■お金のプロなのに、破産しかけたワケ
ライブドアがフジテレビに買収をしかけた頃
私達の人生がホリエモン(堀江貴文氏)に翻弄される
ことになるなんて、夢にも思っていませんでした。
私は、とあるメガバンクに勤める銀行員ですが、ある事情から
普通の銀行員がしないような経験
をしています。
仕事は「お金のプロ」として
企業や個人を相手にコンサルティングや資産運用・借入のアドバイスをすること。
20年以上にわたって、お金にまつわる数々の成功例や失敗例を見てきました。
そんな私が借金地獄に陥ったのは
ホリエモン率いるライブドアの証券取引法違反がきっかけでした。
将来に備えて始めた株取引で取り返しがつかないほどの借金を抱え
ライブドアショックに続く株式大暴落で破産寸前まで追い込まれた
のです。
仕事では何食わぬ顔でお客様に資金繰りや事業投資等のアドバイス
をしていましたが、プライベートは火の車です。
限界まで家計を切り詰めた貧乏生活を送り
私がアドバイスをしてもらいたいくらい
でした。
それが一転して5年で借金を全額返済し、今では数億円もの資産があります。
会社勤めをしなくても、家族そろって幸せに遊んで暮らせます。
■貧乏神に嫌われると、お金持ちになれる!?
なぜ、莫大な借金を抱え破産寸前だった私が、経済的に自由になれたのか?
それは「貧乏神」に嫌われたからです。
あとで分かったのですが
貧乏のどん底で私達がとった行動は
貧乏神が一番嫌がる行動だった
のです。
それはさておいて
どん底での生活がどんなものだったかを簡単に紹介しましょう。
■銀行員が味わった、お金がない恐怖
破産しかけて、はじめてお金のない恐怖を知りました。
そこで、私達は少しでもお金を工面しようと
家にあった「使わない品々」をオークションやフリーマーケットで売り払いました。
その一方で、「生活に必要な品々」もフリーマーケットで仕入れました。
フリーマーケットには意外と良い品物が多く
総額300円で買った衣服を身にまとっていましたが、誰からも気付かれませんでした。
食べ物は賞味期限ギリギリで廃棄処分まぎわの食料品でしのぎました。
たまたま近所に見切り品を専門に扱う激安スーパーがあったので
そこを冷蔵庫代わりにしたのです。
賞味期限ギリギリでも、期限内に食べれば、普通のスーパーで売っている食材と同じです。
しかも賞味期限ギリギリなので、いますぐ食べる分しか買いません。
結果的に食料を買いすぎて腐らせて無駄にすることも無くなりました。
ちなみに、キャベツの外側の葉は無料です。
30円のサンマ、10円の豆腐や納豆に至ってはごちそうです。
でも、1つだけ悲しいことがありました。
それは、種類の違うサンプル化粧品を使い続けたせいで
妻の肌がみるみる荒れてしまったことです。
妻の荒れた肌を見るにつけ、自分の所業を悔いて、
妻だけにはこれ以上辛い思いをさせたくはない
と思うようになりました。
そしてその時に「とにかく妻を裕福にしよう」と心に決めたのです。
そのイメージを「夢実現シート」というストーリー形式の未来年表にも記しました。
■貧乏でも、お金持ちになれるカラクリ
ところで先ほど
「極貧のどん底で私達がとった行動は、貧乏神が一番嫌がる行動だった」
とお話ししました。
実はいまお話しした貧乏生活のエピソードこそが
まさに「貧乏神が一番嫌がる行動」だったのです。
それが何だかお気づきになりましたか?
ポイントは3つあります。
■貧乏神に嫌われる極意その1
1つ目は
「必要なモノを必要な分だけ買うようになった」
ことです
貧乏神は「時間やお金を無駄にする人」が大好きです。
だから、「ヒマつぶし」と称して「限りある時間」を無駄にしたり
欲しいという欲望のままに必要でないモノを買い続ける「浪費好き」に寄り添います。
それとは反対に
時間を大切にする人や、必要なモノを必要な分だけ買う人を貧乏神は苦手とします。
私達は短い賞味期限内に食べきれる分しか買わなかったので、浪費を愛する貧乏神から嫌われた
というわけです。
しかも、オークションやフリーマーケットに出品したことがこれに拍車をかけました。
なぜなら、「必要か否か」を見分ける術を身につけることになったからです。
私達が商品を買う時には「欲しいか否か」「お買い得か否か」で判断してしまいますが
出品する時には否が応でも「必要か否か」で判断して、要らないものだけを出品します。
その結果、今まで買って貯めこんでいた多くの品々が「欲しいか否か」「お買い得か否か」で買った無駄なモノだ、ということに気付いてしまったのです。
一度これに気づくと、買い物をする時も「欲しいか否か」「お買い得か否か」では買わなくなります。
「必要か否か」を考えて買うようになるのです。
結果として無駄使いが減るのです。
■貧乏神に嫌われる極意その2
2つ目のポイントは
「自分以外の人を先に幸せにしよう」
と考えたことです。
貧乏神は「ありがとう」という「感謝の気持ち」が大の苦手です。
そして実は、「感謝の気持ち」こそが「お金の本質」なのです。
人様や世の中に貢献して
「ありがたい!」と感謝してもらえるからこそ、
お金を頂けるのです。
そこに気がつくと
「自分だけお金持ちになろうと努力しても、誰からも感謝されないので、お金持ちにはなれない」
ということも分かるようになります。
私の場合には、妻の荒れた素肌に衝撃を受け
「これ以上妻に辛い思いをさせたくない」
という気持ちがこみ上げてきました。
「どうすれば肌にあった化粧品を妻が気兼ねなく買えるようになるのだろうか?」
と必死に考えました。
そして決定的なことに気付いたのです。
それは、「私が稼いで、私がお金持ちになる」必要はないということ。
「妻がお金持ちになれる仕組みを作って、妻さえ裕福で幸せになれればそれで充分なはずだ」
と気付いたのです。
こうして生まれたのが「妻社長メソッド」です。
「妻社長メソッド」とは、人様や社会に貢献しながら、大切な人にお金持ちになってもらう、というフレームワークなのです。
■貧乏神に嫌われる極意その3
3つ目のポイントは
「裕福で幸せなイメージにフォーカス」
したことです。
貧乏神は「貧相な人」をこよなく愛します。
だから「私は貧乏だ」と感じながら生活している人を選りすぐって寄り添います。
それとは反対に「裕福なイメージを想像している人」を敬遠するのです。
そしてまさに私が紙切れ1枚で作った「夢実現シート」という未来年表が、その典型的なツールだったのです。
この夢実現シートの効果は想像以上でした。
なぜなら、当時書いた内容は全て実現してしまったからです。
夢実現シートを眺めていると、今現在の自分の姿ではなく、数年後の裕福で幸せな家族の姿を想像して、にやけてしまいます。
そうすると、裕福で幸せなのが当たり前だと私の脳みそが勘違いをするので、いつの間にか脳の「無意識をつかさどるエリア」が頑張ってくれるのです。
貧乏神がつけ入る隙はありません。
こうして破産寸前にまで追い込まれた私達は、貧乏生活のどん底で貧乏神に嫌われて、あっという間に裕福になってしまいました。
■私の使命は、100万人を裕福にすること
この話には続きがあります。
私達の経験が「いますぐ妻を社長にしなさい」というお金の自己啓発書になりました。
さらにそこから「とにかく妻を社長にしなさい」というお金の取扱説明書も生まれました。
このように、あなたが裕福になる際に参考になる、実践的なツールをご案内することができて、とても嬉しく思います。
だから、
私達をどん底に追い込んだホリエモンに
今では感謝の念を感じている
と言っても、あながち言い過ぎではないのかもしれません。
でも、だからといって「感謝の気持」としてのお金をホリエモンに差し上げることはできません。
そこで、その代わりに、本やセミナーを通じて
100万人が裕福になれるようお手伝いする
ことで、ペイ・フォワードしようと思っています。
あなたも100万人を裕福にするプロジェクトに参加しませんか?
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