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15/4/24

30代半ばのオッサンが起業した話 第3話

Image by Olia Gozha



当時勤めていた会社も753シーズンになって忙しくなってきた。

ウッドパネルの注文も台紙の注文も山のようにあった。

土日の撮影も昼飯が食えればラッキー位の忙しさ。


休日は休日で、自分の会社の仕事。

co.jpドメインを取得してコーポレートサイトを開設した。

果たして誰かの目にとまるのだろうか?と思いつつ。

その他にも会社名を商標登録した。


さて、会社は何を本業にやっていこうか。実は明確に決めていなかったのである。

休日にサンデープログラミングをしていたとはいえ、実業務では1年位プログラミングをしていなかったし。

WEBサイト位なら作れるだろ、ってことでWEBサイトの受託開発をメインの事業にした。


会社で売上を上げるにはどうしたら良いのだろうか?
色々ネットで調べてみるも、胡散臭い情報商材のようなサイトがヒットするだけ。

ならば逆転の発想

受託会社はどうしたら潰れるのだろうか?
これだと何件かヒットした。

受託会社は『仕事が取れなくて』潰れるのである。当然と言えば当然だが。


ってことで直近の目標は『先ずは受託案件を受注すること!』


それと並行して、年賀状を引っ張り出してきて、目ぼしい人(会社経営者、個人事業主)をピックアップ。

片っ端から電話を掛けた。

こちらは2件ほど仕事が取れた。そのうち1件は今でも継続的に仕事を頂いている。


タウンページを引っ張りだして営業電話もした。

割と自信はあったが、何件も冷たく切られて気持ちがめげた。

これはフォトスタジオでのセールスでも感じていたことだけど、買わない人にいくら営業をかけても買わないのである。

営業電話は、この日でやめた


WEBサイトを作ろうと思った人が、どういう行動を取るか?ということを考えてみた。

周りの人に聞くかサイトで検索するかだろう。

だから弊社のコーポレートサイトが検索上位に表示されることを考えた。世に言うSEO対策。

でもそんなにお金もかけられない。


実際に検索してみると仕事マッチングサイトがほぼ上位に表示されている。

そこで片っ端から仕事マッチングサイトに弊社の情報を載せてもらった


その後、この戦略が見事に当たって初の受注を獲得するのである。

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Image by Jukka Aalho

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