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15/6/18

6、専業主婦が、目指してないのに何故かタロット占い師になり、それを受け入れるまでの体験談(編み物講師、イベント出展)

Image by Olia Gozha


素人なのに講師をやっちゃっていいの???

ちょうど冷えとりを本格的に始めた頃は、ブログを通じて出会った駒込のおしゃれな雑貨屋さんmf collection galleryさんに、足繁く通うようになっていました。オーナーさんがとっても素敵で面白くて、ご飯を食べに行ったりするお友達に。

ある時、お店のお客様から「ここで編み物のワークショップがあったらいいなぁ。」というリクエストが出て、「komoさん(私のブログのニックネーム)が講師をやったら?」と話を振ってくださいました。


編み物作品を色々と編んでブログにアップしていたので、信頼して言ってくれたのですが、編み物自体を学校で習った訳でも無く、市販の本を見ながらの自己流でやっていた私。


以前の私だったら、

「いやいやいやいや、自己流なのに講師をやるなんてとんでもない!」

と、最初から拒否していたかもしれません。

「素人なのに講師なんてやったら誰かに批判されるのではないか?」

「失敗して恥ずかしい思いをしたら嫌だ。」

などとリスクばかりを思い、躊躇する自分がいたと思います。


が、そういう発想自体が、傲慢だった

ということが、冷えとりを始めて心身共に温まって見ると、よく分かるようになっていました。もう人の批判もあまりしなくなっていた私は、人から批判されるかも?というリスクもだいぶ気にならなくなっていたのです。

「せっかくいただいたお話、ありがたく受けて、挑戦させていただこう。」と思えました。

何より、編み物を誰かに教えるのは「面白そう」という心の反応がありました。


主婦になって、家事の他に、手芸、石けん作り、パン作りなどに挑戦してきて、

「出来なかったことが出来るようになる」

という小さな喜びが、どれだけ生活に潤いを与えてくれるか? ということを実感していたので、

自分のワークショップでも、「1本の糸からコースターが編めた!凄い!」という感動や、「苦手だと思ってたのに出来た!」という小さな成功体験を味わってもらえたらいいな!と想像して、生活をますます楽しいものにしていくお手伝いが出来るかも!誰かの役に立てるかも! というワクワク感がありました。


そうして初心者さんが、楽しく気軽に編み物を始められる最初の一歩の講座として、友達にも相談にのってもらいながら内容を考え、色々と試作して、2007年11月に「はじめての編み物講座」というワークショップを初開催させていただきました。



さらに降って湧く話

mf collection galleryさんでの初ワークショップがとても楽しく終了すると、その直後に出会ったお店の常連さんと意気投合して、出会ったその場で、「手創り市というハンドメイドのイベントに一緒に出展しませんか?」と誘っていただきました。

ワークショップ講師も降って湧いた話なら、イベント出展も降って湧いたような話!驚きつつも、出展することを想像すると、やはりとても楽しそうだったので、ご一緒させていただくことにし、せっせと出展品を作り始めました。


2007年11月に、かぎ針編みワークショップを初開催した後、2008年1月に、雑司が谷のハンドメイドイベント「手創り市」に初出展しました。


石けんや編み物の小物を作って並べると、たくさんの知り合いが足を運んでくれて大興奮!

出展することをブログで報告し、そのために作った作品の画像などもせっせとアップしていたので、それを見た人が応援に来てくれたのでした。

「友達が初めてイベントに出る」ということを、何だか一緒に面白がってくれてるようでとても嬉しかったです。

加えて、初対面のお客様とも「ハンドメイドが好き」という共通項でワイワイおしゃべりが盛り上がり、あっという間に一日が終わりました。


何を作って並べようかな~?ディスプレイはどんな感じにしようかな~?と考える準備の期間も、当日もすごく楽しくて、2008年は計3回手創り市に出展しました。そういうイベントに出展する人は、「ハンドメイド作家として有名になる」ということを目標にしている人も多いと思いますが、私は作家というよりも「店屋さんごっこ」という感じが面白くて、純粋に楽しんでいました。


mf collection galleryさんでの編み物ワークショップ(ニットカフェ)は、その後も不定期で、ちょこちょこと開催させていただくようになりました。常連さんと仲良くなったりして、当日楽しいのはもちろん、素敵なオーナーさんと 「打ち合わせという名のお茶」 をするのも、とても楽しくて癒しの時間でした。


そんなハンドメイド活動が盛り上がっている私を見て、別のお友達が、当時まだオープンしたばかりだった東大宮のヒーリングショップ、スマイルシェアさんを紹介してくれました。


当時のスマイルシェアさんは、レイキヒーリングと、ナチュラルな手作り小物の雑貨屋さんでした。

「ハンドメイドの雑貨を納品してくれる人、誰かいないかな?って言われたの。komoちゃんも納品したら?」という話でした。


お店に足を運んでオーナー夫妻に会い、お話しして、リネン糸のコースターや、オーガニックコットンのベビーシューズなど、スマイルシェアさんの雰囲気に合う天然素材のシンプルな小物を作って、少しずつ納品させていただくようになりました。

そして、その後、スマイルシェアさんでもカギ針編みワークショップを開催するようになっていきました。


こうして2007年から2008年は、冷えとりに本格的に取り組み、それまで溜まっていた心と体の毒が抜けて、部屋の荷物も整理して、新しい素敵な出会いやエネルギーが流れてきた年となりました。


そして、こうやってハンドメイド活動が活発になっていくのと同時進行で、もうひとつ盛り上がってきたものがありました。

それまでの人生では全く無縁だったスピリチュアルな世界です。



7、に続きます。少しでも「読んでよかった」「続きが聞きたい」と感じられたらボタンをクリックしてただけると嬉しいです♪ ありがとうございます♪

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