top of page

16/12/29

7年越しの結婚への道

Image by Olia Gozha

神奈川県川崎市多摩区。302号室。そこが僕たち二人が住んでいた場所だった。

このストーリーは、当時大学生だった私Naoyaと妻Ikueが人生を変えると決意して、人生を切り開いていく物語です。



二人の出会い

あれは、2009年の夏のことでした。


当時大学2年生だった私は、英語の授業で隣に座った一人の女性に恋をしました。

いわゆる自由選択の授業で私は「なんとなく」TOEICのスコアを上げるための英語の授業をとっていました。

そこで出会ったのが、7年後に結婚することになるパートナーでした。

私たちが出会ったのは、専修大学。

私は2年間の浪人生活を経て、なんとか大学に進学。彼女は福島県会津若松から上京してきていました。

二人が話すことになったきっかけはひょんなことでした。

Ikue「すみません、この問題の答えって何かわかりますか?」

Naoya「あ、はい。それは「C」ですね。」

隣同士に座っていた私たちでしたが、それまで一言も話したことはありませんでした。

彼女は黒髪で、真面目そうに授業を聞いている女の子。

一方の私は、いつも緑に黄色のラインが入ったジャージ、通称「みどジャー」を着て、サークルに行くためのギターを抱えて、ほぼ寝ている。

そんな二人でしたが、この日は私は珍しく起きていました。

いつも真面目に授業を聞いている彼女でしたが、この日はうっかり一瞬寝てしまっていたようです。

私に、選択式の英語の答えを聞いてきました。

私は、その時たまたま起きていたので、彼女の質問に答えることができました。


その授業が終わった後、彼女のメールアドレスを聞いて、デートに誘うことにしました。


初めてのデートで付き合うことになる。

授業で話すようになって、彼女のメールアドレスをゲットした私は、彼女をライブに誘いました。

当時他大学のバンドサークルに通っていた私は、気になるライブがありました。

自分が通っていたサークルではなかったのですが、知り合いを通してライブの誘いを受けていたので気になっていたライブでした。

ただ、自分の所属しているサークルではなかったので、誰と行こうか迷っていました。

そんな時に思い浮かんだのが、英語の授業で出会った「Ikue」さんでした。

Naoya「今度、気になっているサークルのライブがあるんだけど、良かったら一緒に行きませんか?」

Ikue「はい^^ぜひ行きましょう。」


こんな感じのやりとりで、二人でライブに行くことになりました。


2009年8月19日。ライブは本当に楽しくて、何より楽しそうにしている彼女が素敵だなと思いました。

ライブが終わって帰る頃には、「この子と付き合いたい」と思うようになっていました。


帰りに居酒屋に誘って、私たち二人は飲み始めました。

いつの間にか、終電の時間は過ぎ、日付も変わった深夜2時過ぎ。

私は彼女と付き合いたいという気持ちを抑えきれなくなって居酒屋で告白をしました。

「今日初めて二人で過ごして、すごく楽しかった。これからも二人でいたいので、良かったら僕と付き合ってくれませんか。」

相当酔っていたので、記憶は定かではないのですが、きっとこんなことを言ったと思います。

少なくともそういう気持ちだったことは確かです。

あまりにも突然のことだったので、彼女も戸惑い、少し考えさせて欲しいとの返事でした。


一旦落ち着こうと思って、トイレから戻ってくると、

Ikue「私も今日楽しかったので、お付き合いしたいと思います。よろしくお願いします。」

彼女からOKの返事をもらうことができました。

この辺りは、酔っていたので(笑)、イメージです。


2009年8月20日。晴れて私たち二人はカップルとしてお付き合いを始めることになりました。

←前の物語

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page