top of page

15/9/13

本来の自分について~22年間自分壊しを続けた私~11

Image by Olia Gozha

・何か仕組まれている感じ




自分の今の境遇が、どこかで誰かによって仕組まれたように感じられることはありませんか。

とても怪しく聞こえるかもしれませんが。







神の思し召し、ではありませんが、自分が全く意図していない、どころか、自分としてはちょっと不本意な状況に陥ってしまったと感じても、落ち着いて辺りを見回したら、自分にとって必要な環境が与えられている!と感じるような経験が私は何度もあります。




このサイトで書いたことで最初にそれが起こったのは、


予備校生活


のときの大学合格体験です。自分が合格を勝ち取ったというよりは、何かが自分を選んだ、合格に導いたようだという感覚が、かなりはっきり感じられました。




別に自分の体験を尊大にしたいつもりはありません。

私も最初この体験をしたときは、実感ははっきりしていたのですが、嘘くさくて誰にも話す気になれませんでした。





しかし、その次に


最初のワークショップの師匠


で、師匠と会ったとき、何故かこの人には会うべくしてあった気がしましたし、1回きりでこの人から離れてしまっては絶対にダメだと直感しました。初めて会うのに、彼や彼の話すことは何だか「本当は昔から知っていたのに、それをこの人が言葉にしてくれた」ような感じがしました。確かに初めて聞くけれど、どこか懐かしく初めから馴染んでしまうような体験です。




初めての人に自分から話しかけることは、当時の私ではまずできないことでしたが、もっと教えてほしいと師匠に話しかけたのは、それだけの巡り会わせの実感があったからです。




そして、それからもその「何かに仕組まれている感じ」は続きます。


例えば、今の仕事に就いた時のことをお話しします。





正直、私は今の仕事へは最初から希望して就職したわけではありません。希望したところは、ことごとく落ちてしまい、最後の最後でやっと拾ってもらったような仕事先でした。実際どんな仕事をしているのか、正直わからないまま就職しました。




しかし、3か月ほど仕事を続けていますと、どうも今の仕事は、内容は全く違うものの、仕事のやり方としては、かなり前職の仕事と似ていることに気づきました。


前に退職した仕事は、私が最初に就職したところで、志半ばで逃げ出したように退職したところです。その後の期間で、未練は断ち切ったつもりでしたが、心のどこかで「どうして私はこうなってしまったのか」という問いはくすぶっていました。




ですから、私はその仕事に就いた後も、前職が自分にとって何だったのか、どうしてそこを辞めることになったのか、について引き続き考えることになりました。


最初のうちは、何の因果でまた同じようなことをと、心の中で苦笑していましたが、これもまた巡り会わせかと感じ、私はもっと自分について考え続ける必要があるのかなと思うようになりました。


そして、また探究の日々が始まりました。

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page