…ビジネスは巧みに人の心理のしくみ
を利用しています。
…価値を提供する側、受ける側の
自尊心の状態で、感じ方…満足感が
変わって来ます!
ネットビジネスをきっかけに、
価値を生み出せる自分を感じたい、
…自信をつけたいという人が多い中、
残念ながら逆に社会を避けるように
なってしまう方も多いです。
…そうならないための情報です。
1)ネットビジネスで泣く人
前篇では、コミュニティという環境の
中で、
商材をされる側(お客さん)が、
提供される側に対しての恩義から、
その商材や提供者を口コミで紹介する
などの宣伝をすること、
商材の習得レベル毎に与えられる
資格制度(有料)を取得することや、
商材提供者同様のサービスを行う為の
資格制度や、その教材として商材を
販売する事で、
商材を提供される側は、自分の能力なり
実力を向上させるというメリットを得て、
商材提供者側は、商材の拡販が行える
というメリット…
よく言われるWin-Winの関係を築ける
…ところまで説明しました。
…しかし現実を見ていると残念ながら
『そうではない』場合があります。
それは、こうした商材に資産を出して
コミュニティーに参加しても、
”幸せ”になれなかった人の存在です。
むしろ、”前の状態”より悪くなる…
…例えば社会を酒、引き込んで
しまうとか。
商材を何かの目的のために購入しても
その目的が果たせなかった場合です。
・商材を購入した(お金を無駄にした)
・コミュニティーで時間やエネルギーを
使った(時間、エネルギーの浪費)
…でも期待した効果が得られない場合、
人はどんなふうになるのでしょうか。
・購入して損したという罪悪感
・自分の購入への判断ミスへの
罪悪感
・商材でも目的達成が出来なかった
という悲しさ
・他人比で自分は劣っているのでは
という自分への猜疑心と悲しさ
・やっぱりダメなんだ…という、
自分への信頼感を失う、低下させる事
・こんなに尽くしたのに(お金、時間、
エネルギー)見返りが無い、期待した
事、モノが返ってこないという悲しさ
…が心の中に生まれ始めます。
しかし、おそらく、それは、未だ
「小さな」状態で…。

しかし、この悲しさや怖さは、
脳の生命維持本能や、無意識にある
自己防衛システムにより、
…攻撃的、威嚇的、自己防衛的な
態度へと変換されます。
例えば
・クレームを出す。私は被害者だ!
商材やメンバーのせいで□□という
被害に遭ったと主張する。
・クレームを拡散させる、
悪評を立てる
・コミュニティー内で他の人を評価、
否定したり、攻撃をしかける
…という破壊行動…。
それらは、人間関係や信頼性を破壊…
失わせます。
しかし、破壊活動は更に続きます。
…人間関係や信頼性を破壊した後、
・孤立すること、孤独になること
・自分のした事への罪悪感、
自責の念、後悔
・今度は自分が仕返しされるのでは、
という恐れ、あるいは、実際に
仕返しに遭った事への恐れ
…が、生まれます。
これらも最初は「小さく」生まれ
ますが、
これらの悲しさや怖さは、脳の
生命維持本能や、無意識にある
自己防衛システムにより、
再び…攻撃的、威嚇的、自己防衛的な
態度へと増強されるかのように変わり、
…更なる破壊行動へと変換されます。
その矛先は…自分。
自分を責め立てたり、傷つけたり…。
自分を攻撃する事で無意識下に
悲しみ、恐れが生じ、それが、また
変換されて
…攻撃的、威嚇的、自己防衛
(頑なな態度)となり、
…悪循環し始めます。
その結果、いわゆる「引きこもり」
になったり、

…その苦しみから逃れたくて、
アルコールや薬、異性や買い物、
ギャンブルなどに手を出したり、
身内や自分の親しい人を巻き込んで
…悪循環に「はまる」事になります。
…何か問題や課題を克服するはず…
よりよく自分が変わったり、
社会でのよりよい状態になるはずが、
…逆に自分を責め、社会から遠ざかる
事になってしまう…
そんなケースを幾つも見てきました。
…ネットビジネスの中で、恩恵を
受ける人と、こうして逆に被害的な
問題を抱える人の違いは、
どこにあるのでしょうか。
…そう、それは、最初のスイッチ、
…物事を見聞きした時の
「解釈の癖」と「解釈結果への判断」
…そして
「商材への期待やその期待の前提」
の違いにあると考えます。
2)明暗を分けるもの
…ネットビジネスで笑う人、泣く人の
原因は大きく分けて、
1)商材やコミュニティー環境、
支援の悪さ(商材に問題がある)
2)購入者の商材に対する期待と
実際の商材とのギャップの大きさ
3)本人が商材の内容、不満、
助言について問い合わせできない、
4)商材内容を実行できない
5)本人の物事を見聞きした時の
解釈クセ
6)4)5)に対してネガティブに
とっては、自分を責めるクセ
…があります。
最初に
1)商材やコミュニティー環境、
支援の悪さ…ですが、

これは、何かの目的を果たす為の
商材が、実際に本人にとって役に
立たなかったり、
その事で、商材販売者や
コミュニティー内で相談しても、
相手にされないとか、個人の
対応能力のせいにされてしまう
場合です。
例えば、「行動できるようになる」
というマインドセットの情報商材が
提供されたとして、
しかしながら行動を妨げる部分に
関してなんの情報もなく、
根性論で何とかする!みたいな粗悪な
教材の場合がこれに当たるかも
知れません。
また商材提供側の実力、フォロー体制、
実際の指導能力、コミュニティーの
運営能力などが”粗悪”である場合も
です。
残念ながら、今でも相当の割合で、
こうした”粗悪”商材は存在して
いるようです。
こうした商材の場合は、口コミなどで
実績を見るとか、実際に成功した、
効果があった人の動きを追跡したり
(フェイスブックでフォローするとか)
…実際にメッセージを送って質問して
みるなどで、事前にある程度、
危機管理ができます。
…本当はコミュニティーの様子も
事前にわかるといいのですが、
多くの場合、非公開の場合が
多いです。
2)期待が大きすぎる悲劇
2)本人の商材に対する期待と
実際のギャップが大きすぎた…
商材の情報を見聞きした後、
商材の購入者が描いたイメージや
期待する内容と、実際の商材に
大きな差がある場合です。
例えば、英語でTOEICを700点取れ、
TOEICインストラクターになれる
とうふれこみの商材で、
購入者は、過去に他の幾つかの
商材を買っていたが、目標達成
できなかった
…とします。
そして、その商材なら今度こそ、
目的を果たせるはず!
…と具体的な根拠や商材のサービスの
差を確認すること無く、価格とか
口コミで安易に判断して購入した
…場合に起こりがちです。

もちろん、商材の説明が過剰な
場合もあります。
しかし残念ながら、
多くは、うまくいかない原因を
具体的に調べたりという、自分が
主体になっての要因解析が無く、
うまく行かなかったのは、
商材のせいとか、商材提供者の指導力
のせいという被害者意識、依存体質が
ある…
…場合が多いです。
…甘えとも言えます。
ある説では、幼少時に自分の要望が
叶わなかった…満たし尽くせなかった
という不満から、大人になっても
相手の自分に対する反応…
…期待を叶えてもらうことを求めて
いる場合が多いです。
…そして期待は、叶えばいいのですが、
もし、叶わなければ…
自分は期待を叶えて貰えなかった、
自分は期待を叶えてもらえるほど
大事にされなかった…
…自分には大事にされる価値がない
…という自分の存在価値を疑うような
悲しさ、怖さが生じます。
その悲しさ、怖さが、反転形成※され、
クレームやトラブルメーカーへと
繋がっていきます。
3)自分の気持ちを素直に言えない悲劇
次に3)本人が商材の内容、不満、
助言について問い合わせできない、
あるいは、商材内容を実行できない
(何かにブロックされてしまう)
…場合についてです。
商材に対し、分からないことが
あったり、不満があったとします。
その事を素直に聞けない、助けを
求められない場合があります。
商材提供者に、何と思われるか…
…他人様の評価を気にする場合です。
怖さがあります。

…こんな事を聞いたら、きっと
馬鹿だと思われる…
…わたしだけかも…
…質問をして迷惑をかけるのが
怖い…
そして、そんな素直に問い合わせが
出来ない自分、
また、商材の内容が理解出来ない、
分からない部分がある自分に対し
罪悪感をもってしまいます。
そして更に、現実問題として
・問題が片付かない
・目標達成に近づけない
…という悲しさ、怖さが生じます。
これらの複数の悲しさが重なり、
混乱も加わって、悲しさ、怖さが
強化され、
…落ち込んでしまって活動を停止
したり、

反転形成で、怒り、イライラ、
攻撃的、威嚇的な態度となり、
当初の商材を購入した目的などを
忘れてしまうほど冷静さを失い、
…破壊活動をしてしまいます。
…クレーマーになってしまう場合も
あります。

この場合は、不満を言えない、不明点
を聞くことが出来ないという、
…商材を購入した人の持っている、
「ハンディキャップ」が悲しさ、
怖さを生じさせ問題を引き起こした
事になります。
…ですので、コミュニティで、よほど
商材購入者を支援してくれる人や、
よく気にかけて、進捗状況をフォロー
してくれる商材提供者で無い限り、
問題が生じることになります。
しかし実際は購入者の「自己責任」
という形で最低限のサポートの体制
しか取られなかったり、
コミュニティのメンバーも、
自分の事で精一杯で他のメンバーに
親身に支援や心配できる事ない場合
が多いのが現状です。
…これって今の学校もそうかも…
ふと書いてて思いました。
本人のハンディキャップや、
それを補えない環境が組み合わさる
と、問題が生じてしまうと言うこと
です。
4)実行できない悲劇
次に
4)商材内容を実行できない
(何かにブロックされてしまう)
について書きます。
人は誰でもこれまでの経験から、
自分を守るため、あるいは愛情を
得る為に、自己防衛システムを持って
います。

皆さんは、例えば100Mの高い崖から
飛び降れますか?
…焚き火の中に手を突っ込む事が
できますか?
…自分に向かって速い速度で何かが
飛んできたら、目をつぶりませんか?
…これらの事は仮に実験して怪我しても
保証できかねますのでご注意を…
これらは、動物的な反射や過去の
不具合を繰り返さないように…
自分を守るために、怖いなどの感情で
自分の行動を止めたり、
脳の思考を超えて反射的に体の筋肉が
動くシステムです。
それと同じように、これまでの経験で
ひどい目にあったり、それをしないと
愛されないという怖い経験をすると、
…無意識に、その行動ができなく
なったり、逆に、頭では、した方が
いいと分かっているのに、出来ない
…場合があります。
トラウマ、パニック障害もこのしくみ
に関係しています。
これは、商材で
「こうやれば、うまくいくよ」
…という方法の文言や、その言葉を
聞いた時に購入者が頭に抱いた
イメージが、
購入者が個人的に持っている
「自己防衛システム」の
鍵として働き、実行を止めて
しまうのです。
…心のブロックなどとも呼ばれ
ますね。
その結果、「実行できなかった」
という事実は、
実際に出来なかった人にとっては、
広く悲しみ、恐れを増幅させる
ようです。
・商材で希望が叶うはず…という
期待が叶わなかった悲しさ、
・過去同様失敗した事で、また
駄目だったという悲しさ、
・周りの人の応援に答えられ
なかったという悲しさ
・何度も失敗する自分に対しての
情けなさから来る悲しさ
…が複雑にからみ合って悲しさを
強化し
それが反転形成され、威嚇、攻撃的な
態度となり、

それが商材発売者やコミュニティの仲間
へ怒り、クレームと言う形で、
これまで築いた信用や人間関係を破壊
したり、
自分に対し、自己嫌悪、後悔、罪悪感
という形で破壊したり

その”破壊活動”の結果の孤独や、
居場所を失った悲しさ、罪悪感から、
再び、悲しさ、怖さが強化されて
破壊活動へ…と悪循環していく事に
なります。

5)物事の解釈クセによる悲劇
次に5)本人の物事を見聞きした時の
解釈クセについて書きます。
…ネットビジネス関係の商材を手に
入れて、同じく商材を手に入れた仲間と
交流したり、経過報告をしたり、
時には、相談をしては、仲間から
回答を貰える場合があります。
よくあるのは、発言者は、相手に
悪意が合ったり、嫌がらせする
つもりが無いのに、
その発言に傷ついたり、怒り、
破壊行動をしてしまう場合です。
幾つか、例を書いてみます。
・書いたコメントへの反応が無い、
あるいは他人比で短いとか、
内容に思いやりが無いと感じる
…これは他人比で比べる傾向が
あることと、それに劣ると、
自分が嫌われているとか、
存在価値が無いと感じてしまう
クセを持っている場合や、
「期待(こうであって欲しい)」
が、ある場合に問題になります。
・相談した内容への回答が
期待はずれ、あるいは、
自分の不備を指摘されたり、
自分が否定されたと感じて
しまう…
…相談と言いながらも、自分の中に
ある程度の方向を持っていて、
背中を押してもらいたい等の
目的で相談する場合があります。
秘めた自分の案が肯定されない
場合、自分は否定されたとか、
自分には、能力がないと思い込む
場合があります。
また、相談の結果、質問とか
肯定されない意見とか助言が
あると、自分の相談内容が、
否定されたとか、レベルが低い
とか、周りに迷惑をかけたと
思い込んでしまう場合です。

いずれも、自尊心の低さから
来る、自分への自信の無さ、
周りへの信頼感の薄さ、
(自分を信じれない人は、
他人を信じれないものです)
自分の存在価値、意義を感じ
にくいという傾向から来ている
場合が多いです。
ここで問題なのは、自尊心の
低さを本人が過去の経験で
散々苦しんできているはずなのに
未だに、自覚がない、あるいは、
自覚があっても対処をしていない
場合です。
自尊心の低いままでチャレンジを
して、また傷ついたり、失敗すると、
…自尊心を更に下げてしまい、
再挑戦に時間がかかります。
…ですので、商材のプログラム内で
手厚い自尊心向上のケアが
ある場合は別にして、
殆どは「自己責任」ですので、
もし自尊心の低さに自覚があるなら、
事前に商材販売者に確認したり、
自尊心向上のカウンセリングや
ヒーリング、自己啓発等を
試してみることも、
自尊心を更に下げない為には
必要だと考えます。
6)自分を責める人の悲劇
次に6)実行できなかった事、
自分の解釈した結果に対して
ネガティブに判断しては、
自分を責める場合について書いて
みます。
もし皆さんが商材内容を実行
できなかったという場合、
その事に対し、どう思いますか。
仮に
・商材が合わなかった
・商材の説明が分かりにくかった
…という場合、その思った後に、
どんな、行動を取りますか。
例えば、
・商材が合わないなら、
違う商材を探そう、未然に同じ問題を
防ぐ為の商材の探し方を検討して
おこう
・商材の説明が分かりにくいなら、
商材の販売者に感想を書こう、
他の人に見せて、説明してもらおう、
助けてもらおうとか、
…その他にもいろんな行動
(アクション)があると思います。
さらに、物事への解釈クセに関しても
・書いたコメントへの反応が
無い、あるいは他人比で短いとか、
内容に思いやりが無いと感じて
しまう場合、
その人に対し、無視したり、攻撃、
威嚇する態度を取ったり、
ブロックする
・相談した内容への回答が
期待はずれ、あるいは、自分の
不備を指摘されたり、自分が
否定されたと感じてしまう場合
でも、
…その人と距離を取る、相手の
揚げ足を取るなど仕返しをする、
…影口を言う

等、別な行動が選択できます。
これも、人それぞれです。
それらに対し今回取り上げているのは、
・できなかったこと、失敗したこと
・自分の解釈のクセ
…に対し、自分が悪い、自分のせい、
自己責任と感じて
…自分を責めたり、攻撃してしまう
場合です。

先の例では、商材や自分の選び方、
その販売者のせいにして、
選び方や事前問い合わせ等の
再発防止を考えたりするという
行動や、
自分の解釈結果に基づき、他人様への
無視、距離を取る、攻撃という態度を
取る傾向を説明しました。
…それに対し、
起きたことは全て自分のせいと責任を
認めるだけで無く、自分を批判、否定
してしまう…。
商品を選べなかったのは、私のセンス
が悪いからだ、私のせいでまた、
損した、私が愚かだった、アホだった…
…と感じては、自己嫌悪とか罪悪感を
感じて、自己完結してしまう場合が
あります。

この場合の傾向の特徴は、出来事から、
何も学ぶこと無く、また、次に
活かそうとできず、ただ、ひたすら、
自分を攻撃してしまうことです。
まるで自分を攻撃することで、
何か安心とか心地よい状態に
浸っているかのように、
理性的ではない、感情の渦に
はまってしまいます。
その結果、悲しさ、怖さが増強され、
脳が形成反転し、攻撃的、威嚇的な
態度にしてしまい、
心配する人にも難くなな態度を
とったり、拒否したり、非難したり
という破壊行為に出てしまい、
その行為にまた、恐怖、悲しさを
覚え、反転形成し悪循環になって
しまう…。
その結果、再び挑戦するまでの
時間が長くなったりしてしまいます。
その根本の理由は、自尊心の低さに
あり、自尊心の向上の条件…
・安全基地が備わっていること
(その場に行けば、否定される
こと無く、肯定され応援され、
支えられる場所であること)
・挑戦しては小さな成果を自他共に
評価し、自信につなげる事ができる事
・自分の解釈クセを知り、必要で
あれば改善しておくこと
(論理療法とかABC理論、NLP等)
・解釈→感じる→行動
のアクションに問題があるようで
あれば、各アクション毎で断ち切る
(つなげない)訓練をすること
あるいは、ネガティブに受け止める
事自体を、許し、受け止めること、
あるいは、予め、自分で確保したり、
改善しておかないと、
…今回紹介したトラブルを招く事に
なる…と考えます。
ですので、
ネットビジネスに挑むなど、
せっかくの挑戦の機会や
資源(お金、時間など)を有意義に
活かす為には、…自尊心の低さの
度合いについて自己チェックし、
対策しておくことを提案します。
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自虐女子:

