top of page

15/8/11

恋愛ヘタクソの32歳独身女子が、結婚相談所で夫を見つけたあと、婚活カウンセラーになるまで

Image by Olia Gozha


32歳、独身女子、ピンチ


出会いを求める下心を抱きながら、

朝活や異業種交流会に参加する日々。


しかし、自分が期待していた出会いはない。


ある日、自分で自分につっこみました。


「結婚したいのに、異業種と交流している場合じゃないだろ。。。」


ふと、異業種交流会でもらった1枚の名刺を思い出しました。

名刺には聞いたことのない結婚相談所の名前が。



「ブライダルチューリップ」


のちに私が成婚退会を果たし、

カウンセラーとして働くことになる結婚相談所です。


□ □ □


みなさん、はじめまして。


市川由香です。



2012年5月


私は「結婚相談所に入会しよう!」


と決めました。



子供が欲しかった32歳の私に時間の猶予があまりあるとは思えず、

スピード結婚ができそうな結婚相談所は、とても魅力的でした。



20代のころから結婚願望はずっとあったものの、今思えば真剣には考えておらず…


というか、恋愛関係を育むのがヘタクソで、

結婚したくてもしようが無かったのですよね。





私が最後にお付き合いしていた人がいたのは、そんな20代の頃。


彼と出会ったときには


「( なんだか居心地が良いな~ こういう人と結婚したらいいのかも♪ )」


な~んて思っていたのに、付き合ってみたら、わずか半年で破局。

結婚に指一本とふれることはありませんでした。




これでも10代・20代のころは、人並みに恋愛してたんです!

まあ、片思いが多く、お付き合いすることは少なかったのですけど.........。




交際しても、半年以上続きませんでしたけど.........。




リサーチ不足で、既婚者に何年も思いをよせたりしましたけど.........。




振られてもなかなか諦められずに、くすぶったりしましたけど.........。



.........。



芝居、歌、ダンスを楽しんでいた当時の私には、

自身の芸術表現向上が優先順位の第1位で、恋愛はその次。


あのときの私には、自分の恋愛ヘタクソさに気がつくほどの、脳内の空容量がありませんでした。


おかげで、30歳をこえても恋愛をこじらせ続け、最終的には一発逆転を狙って、結婚相談所に登録することになります。



そんな私の恋愛ヘタクソ原因について、思い当たるものをさっくりご紹介します。



• 男心が分かっていない。

• 男性に対して上から目線

• 自分の気持ちしか考えていない。

• 自分の気持ちを相手になすり付けたい。

• 粘着質



5つなんて少ないでしょうか??


いえいえ、男女のコミュニケーションにおいて、

これだけ根幹をゆるがすような理由があれば、もう十分でしょう…


この5つがあれば男性とうまく関係を築けなくて当然なのです…。(泣)



20代、あの日の私、告白してよと脅迫しちゃった



ちなみに、最後にお付き合いをしたさっきの彼との出会いは、合コンでした。


合コンの後日、改めて2人でご飯を食べた時にとても話が弾み、


帰り際、彼も居心地が良かった、と言ってくれたので、


20代の私「これ、あるな。」


と思い始めたわけです。


それから月に数回程度、ご飯を食べに行くようになりました。


1ヶ月が過ぎ、2ヶ月が過ぎ、3ヶ月が過ぎ、


何の進展もないまま、半年が経ちました。



・・・。


20代の私「( いやいや、おかしいでしょ?? )」

20代の私「( お互い居心地が良くて、楽しくご飯を食べているのに?何も起こらない?? )」

20代の私「( てゆ~~~か、何で告白してこないのさ!!! )」



恐ろしいですね。


付き合う前から、すでに上から目線が始まっているのですよ。


自分の気持ちしか考えていないしね。


男心なんて知ったこっちゃありませんよ。



我慢がならなくなった私は、彼に電話をしました。


20代の私「お互い同じ気持ちでいるはずなのに、なんで告白してこないのだ!!」


この脅迫によって、2人は交際を始めました。

20代の私「告白は私が手助けしたのだから、この先は、絶対に自分から動いてよね!!」


こんな意味不明な誓いを立てた私が、

彼と上手く交際できるはずがありません。


手を繋ぐことも、キスをすることもなく、お別れしました。


それらをさせる隙を、与えなかったのですよね、私が。


初めはお互い居心地が良く、楽しく過ごせていたのに、

自らその関係を壊してしまいました。



可愛げないな~。

本当にめんどうくさい女ですね~。



その後、新たに好きな人ができて自分から告白しましたが、結局振られてしまい、



同じような話になるのでバッサリ割愛しますが、

この方との間でも数々の失態が炸裂しており、

今思えば振られて当然な感じ。



しかし、得意の粘着質が災いし、なかなか諦められず..


「ど~にかならんかな~」


と年単位でぐずぐずしていたところ、

恋煩いのお相手が結婚することを知りました。



遅すぎですが、ようやっと目が覚めました。



自分、ちゃんと現実見なきゃいけないよ、と。



そして、この気付きから2、3ヶ月ほどたった頃、


異業種交流会を通じて、

あの結婚相談所の名刺が、私の元へやってきたのでした。




実は私、20代の頃からお見合い結婚には興味があったのです。


というのも、両親がお見合い結婚で、自分にも向いているんじゃないかなあ、と思っていて。



ある日、新聞を眺めていたら、

「5社まとめて、結婚相談所の資料請求ができる!」

という広告文句が目を引いて、すぐに問い合わせをしたことがありました。


間もなくして、大手結婚情報サービス会社から次々と届いた資料。


当時の私はまだ20代だったので、結婚に対する危機感がまだ薄く、

活動費用もなかなか高額になることが気になって、

それ以上の行動は起こしませんでした。


しかし、結婚相談所の名刺を貰ったときの私は30代。

収入は変わっていませんでしたが、多少の費用などもはや気になりません。


結婚について何の実りもないまま30代になっていた私にとって、

何もせず流れていく時間の方がよっぽど恐ろしかったのです。



そんなこんなで、あの名刺を頼りに、ブライダルチューリップ という聞いたことのない結婚相談所へ連絡し、1週間後に入会ガイダンスの予約をしました。



入会ガイダンスを無事終えて、その1週間後には、必要な書類をすべてそろえて実際に入会、システムでお相手検索をはじめました。




32歳独身女子が、結婚に向けてエンジンをふかし始めました。




32歳、独身女子、お見合いへ出陣


こうして、2012年6月、32歳になった私は、結婚相談所へ入会しました。



入会したばかりの頃、お見合いの申し込みは、自分から男性にしていました。


私は年齢が近い方とのご縁を望んでいましたが、

32歳の私にお申し込みをしてくださるのは、40歳前後の方がほとんど。

自分から申し込まないと、自分が希望している方とお会いするのは難しい状況だったからです。



入会から2ヶ月半ほどたった8月末、

年齢の近い方とお会いできることになりました。



見た目も、お人柄も素敵な方で、

お見合いで初めて、


きゅ~ん♪


としてしまいました。



私は交際を希望したのですが、

お相手からは断られました。



たった1日で気持ちが盛り上がり、

たった1日で振られることがある。


お見合いの怖いところです。


これはとてもショックでしたね...。



でも、実はこのとき、私はまだ自分の恋愛ヘタクソ病に、

気がついていませんでした。


なので、好印象だったお見合い相手の男心を、

またもちょいちょい踏みにじっていたのですよね。




活動中期は、希望条件をすこ~し緩めて、


40歳に近い方

背の低めの方

婚歴のある方


にもお会いしてみました。


ある時には、


「いっそ、地球規模で探してみるか。」

と思い立ち、迷走ぎみに海外在住の方にも申し込みました。




が、ご縁には繋がらず、お相手がいないまま2012年は暮れてゆきました。



活動後期は、相談所でのご縁を諦めはじめ、自分からの申し込みはしていませんでした。

相談所の外でめぼしい男性を食事に誘ったり、プロポーズさせる為には”こうしなきゃだめよ”的な本で、女子力向上のインプットに励んだり。


このインプットのおかげで、今まで男性に対してどれだけ失礼な地雷を踏みまくっていたのかに気がつき、恋愛ヘタクソ病は快方へと向かいます。


具体的には、これまでと正反対のことをすれば良いだけでした。


• 男性の心理を理解する。       

• 男性に優しく接する。

• 相手の気持ちを考える。

• 自分だけでなく、相手の考え方も尊重する。

• 執着しない。



そうして2013年2月、

33歳になった私は、4ヶ月ぶりにお見合いするも空振りに終わり、


「もう相談所はいいな。」と思い、退会したい、と相談所へメールをしました。


すると、翌日の朝、以前からプロフィールを見て気になっていたものの、活動気力0でスルーしていた人から申し込みが!



これが9件目のお見合い相手で、今は私の夫です。


今思うとプロフィールを見たときから夫に惹かれていたのですね、きっと。


夫は見た目も人柄も理想どおりの人で、

私はすぐにその気になりました。


交際は順調でしたが成婚退会するのにちょっとつまずきました。



結婚を意識し始めた夫は、

会社の同期に貯金額を聞いてまわっていたらしく、


自分の貯金が少ない、というか、ほとんどないことに初めて気付いたそうで、


こんな状態では結婚できないと尻込みしたのか、


夫から

「2年後まで結婚できない。」


と宣告されました。

スピード結婚を目指していた私に、この宣言はきつかったです。


この時期よくひとりで泣いていました。



そんな時、私の部屋に空き巣が侵入。



まさか、自分が警察のお世話になるとは思いませんでしたね。

空き巣の入った部屋では、怖くて暮らす気になれず、


「どうせなら同棲しちゃう~??」


と夫に提案したのですが、


「しません。」


と一刀両断。(泣)


しかたなく、実家に戻ることにしました。



実家に戻って間もなく、夫に即答で断られたはずの同棲がすぐに開始されました。



というのも、当時の私の職場が、夫の部屋から徒歩10分で行ける場所にあり、

通勤に1時間かかる実家で暮らすより、自分の部屋の方が良いと夫の考えが変わったためです。



すると、


「籍も入れずに同棲を続けるのは(私に)申し訳ない」


と夫の気持ちがまたまた変わり、



1月に夫の両親にご挨拶、3月には両家顔合わせを経て、

2014年4月に入籍しました。



もし空き巣が入らなければ、同棲することも、こんなに早く結婚することもなかった、


と夫は言っています。



今となっては、


空き巣さま、ありがとう。


です。



相談所での活動期間は、約1年半

お見合いの数は、9件

結婚までの主人との交際期間1年でした。


紆余曲折ありましたが、


スピード結婚は達成された!


と自負しています。



婚約、入籍をした私は、自分が活動していた結婚相談所で、

カウンセラーとして働き始めました。


理由は、ただ純粋に、結婚を目指している方の応援がしたかったからです。



32歳、人妻、結婚カウンセラーになる


会員として活動経験はあるものの、

カウンセラーとしてはまったく素人の私。


鼻息荒く始めてはみたものの、

何をどうしたらいいのか、不安がいっぱいでした。



そんな私に、夫が


「世の中に仕事は山ほどある。もし無理だと思ったら、カウンセラーを辞めて、別の仕事をしていいんだよ。」


と言ってくれました。



夫。。。My love(;_;)



夫の言葉に、ちょっぴり頭がすっきりしました。



私は自分の経験を活かして会員さんにアドバイスすることにしました。


だって、それしかできないし、それが自分の強みでもあるのですよね。


(※プライバシーのため一部編集しています)

① 相談者 Aさん


はじめてお会いしたとき、

Aさんは2人の方からお申し込みを受けていました。


どちらの方も希望条件に合わないところがあり、会おうかどうか迷っていたAさん。


お申し込みを受けても、自分が希望する条件に少しでも外れていると、

誰もが「お見合いのOKボタン」をなかなか押せないのですよね~。



私も結婚相談所の会員だった頃は、お申し込みいただいたご縁を、ば~~っさばっさと、断ってしまっていました。


でも、意外に会ってみると好転することがよくあります。


実は夫も、私の希望条件に外れていたところがあり、会う前はどうしようか迷っていたのですが、会ってみたらもうこの人をおいて他になし、という塩梅でした。


プロフィールだけですべてを判断するのは、もったいないのですよね。



というわけで、私が以前会員だった頃の知見から、

会ってみて損はないということ、それから、私が感じていたその2人の男性の良いところをお伝えすると、

Aさんはどちらの方ともお会いされ、そのうちの1人と、交際開始から3ヶ月で成婚されました。



プロフィール上ではわからなかったのですが、

交際中2人は共通の趣味を楽しまれていました。


お相手の方は、同じ趣味を楽しむことができる方を、

ずっと探されていたのだそうです。


Aさん「お相手のご両親に挨拶して、○月に結婚式の日取りもきまったのですが、どうなったら成婚退会になるのでしょうか。」


とご連絡をいただいたときには、驚きましたね~。


すぐに成婚退会の手続きをしました。



② 相談者 Bさん


Bさんは入会したその日に休会し、

1日も活動をされていませんでした。


お話をうかがうと、



Bさん「仕事が忙しく、活動に充てる時間や気力があまりないので、休会することにしたんです」


とのことでした。



お相手を検索して申し込みをするって、

けっこう時間をとられるし、実際けっこう疲れちゃうんです。



・・・でも、お申し込みだけが活動ではありません。


私も活動後期は自分からは申し込みをしませんでしたが、

お申し込みをしてくださる方の中に、ご縁がありました。



休会中はお相手からお申し込みを受けることができないのですが、

活動状態にしていれば、申し込みをする気力がなくても、

お相手からの申し込みを受けることはできます。



Bさんは、条件的に、お相手からの申し込みが期待できたので、

休会はもったいないな~と思いました。



そこで、




「無理してお申し込みはしなくてよいので、活動状態にして、お相手からのお申し込みを待ってみては?」


とお伝えしたところ、Bさんは活動を開始されました。



活動をはじめてすぐ、

お申し込みを受けた方と、3ヶ月後に成婚されました。



異性との交際経験がないことを不安に思われていましたが、

ま~ったく問題にならない、順調な交際でした。



みなさんそうなのですが、

このお2人は成婚退会されるとき、プロフィール写真とは比べものにならないくらい、キラキラとしていらっしゃいました。



ただ、残念ながら、相談所を退会された方もおられます。


③ 相談者 Cさん


Cさんは相談所に対して強い不信感をお持ちで、

時には厳しいご意見も。


思い返せば、私がまだ相談者だった頃も、思うように結果がでないことでなんやかんやと理由をつけて、相談所を苦々しく思うことがありました。


なので、Cさんが抱いた不信感は、状況次第で、誰もが抱く可能性があるのかなとも思ったんです。


その後も、メールやカウンセリングでお話をうかがう機会をいただき、

前向きに活動された時期もあったのですが、

数ヶ月後、Cさんは退会されることに。



残念ながら、Cさんの相談所や業界に対する不信感は、

最後まで変わりませんでした。



退会する際、Cさんからメールをいただきました。




Cさん「ヘビーな案件の担当になってしまって、こちらこそ申し訳なかったなと思います。」

Cさん「今、市川さんのサポートが必要な人がいっぱいいるんじゃないですか?そっちだけ向いて、そっちに全力。がいいと思います。」

Cさん「くれぐれもご無理なさらいよう、ご自愛ください。ではでは^^」


時に強い言葉でお叱りをいただいたCさんから、

最後にとてもあたたかい言葉をいただきました。


Cさんのこの温かさをご縁のある方にお届けできなかったのは、とても残念でした。


でも、Cさんはいずれご縁のある方と別の形で結ばれると思います。



人の数だけある、さまざまなご縁の行方を見ることができるのが、

結婚相談所のカウンセラーです。



笑顔でお見送りさせていただく方もいれば、

時に、ご縁がなく相談所を去る方もいます。



相談所とその方とのご縁の形も、それぞれなのだと思います。





35歳、専業主婦1年生、夫婦の生活で大事なことは



そうこして月日は流れ、

2015年4月、無事に、結婚1周年を迎えることができました。



結婚する前、男性と半年以上関係を継続できたことがない私は、

今でもこの状況が、ちょっぴり信じられません。



恋愛ヘタクソ当時の失態をふまえ、

私が結婚生活で大事にしているのは、

夫とのコミュニケーションです。



夫婦の生活でコミュニケーションを意識するようになったキッカケには、

自分の経験だけではなく、自分の両親の失敗も、影響しています。

私の両親は、1度離婚し、その後、復縁しているのです。





まだ少女だったころ、両親の思い出




私がまだ小さかった頃に離婚した両親。


その離婚原因は〜?


父のギャンブル依存からの~


借金からの~


蒸発~~~♪


です。笑;



でも、これは、表面的な原因だと推測しています。


松本光平著、「頭のいい夫婦 気くばりのすすめ」によると、


夫婦関係が破綻する一般的な原因として、

浮気、不倫、借金、暴力、ギャンプル依存など諸々あるが、

これは表面的な問題であり、このような原因に陥った根本的な原因が必ずある。


と書かれています。


「はたしてこれは自分の両親にも当てはまるのか?」


大人になった私は、ある日、母に話を聞くことにしました。


残念ながら父は既に他界しており、話を聞くことができません。


「結婚してからしばらくして、お父さんが仕事を辞めたけど、その理由はなんだったの??」

「。。。知らない。」

「ん???」

「お父さんが何で仕事を辞めたか、理由を聞いてないの?仕事で悩みがあったとか話してないの??」

「聞いてない。」

「。。。( ̄ー ̄;」


両親の根本的な離婚原因は、


コミュニケーション不足


と私は判断しました。



父は、自分の気持ちを人に打ち明けるのがあまり得意ではなかったようです。


幼少時、親に甘えられる期間が短かったことが影響しているかもしれません。


祖母は、父が物心ついたときには、

すでに寝たきりの生活だったようです。


私が生まれて間もなく、寝たきりのまま祖母は他界しています。



そして、母も自分の気持ちを素直に話すのが得意な方ではありません。



恐らく、お互いの気持ちや考えを話し合うような関係を、

結婚生活で築けていなかったのでしょう。


2人の間には、大きな心の溝があったのだと思います。



母の話によると父の仕事はとてもきついものだったようです。


結婚3年後には、私と弟を加えた4人家族になりました。


父は仕事のストレスに加えて、

父親としての重圧も感じていたのかもしれません。



母に悩みを打ち明けず、

ストレスのはけ口をギャンプルに求め、

つぎ込むお金は身の丈をこえ、誰も知らない間に借金が膨らみ。



そして、ある日突然、父は原付とともにいなくなりました。




両親の離婚・復縁は、私が幼稚園から小学校低学年ころの出来事のようです。


一時、行方不明だった父は、

とある観光地の旅館で住み込みで働いていました。



私たちは時々、父が暮らす寮に泊まりに行きました。


母と弟と一緒に、真っ暗な大宴会場をこっそり走り抜け、

大浴場にお風呂に入りにいくのが、とても楽しかったです。


そんな風に過ごしていたので、私たち兄弟は、両親が離婚していることに気がつきませんでした。



私が両親の離婚を知ったのは中学生のころだったかもしれません。


もう過ぎた話でしたので、



へ~~



という感じでした。



今では自分も結婚し、当時の母の苦労を思うと、


「父よ、えらいことやってくれたな」


とは思うのですが。



働き者で穏やかで、

子どもの私たちと対等に接してくれた父が、

私はとても好きです。


子どもに離婚の苦労を感じさせてなかった、

強く、愛情深い母も、大好きです。



だから、私にとって両親は、

反面教師であり目指すべき姿でもあります。



自分と両親の失敗から、

私が結婚生活に大事だと思うのは、


夫婦間のコミュニケーション


です。




35歳、元婚活女子、いざ子育てママへ


2015年5月、私はカウンセラーを辞めました。


仕事を続けながら子どもを授かれたらいいな~、

と思っていたのですが、残念ながらできませんでした。


仕事を辞めたら子どもができるとは限らないのですが、

私はマルチタスクが苦手なので、思い切って仕事を手放すことにしました。



今は、私の友人と夫の友人を引き合わせたり、

相談所で活動中の知人に、

おせっかいなアドバイスをしたりしています。


仕事でなくても婚活を応援できることがわかりました。


これからも私なりの方法で、楽しく、婚活の応援をしていきたいです!




結婚相談所は、


“最後の砦”


ではなく、


“結婚を望む人が、真剣に結婚と向き合っている場所”


だと私は思います。



現に私も、結婚相談所を通じて、結婚、さらには


自分自身に真剣に向き合うことができ、


結婚相手にも出逢え、


素敵な仕事にも巡り会えました。

これはその話です。



ご縁を望むすべての人が、すてきなご縁を見つけられますように♪



最後までご覧いただき、ありがとうございました。


すべてのご縁に、感謝いたします。


市川 由香





こちらが、私が旦那と結ばれ、カウンセラーを務めていた結婚相談所です。

気軽に受けられる無料カウンセリングもありますので、よかったらご覧ください。 

すてきなご縁がありますように♪



←前の物語
つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page