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13/4/4

初めての整形

Image by Olia Gozha

私は人生で2回美容整形外科にお世話になったことがあります。

1度目は18歳の時。顔面の小さなホクロをとりました。

ホクロ除去も立派な美容整形だし、若干の罪悪感もあったため誰にも言わずに手術を決意。

ものの10分で手術は終わったのですが、途中で看護婦の人が「あっ、、」と言って、明らかに何か起こった雰囲気が漂ったことは今でも鮮明に覚えています。

麻酔が効いていたので言葉を発することができず、何が起こったのかはわからないけどこのまま出血多量でますます変な顔になったら本末転倒。と、ごま粒ほどの小さなホクロを取ろうとしたことを一瞬後悔しました。

ところが何事もなかったかのように手術は終わり、あっけらかんと1万円を払ってその日は家に帰りました。

傷口にテープを貼っていたので、その日は母に「図鑑をもってたらぶつけちゃった」というみえみえな嘘をついたのですが、如何せん私の母は天然・純粋・鈍感と三拍子そろっているのでナチュラルに心配されました。

傷が治ってからは鏡を見るのが楽しくて、

ビューティーコロシアムに出てる人の気持ちも少しわかる気がしました。

それ以来、ホクロをとることは「自分の弱みを消して強みを活かす」のような、就活生がつぶやきそうな言葉ですが、私にとって美容整形はそういったものとしてとらえるようになりました。

2度目は大学2年のとき。

たまたま用事があって行った美容外科で、以前から気にしていたお腹のできものを除去するとしたらいくらになるか見積もってもらい、その場で決行。まるで賃貸契約。

その日はお腹にテープを貼ったまま飲み会に向かいました。

美容整形を二度経験して思うことは、

自分のコンプレックスは自分にしか理解できないし、自分でしか解決することができないということです。

だから私がもし友達に整形したいと相談されたら迷わず「いいね!最近の手術はすごいよ!」とオススメします。

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