top of page

15/7/29

14歳でイギリスに単身留学したら色々あったよ☆というお話 第2話

Image by Olia Gozha

なんだここは・・・・・・

ついた所はイギリスのSufforkという州の中にあるBury St Edmundsという小さな街の郊外。

地図で見ると割とCambridgeと近いし、そこそこ栄えてるんじゃないの?と思われるかと思いますが、

確かに街の中心はそこそこ栄えていましたが、ホームステイ先のお家は中心より車で数十分。

少し都心から離れただけで頭の中でカントリーロードが流れるような

まー図鑑にでてくるくらいの田舎でした。


出発前に多分説明を受けてたと思うんですが、

ここは留学の最初のステップの語学学校で、ここでの滞在は半年間だとの事。

東京生まれ、東京&寮育ちの自分としてはそれはもう衝撃的な景色を目の前にして

「ここで半年も過ごすんか。。。。。」

と、留学初日にしてガクブルでした。



とまあ、運ちゃんにホームステイのお家まで連れて行ってもらい、運ちゃんとはそこでSAYONARA。

ホームステイのジェイコブ夫妻はお父さんは医者で、お母さんは料理の先生。子供は2人で両方とも小学生くらいだったかな?な男の子達でした。

ホームステイ先のお父さんお母さんともにとても優しく、これからよろしくって感じだったのですが
。。。。。。







正直どんな言葉も入ってこない

くらい、パニックですよ!パニック!

遂にきてしまったというのもあるし、本当に言葉は伝わらないし、

他人のお家だし、基本家の中にも外にもなにもないし!

(隣のお家まで余裕で3Kmくらい離れている田舎です☆)


1話目にも書いた、中学で全寮制の学校に入った時の後悔の何十倍もの

後悔。えらいことしてしまった感が脳内でグルングルンしてました。





今となって本当にわかる事なのですが、

留学は、人によって向き不向きがあります。

新しい土地の新しい環境で生活を始めるのだから、

基本的に見るもの聞くもの食べるもの全てが新しいし、

それを柔軟に受け入れて、(新体験て楽しい!)と変換出来る人が

個人的には留学に向いていると思っていて、いわゆる世間一般の留学生のイメージ像も

これだと思います。


(華やかな留学生活イメージ画像)




また、せっかく海外に来ているのに

新しい世界にビビってしまって、今まで以上に保守的になってしまう人もいます。

今までの常識が通用しない事プラス、今まで以上に自分の振る舞いや言動が

あっているのかわからず、引きこもりのような感じになってしまい、

いわゆるホームシック留学生ですね。


(ホームシック留学生イメージ画像)









完全に後者でしたねぇ・・・・(遠い目)


その学校では同じくらいの年の、タイやらフランスやら韓国やら中国やら各国から

留学してきた生徒達がいたんですが、みんなそこそこ英語喋れててw

当時の私は(今日はみんな何時に帰るの?)ですら英語でなんていっていいのかわからず、

特に学校初日は、周りに日本人が皆無だったのでただただオロオロしていましたw




語学学校二日目、日本人が2人入学してきました。

お、同い年くらいの女の子2人じゃん!と思ったら2人とも年上でしたw

これでこの学校の日本人は自分含めて3人のみ。


日本の中学の全寮制では、もちろん男子寮で、女の子に対して全く免疫がなかった14歳の少年が

まさかいきなり逆ドリカム状態になるとは!!w




次回に続く。

てかこのペースで書いていって5年間分大丈夫なのか!?wwwwww



PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

高校進学を言葉がさっぱりわからない国でしてみたら思ってたよりも遥かに波乱万丈な3年間になった話【その0:プロローグ】

2009年末、当時中学3年生。受験シーズンも真っ只中に差し掛かったというとき、私は父の母国であるスペインに旅立つことを決意しました。理由は語...

paperboy&co.創業記 VOL.1: ペパボ創業からバイアウトまで

12年前、22歳の時に福岡の片田舎で、ペパボことpaperboy&co.を立ち上げた。その時は別に会社を大きくしたいとか全く考えてな...

社長が逮捕されて上場廃止になっても会社はつぶれず、意志は継続するという話(1)

※諸説、色々あると思いますが、1平社員の目から見たお話として御覧ください。(2014/8/20 宝島社より書籍化されました!ありがとうござい...

【バカヤン】もし元とび職の不良が世界の名門大学に入学したら・・・こうなった。カルフォルニア大学バークレー校、通称UCバークレーでの「ぼくのやったこと」

初めて警察に捕まったのは13歳の時だった。神奈川県川崎市の宮前警察署に連行され、やたら長い調書をとった。「朝起きたところから捕まるまでの過程...

ハイスクール・ドロップアウト・トラベリング 高校さぼって旅にでた。

旅、前日なんでもない日常のなんでもないある日。寝る前、明日の朝に旅立つことを決めた。高校2年生の梅雨の季節。明日、突然いなくなる。親も先生も...

急に旦那が死ぬことになった!その時の私の心情と行動のまとめ1(発生事実・前編)

暗い話ですいません。最初に謝っておきます。暗い話です。嫌な話です。ですが死は誰にでも訪れ、それはどのタイミングでやってくるのかわかりません。...

bottom of page