヵ月後・・・

大学4年生の11月末。1本の電話を受けました。


人事担当者「採用です。」


待ちわびていたその瞬間、たまらなくなって涙があふれ・・・

出たのはわたしではなく、ずっとそばで見守り応援してくれていた母でした。

母があんまり泣くのでわたしは泣けなかったくらい。笑


内定の電話をもらったのは母との外出中でした。

お祝いにケーキを買って帰り母と食べました。

人生で最高においしいケーキでした。





わたしはこの経験で、家族や友人のありがたさを思い知りました。

「わたしはひとりじゃない」と実感させてくれました。

当時、わたしを支えてくれた人たちの優しさは、絶対に一生忘れません。






大学を卒業する頃には

社会人になるワクワクもあり、元気なっていたわたし。



その後、今の夫である人とお付き合いが始まりました。

夫は、大学時代のサークル仲間で

わたしのことをとても良く知っているいい友人でした。

当時のことも全て知った上で、わたしを受け止めてくれました。


もう生きていたくない、と思った程ボロボロの状態から立ち直れたのは

周囲の支えと、セルフイメージアップの為に実行したおかげ!!!

ぶつぶつ唱えてよかった☆笑


そして、わたしにはずっとある思いがありました。

それは

『いつか自分が本当に好きなこと、したいことを見つける。それをする』


大学生の頃は海外で主婦になるつもりだったわたし。

自分が働くということを考えてきませんでした。

だから、就職活動の際わたしは自分が希望する仕事、というものがわかりませんでした。


とにかく卒業後の進路を決めること。

何となく、OLになってみたい。

それくらいしか考えられませんでした。


セルフイメージやいわゆる願望実現について自己流ですが学んできたわたしは

特に焦らず、絶対そのうちわたしのやりたいことは見つかる。と信じ込んでいました。


そして、お付き合いしてから2年がたち夫と結婚しました。

プロポーズの時には、あの時期イメージしていたようなかわいい花束をくれました♫


夫は東京で働いているため、大阪にいたわたしは引越しました。

わたしは就職した会社の関東にある本社に異動し、また同じ事務職をしました。


そして、その後ついに出会いました。

ずっと見つかると信じていた、「わたしのやりたいこと」に。


魅力を視覚化するという「イメージコンサルティング」

これを知った時は、「これだー!!」とからだが、脳が反応しました。



*イメージコンサルティングとは、

パーソナルカラーや体型分析(骨格診断)を行い

ひとりひとりに合うスタイリングを提案し、その方の印象をアップさせるという

外見に変化をもたらすコンサルティングです*


わたしは子どもの頃から沢山コンプレックスがあり、いつも自分に自信がありませんでした。

一緒にいる友達が誰かから「かわいいね」言われるってたびに

わたしは可愛くないよね。。って落ち込みました。


友達が、外見について話すたびに

わたしのことはどう思ってるんだろ。

わたしが居ないところではわたしのこと言ってるのかな、と気になりました。


なので、自分自身のコンプレックスも払拭したかったし

わたしと同じような思いをしている女性に貢献できることに惹かれたのです。


夫の応援もあり、OLを続けながらイメージコンサルティングのスクールに通いました。

スクールでは、理論的なパーソナルカラー診断方法、体型分析やスタイリング

顔型分析によるポイントメイクなどについて学びました。


わたし自身実践してみることで

あれだけコンプレックスだった外見を楽しめるようになりました。


何が似合うかわからないし、自信もなかったから無難な洋服ばかり選んでいましたが

ショッピングも積極的に楽しめるようになりました。


友人「明るくなったよね」

友人「何かかわいくなったよね」

たくさんの友人からそう言ってもらえるようになりました。


同時に、

わたし「外見にアプローチするイメージコンサルティングだけでは、完結しない感じがする・・・」

そう感じたわたしは、高校生の頃に読んだセルフイメージの本と

婚約破棄で辛かった時に実践した時のことを思い出し

セルフイメージを高めるコーチングを学びました。


外見に関してのコンプレックスは、

イメージコンサルティングのおかげでかなり解消されました。

周囲の反応も変わっていきました。


だけど、わたしの中で何かすっきりしないものがある。

その原因は、友人たちからの褒め言葉を

わたし「本当にそう思ってるのかな」

まだ自信を持ちきれないわたしはこんな風に思っていました。

せっかくくれた言葉を、そんな風に思ってしまう自分が嫌になりました。

だけど、コーチングを学ぶうちにわたしの中にずーっとあった

「自信がない」

「自分が好きじゃない」

という感情がなくなっていきました。


幼い頃からあった

あんなに根強かった自分に対するマイナス感情がなくなった・・・!!!


そしてわたしは、以前のわたしのように悩んでいる、モヤモヤしている

女性たちに貢献できるのではと思い、勤めていた会社を退職し独立しました。



6年前の痛みがなければ、わたしは今ここにいないでしょう。


また、その後イメージコンサルティングに出会ったわたしを応援してくれる夫がいなければ

独立するということもなかったと思います。


わたしは割と保守的な考えをしていたので

スクールに通うことに躊躇していました。でも、夫はそんなわたしの背中を押してくれました。


いまは、本当に毎日がとても幸せです。


あの当時の痛みからの学びや家族、友人

そして今、お客様に貢献できる場があることに心から感謝しています。


わたしは、わたしを「信じてくれる人」たちの御陰で幸せになることができました。

だからわたしも、お客様を「信じること」を一番大切にしています。


自分で自分を信じられないときは

自分を信じてくれる人が力をくれるから。



お客様「心の中のモヤモヤが一瞬でスッとなくなりました!ありがとう!」

お客様「女性としての楽しみかたを改めて教えてもらえた!ありがとう!」

そう言ってくださるお客様が増える度に、わたしはますますお客様の未来を信じたくなります。


これからも

お客様ご自身よりも、お客様の未来を信じることを大切にして、

沢山の女性に貢献し続けていきたいと思います。

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