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15/8/28

デキモノ

Image by Olia Gozha

 つい先日のこと、背中を触ると何か違和感が。

 


ん?なんかぽつっとしてるぞ。

「ねえ母、なんか俺の背中にできものできてね?なんていうか

水ぶくれ的な」

 

 

ちょうど24時間テレビで

癌の物語をしている。

 

 

ぼくもももしかして・・・・

 


急激な不安にかられた僕は、焦りとともに

こんな小さいのがたいした病気につながるわけない。そう思ってた。

 

 

母はぼくのできものをみていった。


「ただのほくろじゃない?けどそんな心配なら病院いきなさい」


そういわれた。

 

けど、

僕は正直いく気にならなかった。別に小さいし、

こんなのが病気なわけない。なによりこの小さいできもののために、

お金を払う。それが何より馬鹿馬鹿しかった。


 

が、しかし、

心配性の母親。

 


「あんたも癌だったらどうすんの。いきなさい。

お金あげるから。」


 

というわけで、

しぶしぶこころあたりのある病院に行った。

 

病院といっても色々ある。

 

形成外科、整形外科、内科、皮膚科。

 

 

ただ、

うちの家族はなんというか、

おっちょこちょいというか、抜けてるというか。

 

僕が最初にたどり着いたのは整形外科。

整形外科は骨だった。皮膚じゃなかった。

 

 

「ここっていぼとかとるのしてますか?」

 

 

「うちじゃやってないね。形成外科だよ」


・・・・・。




「っっておーい。形成とか整形とかまぎらわしーんじゃ」

 

と心の中で思いつつ。口には出さず。あーだる。皮膚科いくか。んなら。

 

 

そして僕は皮膚科に行った。

午後の14:30から受付開始。僕が行ったのは20分。

教は平日なのになぜ囲んでる。僕の前に5人くらいいた。

 

 

どんどん名前が呼ばれて、

みんなたいしたびょーきじゃないんだな。と安心する中、

ついに僕の番。僕はこのあと人生を左右する出来事に会うなんて、

思いもしなかった。


医者「はい。今日はどうされました?」

「なんか僕はぜんぜんたいしたことじゃないと思ってるんですけど、背中になんかできものあって。水ぶくれみたいなのが・・・・」


 はい。じゃあ見ていきますねーと医者にいわれ見せると。


 

 

医者「ああ、これただのほくろですね。」



僕は耳を疑った。


 

自分「えっ?」


医者「だから、ほくろです。」


・・・



これ以上恥ずかしいことはなかった。

人生でもっとも恥をかいた瞬間。



「はーい。お大事にどうぞー」

(何をだよ!!、あっ俺の心か。と心の中で突っ込みながら)


看護師さんはそっとやさしく小さな声でいったとさ。



おーい!!!ははおやあああああああ

 


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