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15/4/23

うつ病が人生をめちゃくちゃにし、最高のものに変えてくれた話『第1回』

Image by Olia Gozha


まさか

こんなことになるなんて

 

思いもしなかった・・・

 

 

 

もちろん、努力した結果とは言え

運良く入れたそこは大企業で

 

給料もそこそこ良くて

世間体も申し分ないはずだった

  

 

   

しかし

 

 

間違いなくこの時が

人生のどん底だった

  

 

 

仕事をしてもミスばかり、

 

コミュニュケーションが上手くとれず

職場では孤立・・・

  

本音を言える友達もいなかった

  

  

  

なんのために働いているのか

   

  

 

なんのために生きているのか



分からなかった

 

  


大企業で働けていても幸せじゃない

   

 

貯金があっても幸せじゃない

 

 

 

帰る家があって

 

 

ご飯も普通に出てくる 

  

  

服は勝手に洗濯されてて

 

 

あったかいお風呂にも入れるし

 


ふかふかの布団で寝ることもできる

 

  

 

それだけでじゅうぶん幸せじゃないか

 

  


そう思うだろうか?

 

 

 

 

確かに、世界を見渡せば

 

 

自分の悩みなんかちっぽけで

 

どうってことないようなもの

 

なのかもしれない

 

 

  

だけど、そんな

 

 

どうってことないような悩みが

 

 

この時の僕には

 

どうしようもなく

 

大きく感じられた

 

 

 

 

仕事にやる気が持てず

 

 

何度聞いても覚えられない 

  

 

何度も同じミスをする

 

  

人と上手く話せない

 

  

 

それなのに

 

 

居眠りばかりしていた

 

 

したくてしてたわけじゃないけど 

   

仕事のこととなると 

どうしようもなく眠くなって

しまうのだった 

 

 

周りから見れば

 

どうしようもないクズ

 

  

そんなふうに見られても

不思議ではなかったし

 

  

実際に、そう見られていた

 

 

そんな自分のことを

ダメなやつだと責めていた 

  

  

どうしようもないやつだと。

 

   

 

「自分なんか生きてても

 しょうがないんじゃないか?」

  

  

そんなふうに考えることも

少なくなかった

  

 

 

毎日ミスして、毎日怒られ

毎日同じことの繰り返し・・・  

 

 

こんな辛い人生ならば

 

いっそのこと終わらせてしまおうか

 

 

と、試みたこともあったが

 

それは未遂に終わった

  

  

 

この時の毎日は本当に辛かったし

良い記憶は一つもない

  

 

 

ただ、この時の

 

”うつ病という経験”が

  

今はすごく役に立っている

 

 

というか、結果的に

そうなっている

 

  

というのも

 

これをきっかけに

 

自分の人生というものを

 

深く考えることができたし

(今でも考えるようにしてる)

 

 

さまざまな改善を

  

もたらしてくれたからだ

 

 

 

 

考え方、思考パターン、感情、

 

哲学、スピリチュアル、魂、自然、宇宙、

 

健康、食事、睡眠、運動、

  

コミュニュケーション、記憶術、

 

心理操作、読心術

 

 

 

大きく分けると



心の健康

  

体の健康

 

 

この2つだが、



うつ病を治すためにしたことが

   

 

 

今のコーチングにつながっている

 

 

 

そして、あの時と比べると

 

 

信じられないほど

 

 

毎日が楽しい

 

 

  

 

人生どうなるか

 

分からないものだ

 

  

そう思うし

 

 

 

人はどうとでも

 

 

変わっていける可能性があるのだな、と

 

 

身をもって、実感している

 

 

 

まさか、こんなことになるなんて

 

 

あの時は思いもしなかった・・・

  

 

 

 

 

 

(つづく)

 

 

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