今回の話は私がスポーツメンタルコーチとして創業し、僅か2年でプロ野球選手が誕生するまでの話を綴りました。
ドラフト会議「DeNAベイスターズ ドラフト5位 山下幸輝 国学院大 野手」
自分「やった〜〜〜!!!!夢が本当に叶った!幸輝、本当におめでとう!!!」
2014年10月
この年のドラフト会議で大学3年夏からサポートしていた山下幸輝くんが、
プロ野球選手という子供からの夢を叶えました。
テレビで泣きじゃくる幸輝を見て、僕は嬉し涙よりも、
ホッとした自分がいた事を今でも鮮明に覚えてます・・・
それくらい、「幸輝は絶対にプロ野球選手になれる!」と心から思っていたからです。
だから、
涙よりも、
1人の人生の夢のサポートを全う出来た事への安堵感でいっぱいでした。
今では多くのプロアスリートをサポートする多忙な日々です。
プロ野球選手、プロサッカー選手、オリンピック選手など、
名前を出せば誰もが知っているような選手たちをサポートするまでになりました。
プロ選手「鈴木さんに是非ともお願いしたいんです!」
プロ選手「オリンピックは鈴木さんの力が必要なんです!」
Twitterではすでに10万人以上の選手からフォローされるまでになった私。
多くのトップアスリートからメンタル面で厚い信頼を得るまでになりました。
しかし、そんな私の4年前はというとまったく違った人生でした。
自分「スポーツメンタルコーチとして独立しようと思っている・・・」
同級生A「お前には絶対に無理だね〜」
同級生B「メンタルが弱いお前が出来る訳がない!」
同級生C(信用金庫勤務)「独立するならうちから金を貸すよ!売り上げはいくらだ?10万もないか?笑」
フワフワとした感情と絶対にこの道で「メンタル面でアスリートに貢献するんだ!」という熱い気持ちを持って独立する間近の出来事でした。
当時、
週末起業という形で平日は営業マンとして都内を歩き回ってました。
サラリーマンのかたらわ、
土日はスポーツメンタルコーチとして仕事を積み重ねてきました。
正直、
今すぐに独立して生計が立てられるような売り上げはありませんでした・・・
スポーツメンタルコーチとしてやっていける保証なんてないようなもの・・・
それでも、
家族にも相談せずに独立を決めた私。
そんな時に、
中学校から一緒に野球をしてきた仲間との飲み会で言われた言葉に傷つきました・・・
応援してもらいたくて・・・
勇気をもらいたくて・・・
思い切って独立する話を打ち明けました。
けど、
みんな僕の夢を否定してきました・・・
中学校時代、
メンタルが弱く、
いつも仲間にイジられていた私。
当時の僕を知っているからこそ、
無謀な挑戦に思えたのにも納得してます・・・
最初はお酒の席という事もあって話を流してましたが、
徐々にエスカレートする仲間の言動・・・
そしてついにキレてしまいました・・・
それくらい、
僕はスポーツメンタルコーチという仕事を大事にしたかったから・・・
この仕事を大事にしたくなるくらいの大きな理由があったから・・・
それは、
夢を否定された飲み会の2週間前から、
後にプロ野球選手となる山下幸輝くんをサポートし始めた時期でもあったからです。
その時に心の中で想いました・・・
自分「俺の夢は否定されても、俺を信じてコーチングを受けてくれている幸輝まで否定されている気がする・・・」
自分「俺は否定されても、俺を信じてくれている選手達は絶対に守らなきゃいけない!」
そう想うようになりだしたときには既に大声でキレました・・・
28歳の夏・・・
自分「お前に夢を否定される筋合いはない!!!」
初めて居酒屋でキレました・・・
お酒の力とかじゃなくて、
本当に守らなきゃいけない選手が沢山いたから・・・
自分「彼らとの関係を断ち切ってまでも絶対に幸輝の夢を叶えるんだ!」
そう思ったのが2013年の夏でした・・・
それから幸輝と僕の快進撃が始まりました。


