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15/6/18

極楽からどん底へ、それから…第2回

Image by Olia Gozha

午前中にピンポンが鳴った。

家を片付けている間にピンポンが鳴った。

「はい」と答えると◯◯警察の者だ、と…

ドアを開けると刑事1人とと保健所の人が2人居た。

「通報があった、何をしたんだ」と。

取り敢えず本当の現状とそうなってしまった理由などを答えたがどうも警察は俺が危険ドラッグでもやっていたのではないかと疑っているようだった。

あちこち調べられたが警察官の出番は終わり次は保健所職員だ。

こっちも俺が気がふれていると思っているらしい。対応は丁寧なんだが事態は困った事になっていく。

警察官にどっからの通報かと聞くが答えられないらしい。まぁ自分にも睡眠薬で錯乱していたという負い目もあり保健所の職員に促されて病院に連れて行かれた。精神病院だった。

時間外だしいきなりだしかなり病院で待たされたがなんだか受診になった。

が、医師は僕は問題ないけど念のために後日もう一度受診して見てくださいとの事だった。でそのまま帰されることに。

そりゃそうだわ、手術やら予後の処置で弱っていただけなのだから。

が、もう日が暮れていたし保健所の人に連れてこられたので帰りようがなく保健所の人に送ってほしいと頼んだがなかなか承知してくれない。なんでも職員以外を乗せてはいけないらしいのだが病院に来るのに乗ってきたわけだし渋々送ってくれた。保健所の人は若く、医師が僕は大丈夫と言ったから安心したのか帰りはかなりフレンドリーに接してくれてホッとしたしもう警察も関係ない。

とにかく早く帰って家を綺麗にしなくっちゃということで頭は一杯だった。誰が何を通報したのか?という事はずっと頭の中に疑問として残っていた。考えられるのはガス屋の兄ちゃんかお向かいの人かのどっちかしかない。でもお向かいさんの事をまだその時は信用していた。

その日はよく寝た。そして次の日かたずけていたら電話が鳴り出ると不動産屋からだった。これからうちに不動産屋の人間が来るという。今出たところなので家にいてほしいと…。

家の管理会社は結構遠いところにあって結構時間は掛かるだろうがなぜ?という気持ちと、前日の話が警察から不動産屋へ回ったか?と俺は考えた。

もう家は綺麗に片付いた。

不動産屋が2人やって来た。

取締役と常務だった。ヤクザかと思うような雰囲気と言動。家を一通り見た後でその場で役所に電話をかけ始めた。会話を聞かれたくないようだったが必死に聞いた。

相手は役所の生活福祉関係の部署のようであり話の内容は警察の介入があったので◯月◯日までに退去をして頂く。後は役所で面倒を見てほしい。ってな話であった。あまりに急な展開についていけなかったが電話を切ると取締役は「そういう事です、期日までに退去しなかったら損害賠償を請求します」と言って帰って行った。

取締役は物腰は柔らかかったが常務は全くもってヤクザのようだった。

とんでもない事になっちまった。早く違うアパートを探さねばならない。勝手に決められた期日は後20日程度しか無かった。

次の日から奔走した。

まずは主治医の元で脾臓摘出後にまだ喉に入ったままの管を抜く処置を受けそれから不動産屋巡りの日々。

運良く近くに良い物件がありそこに決めようと思っていたら役所から待ったがかかった!

今度はなんだ一体?

「あなたの今回の場合事態が事態なだけに引っ越しは役所の許可がいる」と…。会議にかけるので少し待って下さいと。そうは言っても俺には時間がない、相手は役所の人間で土日は連絡が取れないしとにかくなかなか話は進まない。

俺は新しいアパートを地元の不動産屋で探しそこの方にも役所に連絡して貰い、引っ越し業者も手配しそちらにも事情を話し役所から許可がいるならいるで早くしないと引っ越し業者も困るという連絡をして貰ったりした。

役所の担当者はとにかく若い兄ちゃんで、どうも話が進まない。

もう期日が迫ってきたので彼に返事を待っていては埒があかないので自力で引っ越す旨を伝えた。

それでもギリギリまで待った。そうしたら連絡が来た。

「会議の結果が出ました。あなたは観察が必要なので個人での引っ越しは認められません、転居先はこちらで用意します」

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